銀塩親子から銀塩一家へ
以前紹介した銀塩親子のお父様から、こんなお話をうかがいました。
デジタル一眼を使っていた奥様から「フィルムの方が面白そう」という申し出があり、ご自身のコレクションの中からコンタックスの一眼を手渡したとのこと。しかし、大切なコレクションの一品なのでご自身が落ち着かないのと、奥様にはボディーの大きさも気になったとのことで、先日、ペンタックスMEの50ミリF1.7付美品をお買い上げいただきました。
さらに、下の息子さん(小学校2年生)からは、上の息子さん(小学校6年生)に与えたペンタックスESⅡの影響で「自分も撮りたい!」との申し出があり、ネットで購入したペンタックスES(だったかな・・・?)を与えたとのこと。
で、週末には一家4人揃って、フィルムカメラをたすき掛けにして、地元の公園や都内の名所へ撮影に出掛けているらしいです。油断すると子供たち(特に下のお子さん)はシャッターを切りまくるので、撮影データをメモさせたりしながら、フィルムの無駄使いと写真技術向上にもお父様は気を遣っているようです。現像後は気に入ったカットを選んでアルバムに残すこともしているそうで、私としては、カメラ業界にとって鏡のようなこのご一家をもっともっと取材させていただきたい気持ちです。
本当に微笑ましい光景が想像できますが、お父様はすでに「いつまで子供が一緒に出掛けてくれるか。。。」という心配もしてるようです。