我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2009年1月15日 (木)

アルパの三脚

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先日、とあるお客さんが持ち込まれた三脚と雲台です。

雲台はARCA SWISS製の大型自由雲台。昨年、我楽多屋にも1~2度同種のモノを並べたことがありますが、一般的には珍しいもの。

それよりなにより、三脚が珍しい!同じくスイスのアルパ製。アルパといえば、こだわりの強いカメラを製造するメーカー。詳細はwikipedhiaあたりを参考にしてください。

このアルパの三脚、異色なデザイン・機構に魅力があります。すらりとした黒い脚と、まるでワイヤーのような銀の細めのステーが繊細な佇まいを見せています。雲台を載せる台座の下の部分を回すと、三本の脚が同時にスルスルと伸びてくるあたりは、三脚を設置する際に、一本ずつ脚を伸ばさなくて済むので、とても機能的。脚の付け根の赤いレバーで一本ずつの伸縮・微調整ももちろん可能。

画像でARCA SWISS製の雲台と組み合わせているのは、少々頭でっかちな感はあるのだけど、三脚側の台座と雲台の底面が見事に同サイズだったため。で、アンバランスついでにヤシカのコンパクトカメラを載せてみました。でも、カメラの丸めなデザインが何故だか、マッチしていませんか!?

珍しい三脚だけれども、必ずしも市場性が高いものでもないので・・・などと持ち込まれたお客さんといろいろとお話をさせていただくうちに、お客さんが「三脚はアルパに詳しい長徳先生に差し上げていただくわけには・・・」と言われました。それは良い考えだと思い、お預かりすることにしました。

で、うっかり失念していて後から発覚したのですが、「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」(東京キララ社発行)にこの三脚が取り上げられていました!ということは、さすが、長徳先生!すでに所有されているということ。

念のため、書籍版「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」には、我楽多屋(うちの店)でお買い上げいただいた品物以外にも、長徳先生所蔵のがらくた系アクセサリーが紹介されています。アルパの三脚は多分、そちらに属するかと。

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