★本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
「じゅん散歩」を見て知ったという人から、10日くらい前に一度お電話でお問合せをいただいていました。昨日、その人が栃木県からお越しくださいました。
ご持参いただいたのは上の画像のカメラなど、お父様のご遺品だそうです。
残念ながら、各々の中古市場における市場性が乏しく、またその状態も決して良いものではなく…業者によっては引き取りを拒むところもありそう…。事前の電話相談でその点はお客さんもおおよそご理解していらっしゃいました。でも、カメラ屋が現物を見て中には良いものもあるかもしれないので、一式持って来ていただいたのです。
結果は残念ながら…でしたが、僅かばかり値を付けさせていただきました。
ご遺品への思い入れもあって、なかなか手を付けられずにいたものの、長らく放置してしまったことへの後悔もあるそう。処分してしまうことなく、うちの店なら必要としている人のもとへ何とかしてくれるだろうと思われたのだそうです。そして、昨日ご上京された理由はお墓参りだそうで「今日がちょうど父の命日なんです」とのこと。
これは良い機会にお持ち込みくださいました。お父様もお喜びのことでしょう。必ずや、良い場所へ橋渡しをしたいと思います。
我楽多屋へカメラのネックストラップを買いに来られた人の反応で時々みるのは~。
「Canon」の文字を見て『オッ』と思って手に取っても、反対側に「EOS」の文字を見つけて『あ~ぁ』という反応で戻す人。
同様に「MINOLTA」の文字を見つけて『オッ』と思って手に取っても、反対側に「α」の文字を見つけて『あ~ぁ』という反応で戻す人。
それぞれに案外といらっしゃいます。
我楽多屋へストラップを探しに来られる人の多くは、EOSやαよりも前の世代のマニュアルフォーカスのカメラを使っている人が多いから、こういう反応になるのですね。
「PENTAX」や「OLYNPUS」のストラップを探しに来られた場合は、もともとこの2社のブランドネーム入りのネックストラップが少ないので、『オッ』と思うこともなく『がっかり』する人がほとんど。
「Nikon」はその点、もともと機種名などが記されているストラップが少ないので、文字に左右されることなく選んで買って行かれることが多いと思います。
画像のストラップはミノルタαシリーズの輸出ネーム「MAXXUM」ネーム入り。詳しい人が見たら「α」と同じような目で見るのかもしれませんが、知らなければ何だかよく分からないから!?ミノルタ使いの皆さん「これはどうなんですか?」
「Minolta」←このロゴがいい!ってのは、まず無理ですよ(>_<)
一昨日この画像をFacebookページにアップしたら、「指に刺さりそうな鋭利なペンが~」というコメントをもらいました。
そう、前にも話題にしたことありますがペンFのトップカバーって、外すと危険物と化すのです。こんな尖ってます。
この画像もFacebookページにアップした画像と同じ時に撮ったものでしたが、公開していなかったのに「指に刺さりそうな」というコメントを頂戴した時はビックリしました。だって、持ってる手の指にちょうど絆創膏を巻いていたからです。でも、この絆創膏のキズは別のことが理由なんですけどね。
そして、このトップカバーが持ち込まれた時に入っていたビニール袋は見事に突き破られて、尖った先が飛び出て来ていましたよ。
はじめ、このトップカバーを店に並べるにあたってはポリ袋へ入れて並べようと思ったのですが、袋に穴が開いてしまう可能性が高いのと、不用意に手に取った時など指に刺さるよりは裸のまま吊るして、尖った部分がよく見えるようにしておいた方が良いと判断しました。
ペンタックス6×7用レンズの取り付け方法がバヨネットタイプのレンズフィルターです。
6×7用のレンズって、ネジ切りもしているので普通の67㎜や86㎜のネジ込みフィルターも装着可能ですが、こうして専用フィルターもあってワンタッチで確実な装着も可能になっていたのです。
我楽多屋の店頭に並べていたこのフィルターが売れて無くなってしまったので、店のバックヤードに長らく仕舞いこんでいた在庫を引っ張り出して来ました。
多分15年くらい前、当時のアルバイトさんが検品して袋に入れて値付けまでしてくれていたのを店頭に並べきれずに仕舞いこんでいたものです。でも、保管している間にポリ袋が変色してしまったので袋を全部入れ替えることにしました。
その際に改めてフィルターのガラス面をチェックしてみると、袋と擦れた跡が付いてしまうのは仕方ないことで(これは普段からポリ袋に入れて店に並べて売っているものでもそうなってしまいます)、それを拭き取るとどれも綺麗なものばかり。当時のアルバイトさんがキッチリと掃除とチェックをしてくれていたことを再確認できました。なんか誇り高いです(^^)
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
第290回目のテーマは「ニコンのハンドグリップはなかなかよくできているのだけど実際に使うのはちょっと不便」です。
こちらより、お楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine2.html
*閲覧は2024年3月初旬まで
先週のお話です。初めてご来店されたという女性のお客さんが豆カメラなど実用されるとは思えないカメラを2台お買上げくださいました。
「じゅん散歩」効果でディスプレイで使うために買いに来られたのかな?と思って、我楽多屋を何で知ってもらったのかを聞いてみたところ、「ネットで見つけて」とのことでした。
となると、さらに何の目的なのか?を知りたくなって、さらに聞いてみました。
「まだ始めて間もないのだけど写真を撮っていて、ただ夜景を撮るだけではつまらないので、カメラのバックにイルミネーションなんかを撮ってみようかと思って〜」と、その小道具として使おうとお考えらしい。見せてくださった、お手持ちの機材はキヤノンのミラーレス機でした。
そういう向きもあるのだなぁ~と、嬉しくなりました。
イメージ画像と思って撮った画像…店を閉めた後に電気を消して撮ったのですが、ちょっと酷いな…(恥)
YouTube: キヤノンFTb(フィルム一眼レフ)のセルフタイマー
もしかすると?セルフタイマーと聞いて、こう動くタイプのものをイメージ出来ない若い世代の人もいらっしゃるのかもしれませんね…。赤い矢印の先のレバーを操作すると、レバーがジーッと音を立てて動くような。
フィルムカメラを使ったことがあっても、AFフィルムカメラしかいじったことないなら、あり得るかもしれません。
最近も一度触れたことですが、我楽多屋で「OK」と書いてあるカメラの中にセルフタイマーの動作に難があるモノがあるかもしれない件。私 二代目が動作チェックする際にセルフタイマーに重きをおいていないからです。改めて、その点ご了承ください。
この話を、この1年半で80台くらいカメラを直した~というお客さんにしたら、そのお客さんもセルフタイマーは特に気にせず直していたカメラがほとんどだそうで、ある時それに気付いて確認してみたら~80台のうち何台かにセルフタイマー不良なものがあったので、改めて分解調整しました~とのことでした。
良い子はやってはいけませんし、いい大人もこんなふざけたことをやってはいけません(笑)
ニコンのレンズフードHS-7にオリンパスOMレンズ28mm/F2用フードをネジ込んで、こんな風に合体させることが可能でした。新種のドーム型フードみたいですよね…。
何でこんなことをしたのか?と言いますと、整理していたアクセサリー類の中から、この二つのフードの塊りが出て来たのです。
「塊り」という表現を使った理由は、オリンパスのフードが上の画像とは逆向きにニコンのフードの奥の方に入り込んでしまっていたのです。それもガチっと噛んでしまったような感じで普通に引っ張ってもビクともしない状態。
始めは力任せに引き出すしかないと思って、ミリ単位でしか動かないくらいのフードのこっち側の辺あっち側の辺を少しずつと力任せに引き出していました。が、時にそれも無駄になったので、たまたま少し回してみたら~オリンパスフードが回転するんですよ。で、なんとか取り出すことが出来ました。
そして、もしや?(何でそんなこと思ったのか意味不明ですが)普通にネジ込めば入っていくのか?と思って、握りやすい向きに変えて試してみたら~というわけです。
ただ、冒頭にも書きましたようにこんなおかしなことはやらない方が良いです(普通やらないと思いますけど)。フードにキズを付けてしまうかもしれないし、本当に外れなくなるかもしれません。万が一やる場合も自己責任でお願いします。
ちなみに、画像の中では36-72mmのズームレンズに付けていますが、望遠側で何とかしてケラれずにフードとして使えそうでした。