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2024年1月26日 (金)

テレビフレーム・スプリット式

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ニコンのフィルム一眼レフの中でも、通称「F1桁モデル」とされるフラッグシップ機のF・F2・F3・F4・F5・F6には、ユーザー自らで交換が可能なファインダースクリーンが各種用意されていました。

ファインダースクリーンが交換可能な機種は他にもありましたが、用意された交換スクリーンのタイプ数の多さは流石!フラッグシップ機と言えるもの。

いろいろな装着レンズや撮影条件などに適したスクリーンが用意され、Fが14種・F2が19種・F3が22種・F4が13種・F5が12種・F6が7種ものファインダースクリーンがありました。

今日の画像はF3用だけに存在していた「T:テレビフレーム・スプリット式」と呼ばれるファインダースクリーンで、説明書によれば「テレビ放送用スライド原稿作成用スクリーンで、中央スプリット部でピント合わせを行います。十字線と標準TV画面、動作安全区域、タイトル安全区域がそれぞれ表示されています。」とのこと。

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このスクリーンが登場した時はブラウン管テレビの時代なので、縦横比は4:3。現在のワイド画面には対応しないですね…。