本当に面白いもので、似たようなネタになるものが続いて現れます。
数日前に話題にした「NEOPAN SS」の空き缶。今度は随分と大きさが違いますが「ECOH 8」用フィルムの空き缶です。
はじめはあまりにも缶が小さいので、貼られたラベルと缶は別物なんじゃないか?と疑っていました。
が、検索していたら~同じ缶に同じラベルが貼られている画像を見つけたので、これでまず間違いないのだろうと思います。
ECOH 8は、映画「ローマの休日」で小道具として使われたことで知られているライターの形をした超小型カメラ。いや、実際にライターとしても使えるので、ライター兼カメラなのか!?
1951年に鈴木光学から発売されました。8mm幅のフィルムを使用し、撮影フォーマット6mm×6mm、専用カートリッジを使用し20枚撮れます。
この缶にどういう包装で入っていたのかは不明ですがカートリッジごとではないと思うので、暗室での詰め替えが必要だったのかと思われます…。
ミハマシックスといえば、4年前に話題にした「ミハマシックス物語」を思い出します。
マニア以外にはあまり知られていないカメラですが、何故だか我楽多屋には案外とちょいちょい出て来ます。
今回出て来たのは「ミハマシックスS」というモデル。
オートマットでもセルフコッキングでも無いけど、距離計が連動するタイプです。50代半ばの私もそうなんですが、AF時代に育った人の中には目測だったり、距離計が付いていても連動していないと…かなり負担に思うのです(^^;)
この個体、シャッターもいい感じだし蛇腹に穴も無いので「これはイイね!」と思ったのですが、ヘリコイドが固着して動きません…。連動すべき接点の部分(赤い矢印の先)を指で動かすと、二重像はちゃんと動いてクッキリしているから、より残念。
「プラウベル」はもともとドイツのカメラメーカー(1902~)でしたが、1975年に「カメラのドイ」のドイグループに買収されました。
その後に作られたプラウベルマキナ67やW67はレンジファインダー式中判カメラとして、今なお人気を維持しています。
また、シフト撮影を可能にした「プラウベル69W プロシフト」(上の画像内で後方にあるカメラ)というかなり凝ったカメラも出していました。私がそのカメラの現物を間近に見たのは、過去に買取りアローカメラで買取った品物が業者へ流れていく一瞬の間に数回くらい。
では、今日何故このカメラを話題にしたのかというと~プラウベル69W プロシフト用のアクセサリーとして付属されていた「AR-1」というリングが単体で我楽多屋に入って来たからです。
「PLAUBEL」という刻印があったので「あれ?」と思って気付けた訳なんですが、それが無ければ...52mmから77mmへの単なるステップアップリングです。いや、実際にステップアップリングなんですけどね。
このリングがプラウベル69W プロシフト用として付属されていた理由は当時の資料によれば、「レンズのフィルター径は52mmとなっておりますが、シフトアオリ効果を最大限に発揮するためには、付属のアダプターリング(AR-1)を使用し、77mm径のフィルターを使用してください」とのことだったようです。
このリングだけが出て来るなんて「実に我楽多屋っぽい」と言われそう(^^)
52から77への普通のステップアップリングなら300円なんですが、これの値付けは考えものです。今までにも何度かありましたが、普通のメタルフード(ニコンあたりのに酷似)なのに「PULAUBEL」の刻印があるだけで、相場?が全然違ってきますからね…。
下の画像はPLAUBELのAR-1と、Kenkoのステップアップリング(全く同サイズのはなくて52→72)。
★本日23日は第4土曜日なので、午後2時より恒例の全品1割引きサービスを行ないます。
我楽多屋では中古の各種フィルターを扱っていますが、それぞれのフィルターの効果についてはあまり話題にしたことがありませんでした。
という今回も、NDフィルターの効果を話題にしたいわけではありません。
折角なのでいちおう簡単に説明をしておくと、NDフィルターはレンズに入る光の量を減らす効果のあるフィルターで、見た目はグレー系の色、濃さがいくつか存在します。
シャッター速度を遅くして流れる水を線状に見せたりするなど被写体をぶらす効果が得られたり、晴天時の屋外でも絞りを開いて被写界深度を浅くしたい時などに有効です。
さて、このNDフィルターは「ND-100000」という太陽撮影用に作られたもの。グレーというより真っ黒けで、天井の蛍光灯に向けても光は全く通しません。
試しに、最近は悪名高い!?(見えなくても良いレンズのゴミやカビ、クモリまで照らし出してしまうので>_<)LEDのペンライトを当ててみました。
凄いな…(笑)、わずかに光が見えました。
10日くらい前から「フジNEOPAN SS」の空き缶を店に並べています。裏面には使用期限だと思われる「1958-5」のスタンンプが押されています。
100フィート缶(画像内、小さい方の缶)というのは子供の頃によく見ましたし、今でも当時の空き缶は時々見かけます(まだ売っていますし)。あの缶の中には100ft(30.5m)の長尺フィルムが入っていて、暗室で切ってパトローネに詰め替えると、36枚撮りで17本分取れる長さのフィルムが入っていました。
では、100ft缶より径が三回りくらい大きい「フジNEOPAN SS」の缶には、どれほどの長尺が入っていたのだろう?と考えてしまいました。
が、缶の蓋をよく見たら「25 ROLLS」「36 EXPOSURES EACH」と記されているじゃないですか。ということは、36枚撮り分のロールが25本入っていたってことですよね。
ただし「DARK ROOM LOADING」とも記されているので、パトローネに入っていない状態。やはり、暗室でマガジンやパトローネに詰め替える必要があります。切る手間はいらないけども。実際、この缶の高さはパトローネの高さより少し低い(ちょうど時代考証が合ってそうなNEOPAN SSのパトローネがあったので並べてみました)。
そういえば、この缶が来る少し前にパトローネに入っていない状態のフィルムがアルミケースにパックされた状態のもあったんですよね。数人にお買上げいただきました。あの状態でこの缶に25本が入るのでしょう。
ロシアカメラのフェド。それ用のキャップに記されたこのマークは「FED」をキリル文字で表した「ФЭД」を模ったもの。
ちょいちょい見るマークなので、特に何とも思わなかったのですが…。汚れが蓄積している感じだったのでちょっと気合を入れて掃除をしているうちに、このFEDのマークがパッと見た時のイメージとは全然違うイメージに見えてきました。
あ~これ!漢字や有名人の顔なんかでもずーっと見ていると、似たような現象が起こることがあるやつだ。「ゲシュタルト崩壊」ってやつだと思います。
個人的には久しぶりに発生しました、この現象。疲れてんのかな??
★本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
AFニッコールの初期タイプでレンズ側にモーターが内蔵されておらず、ボディ側にあるモーターでAF動作を行なうレンズには、マウント面に「カップリング」(上の画像で赤い矢印の先)というものがあります。-(マイナス)ネジのような格好をしたカップリングをボディ側から回してフォーカシングをするのです。
先日、市場性の乏しい望遠ズームのAFニッコールが入荷してチェックを始めたら、レンズ単体の状態でフォーカスリングを回すと「キュルキュル」と嫌な音を発するのです。
レンズ内はそこそこ良い状態だし絞りも動いてるしボディに付けて動作チェックをしたら、ボディのレリーズボタンを半押ししてオートフォーカスを使用する分には「キュルキュル」と嫌な音を発しないので安心しました。
が、ボディから外して手で回すとやはり「キュルキュル」発するのです。このまま並べると、普通に使えるのに…この音がすごい欠点になるよなぁ。そうでなくても市場性乏しいのに…。
その後、特に意味なくカップリングをマイナスドライバーを使って何度か回してみたのです。そしたら~それ以後フォーカスリングを手で回しても「キュルキュル」発しなくなりました。
再発するかもしれませんし、ドライバーで回したのがどういう効果だったのか分かりませんが、とりあえずは少し安心しました。
レンズフィルターのブランドというと「ケンコー」か「マルミ」。長年この2社が幅を利かせていますよね。
時代をさかのぼると、「東芝」や「マツダ」「ワルツ」あたりもチラホラ見かけます。
ところで、画像のレンズフィルターには「S.M.C.C.」という刻印がされています。初めて見ました。
検索したら「三井住友カード」が「Sumitomo Mitsui Card Company,Limited」の略称で「S.M.C.C.」のようですけど、まさかこれのわけありません。
ここで想像を逞しくしていろいろ考えてみました。一番?なのは~「Sukoshi Maniac-na Camera Club」=『少しマニアックなカメラ倶楽部』でどうでしょう???我楽多屋の近辺にあっても良さそうな俱楽部です(笑)