カメラボディには普通、メーカー名と機種名くらいしか記されていないもの。
「Nikon」「F3」とか、「Canon」「F-1」とか、「Minolta」「XD」とか、「PENTAX」「SPOTMATIC」など。
まぁ、それなりに例外もあって、「ERNST LEITZ GMBH WETZLAR GERMANY」とか長々と記されていたり、メーカー名だけで機種名が記されてないものもあります。
でも、上のキヤノンT50のように、「PROGRAMMED AUTOMATION/AUTOMATIC FILM TRANSPORT」と、性能を謳っているのは珍しいかと思います。
冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなど家電品には、性能を謳うシールが本体に貼られていたりしますよね。でも、あれだって、シールですからねぇ。あっ、コンパクトデジカメならあるか、、、こういうシール。
キヤノンのTシリーズには、機種ごとにそれぞれ謳い文句が英語で記されています。幸い英語で記されているからか、我々日本人にはマークのひとつみたいに見えて気にならないのかもしれませんけどね。。。
英語でなくて日本語で記されていたら、T50の場合は「プログラムAE機能」「自動巻上げ機構」とかペンタ部分に表示されるわけですから、ビックリですよねぇ(笑)。
ちなみに、T70は「MULTIPLE PROGRAM AE/DUAL METERING SYSTEM」、T80は「AUTO FOCUS SYSTEM/PICTURE SELECTOR」、T90は「MULTIPLE METERING SYSTEM/COMPUTERIZED 3 MOTOR CONTROL」って、記されています。
さて、このT50。当時は「オートマン」という愛称で呼ばれていました。
先日話題にした過渡期のマニュアルフォーカスフィルム一眼です。ピント合わせ以外は、カメラがやってくれるのですが、じゃあ、自分で露出を決めようとするとマニュアル操作が出来ないので、ますますマニア受けしない感じなんですよね。
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