ライカの赤印
ライカの赤丸については、ずいぶん前に話題にしたことがありました。その時は赤いロゴマークについてでしたが、今回は一眼レフボディのレンズマウント部にある赤印について。
ニコンやミノルタ、ペンタックスなど他メーカーの一眼レフの多くは、レンズ着脱ボタンと、レンズ着脱指標とは別になっていて、指標の方が赤い印などになっています。着脱指標とは、ボディ側にある赤い印とレンズ側の赤い印の位置を合わせて装着する~という指標です。
ところが、ライカの一眼レフは、着脱ボタンが指標も兼ねているのです(M型ライカも同様)。今まで気にしたことなかったのですが、この他メーカーとの違いというか、こだわりに何か意味があるのかどうかは不明です。
さて、ライカ一眼レフのレンズ着脱ボタンは、機種によって形状が違うものの、何らかのデザインで赤い印になっています。
ここにある3機種はすべて違っています。画像内で左のライカフレックスSL2は、丸い着脱ボタンの中心部分が丸い赤印、中央のライカフレックスSLは、着脱ボタン全体が赤いボタン、右のライカR5は、着脱ボタンに赤い線が入ってます。大まかな確認の結果ですが、R7までは何らかの形で着脱ボタンに赤い印が入っているようです。
さらに一つ余計なことですが、中央のライカフレックスSLの着脱ボタンの質感が、どうもライカっぽくないのが気になりました。左右の2台のように金属部品ではなくてプラスチックっぽくて、恐れずに言えば「ちゃっちい」、なんだか、ここだけ見るとトイカメラちっくなのです。
*すべてのSLがこのボタンではないようで、製造年代によって別の形状のものもあるようです。