えっ!かさ上げ!?
レンジファインダー・ニコン、SP/S3用のカメラケース、上側だけです。
今回、上側しかないので、これだけで話を進めます、すみません。
上の画像、何で定規を当てているのかというと、ケースの内側、この定規の位置あたりから上側は、上げ底じゃないなぁ、上げ蓋?みたいになっていて、クッションを詰めて成形された状態になっているのです。
随分と無駄なスペースの様な気がしますよね。ケース自体の高さがふた回りくらい高くなってしまってるわけです。
ここにないのですが、ケースの底側も実は分厚いんです。
底ケースって、カメラの三脚穴にねじ込んでケースを固定するネジが飛び出しているのが普通なんですが、ニコンSP/S3用底ケースって、ネジのある中央部分は窪んでるけど、その両サイドはえらく出っ張っているんですよね。ここでも、カメラの底面から15㎜くらいは優に出ている。
こういうケースの作りって、カメラが高級品の時代に大切なカメラを万が一の落下から保護するためだったんでしょうか、または、ケース自体を大きく立派に見せるためだったんでしょうか。両方かもしれませんけど。
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