恒例というか、すっかり義務?になってしまった感のある、カメラ雑誌各誌チェック。誰に頼まれたわけでもなく、勝手に自分でやっているのですが。。。本日20日が2月号の発売日です。
まずはアサヒカメラ。写真より、モノ好きな人が喜びそうな特集が多かったです。「魅惑の50ミリ標準レンズ」や「MFニッコール50ミリレンズの描写力」、「キヤノンF-1×EOS-1DsMarkⅢ」は作例をまじえながら、比較したり論じたりしています。
でも、今回私が気になったのは「徹底研究写真のタテとヨコ」でした。たまたま、昨年末にある人との話の中で、いいタテ写真を撮れる人は腕がある・・・みたいな話を聞いたばかりだったのでタイムリーだったこともあります。特集では思想や表現力にまで話が及ぶので難しくなってしまい、私がここで論じるレベルではなくなってしまうのですが、文中で「最近は、タテ写真を撮る人がめっきり少なくなってしまった。特に若者の写真がそうだ」とも書かれているように、改めてタテ・ヨコを考えるいいキッカケになるかもしれませんよ。
次に日本カメラ。「おこづかいカメラ大捜索!!」が約30ページの大ボリュームで特集されてます。こういう企画にデジカメの中古も取り上げられるようになり、そういう時代なのだなぁ・・・と思いましたが、デジイチ向けのオールドレンズや、中古の王道!?フィルムカメラの方のボリュームの方が大きく一安心。
特集の最後には「中古専門店はカメラという工業文化遺産を次世代に引き渡す大切な役目を担っている」「カメラ店から文化遺産を引き継ぐことも我々カメラファンが果たすべき姿勢」と語られ、「カメラをドンドン買うべし」と結ばれています。まさに、その通りです・・・。
月刊カメラマン。寒さ厳しき折、「プロ仕様で完全防寒 冬の撮影スタイルコレクション’09」は6人のプロカメラマンの防寒グッズが紹介されていて参考になりそうです。しかし、完全防備(防寒)すると、見た目は意外とスゴイ感じです。。。
それと、「おおっ!」と思ったのが124ページ。札幌の大倉山ジャンプ競技場からの札幌市街の夜景。特集自体は「ジャンル別フォト講座のスポーツを撮ろう!」なんですが、いやいや、ジャンプ選手からこんな夜景が見えているんだぁ!とビックリしますよ、きっと。
最後に今月一番の目玉は、各誌ともその裏表紙(業界では「表4」というんですね)。「フィルムだから。」というキャッチコピーの広告が出ています。フジの「GF670プロフェッショナル」がいよいよ動き出しました。まだ「近日発売」と書かれただけですが。