ニコン>キヤノン>ミノルタ
ニコン、キヤノン、ミノルタの3社ともプロユースを意識したであろう、フィルム一眼レフのフラッグシップ初号機と言える「ニコンF」「キヤノンF-1」「ミノルタX-1」のボディにはアクセサリーシューやホットシューが装備されていませんでした。
当時、普及機の多くはファインダーの接眼部に何らかの方法で固定するタイプのアクセサリーシューを別売りで用意している機種が多かったのですが、これらフラッグシップ3機には、ちょっと独特なフラッシュカプラーが用意されていました。
そのどれもが巻戻しクランクに被せるような感じで装着するタイプで、シャッターとのシンクロ発光が可能なフラッシュカプラーでした。商品名はニコンが「ガンカプラーAS-1」、キヤノンが「フラッシュカプラーD」、ミノルタが「アクセサリーホットシュー」。
店に該当するボディがニコンFしかないので、装着例をお見せ出来るのはニコンだけ。こんな感じで取り付けます。
一番稀少なのはミノルタX-1用でしょう。探している人も少ないでしょうけど…。
キヤノン用は在庫が半ダース強あります。ニコン用は商棚に並べきれずにしまい込んでるものもあって、簡単に数えきれないくらいあります。
ちなみに、キヤノンF-1には取り付け部は巻戻しクランクですが、そこから横へ伸びてペンタカバーの上方でフラッシュを取り付け可能にする別形状のモノも存在しています。
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