我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2008年5月18日 (日)

3割バッターでいい

我楽多屋のお客さんの中には、週に何回かご来店いただく方がいらっしゃいます。掘出しモノをGETするためには、なるべく多く足を運んでいただくことが重要なポイントになるのです。なぜなら、中古品の入荷は、私どもも待ちの姿勢。いつどこから買取りの依頼があるか分かりませんから、我楽多屋への品物の陳列もいつも随時。掘出しモノは、いつ出てくるか分からないのです。

しかし、買い物というのは難しいもので、2日続けてご来店いただいたとしても、今日帰って明日来るまでの間に、品物が入荷して他の人に買われてしまえば、当然ながら買うことも目にすることも出来ないわけです。そうかと思うと、年に数回しか来店できない遠方のお客さんが、リストアップしてきた必要なモノをほとんど見つけて買って行かれる!なんてこともあります。

また、買い物を楽しまれる方には、毎回毎回来店するたびに掘出しモノが見つかって買っていたら、お金が続かない・・・とか、買う楽しみがない・・・とか言われる方もいらっしゃいます。3回の来店で1回くらい、これはっ!という掘出しモノを見つけられれば十分だというのです。だから、3割バッターでいいのだそう。でも嬉しいことに、そういうお客さんに限って「今日は買うものがないな・・・来店記念に何かないかな(笑)」なんて気を遣ってくれたりします。

お店が商売的な観点から言えば「ドンドン買ってください!」でしょうが、なるべく長く趣味を続けて楽しんでいただきたい!という気持ちもあります。そのためには、この「3割バッター論」を肝に銘じて、魅力的な品物を永続的に提供できるような店にしないといけないのでしょうね。頑張ります。

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*5月17日午後14時20分頃の我楽多屋の画像。おかげ様で店内には6名ほどのお客様がいらっしゃいます。店先のテーブルの下にあるのは、大型照明(5キロが1台、2キロが2台)。大きくて重いので、どなたか早くお買い上げください・・・。

2008年5月17日 (土)

使い込まれた!?R-D1

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やはり、商売がら・・・いや、職業病・・・、お客さんが肩から提げられているカメラは気になるものです。お話をさせていただくキッカケにもなりますし、「あぁ~この人、見せびらかしてるのかな~」なんて想像力が激しくなったりもします。

画像のエプソンR-D1を見て、「いや~ずいぶん使い込まれてますねぇ」なんて口走ってしまったところ、お客さんがニヤニヤと笑いながら「これは・・・」と教えてくれました。よく考えてみれば、R-D1をどんなに使い込んだところで、マグネシウム合金を使っているからライカのブラックのように地の真鍮色は出てこないわけです。

このお客さんの遊び心、新鮮です。金色のペイントマーカーでちょこちょこと、R-D1のボデーの角っこを塗ってしまった結果が上の画像。使っているうちに剥げてくるので、時々、塗り足したりしてるらしいです。気に入らなければ簡単に落とせるし、楽しいですよ!とのこと。巻き上げレバーや、針式のインジケーターがあるR-D1、さらにレンズにズミターを装着されたりしているので、見た目はまるでクラシカルな機械式カメラにしか見えないですよね。

このお客さん、ズミター用にフードを探しに来られたのですが、残念ながら、本日は適当なフードをGET出来ずでした・・・。すみません、ブログネタだけいただく格好になってしまいました。

TVで紹介される見込み

昨日午後、テレビ局の取材がありました。フジテレビ系全国18局ネットの「ハピふる!」という番組です。その中の木曜特報企画「益田由美のとうきょう歩き」で四谷・荒木町界隈を取り上げるらしく、その中でアローカメラ我楽多屋を紹介してくれるようです。私もどんな風に紹介されるのか楽しみです。

放送予定は、平成20年5月22日木曜日午前9時55分~11時25分。

テレビは黒田さんの時以来になります。名人は一昨年、テレ朝系の「ちい散歩」の取材を受けてましたが。

2008年5月16日 (金)

査定がゼロの買取り

買取り屋ですから、電話やメールなどで日々いろんな買取りの問合せがあります。ライカやニコンなど中古市場で人気のある品物から、値付けの出来ないような市場性のないカメラやコンパクトカメラまで・・・。

今まさにカメラを売ってみようか!とお考えの方は、まず、私どもの買取り案内ページをご覧いただければ幸いです。買取りの方法や流れ、買取金額についての案内を詳しくしています。

 

さて、値付けが出来そうもない品物の相談をいただいた場合の話なのですが・・・。そうはいっても、実際には現物を見てからでないと買取金額の決定は出来ません。特に、お客様がカメラに詳しくない方の場合、電話やメールの相談だけではカメラの機種を特定出来ない場合もありますから、実際には思いのほか良い品物をお持ちだったということもあったり。また、状態に問題がなければいくらかの買取価格がつけられる品物でも、どこかに問題があればほとんど買取価格を付けられなくなることもあるからです。

こういった場合、最悪の場合は査定が出来ない場合もあるわけで、品物をお持込みいただく手間や交通費、お送りいただく送料を考えると、かえってご迷惑をかけてしまうのではないか。。。という心配を我々はしてしまいます。すると中には、「捨てるのも忍びないから」とか「何か利用してくれる人がいれば」と、お金は要らない・・・という人もいらっしゃって、こちらが恐縮してしまうことも・・・。

だからといって、「そうですか!ありがとうございます!」と簡単にタダでいただくわけにもいかないのが商売。そんな風にお客様の足もとをみて買取るようなことをしていたら、長年買取りを続けることは出来ませんから。

じゃあ、実際はどのような方法を取っているかというと。ご来店いただいた場合には、査定としてはゼロでも、うちを選んでいただいたお礼として、いくらかのお気持ちを差し上げるようにしています。また、ご遠方からこの手の相談を受けた時には、品物を着払いで送っていただき、到着後の査定でどうしても値付けが出来ない場合は、そのまま引き取らせていただく方法も取らせていただいております。要は送料分で買わせていただいたという解釈ですね。しかし、上記のような内容で送られてきた品物の買取り額が数万円になり、とても喜んでいただいたようなケースが今までに何度もありました。

あと、1台では値付けが出来ないような品物でも、台数をまとめてもらうと助かります。

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(上の画像は、あくまでもイメージであって、査定がゼロのカメラの例ではありません)

*余計な話かもしれませんが、同業他社には「ゼロ査定はしません」というところや、「送料はすべて着払い」というところもあります。業者として単品で査定できないカメラでも無理に数百円とか千円とかの査定をすることも出来れば、送料着払いを謳っていても、もとの買取金額自体が送料分ないしそれ以上を差し引かれていても気付くことは出来ませんしね。これは解釈見方の違いだろうなと思います。お客様にはその方が親切な業者だなぁというイメージを与えられるような気もしますね。しかし、私どもは本音で勝負したいところです。

2008年5月15日 (木)

小さな写真博物館

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うちの店の2階にあった、カメラの小さな博物館「かめら我楽多館」は今年の2月末に閉館となりましたが、埼玉県草加市に「小さな写真博物館」が仮オープンした知らせが届きました。

以下、案内状の本文を抜粋します。

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自宅の一室を小さな写真博物館として仮オープンしました。古写真、アンティークカメラ、8ミリ、書籍など約3000点の映像文化資料を今後10年間にわたり体系的に企画展で紹介したいと考えております。現在、市教委生涯学習課に依頼し、もっと広い展示場を模索しているところですが、今しばらくの時間が必要なようです。まだ期待に沿えるような展示物ではありませんがどうぞお立ち寄りください。

***************

企画者の中島さんは数年前からこの博物館の計画を進めていて、その間に何度もうちの店に足を運んでいただきました。また、我楽多館閉館の際には展示品の他、ショーケースの一部もお引取りいただいたので、今回オープンする写真博物館には我楽多館の血が少し流れているわけで、私どもにとっても感慨深いものがあります。

中島さんに確認したところ、「見学を希望の方はお気軽に連絡ください」とのことでした。見学は以下の要領です。

  • 公開日 毎週水曜日・午前10時~午後3時(希望者は随時)
  • 場所  埼玉県草加市松江2-4-16 谷古宇橋際
  • 連絡先 電話048-931-3844 中島清治まで

2008年5月14日 (水)

フジの引伸ばし機

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2~3ヶ月、我楽多屋に居座ってしまっているこの引伸ばし機、狭い店内で少々邪魔になってきています。また、台座部分に他の商品を陳列してしまったりしているので、埋もれてオブジェ化している傾向にもあり、ちょっと非常事態・・・。

これを見て「欲しい!」と思った方、特別に安くお譲りしますのでご来店ください。さすがに簡単に通信販売できる大きさ、重さではないので、ご来店限定でお願いします。ちなみに、45,000円の値札を付けていますが、そこから大幅値引きです!

フジ引伸ばし機 A450 レンズ無し

フィルターのブランド

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ご存知だと思いますが、レンズフィルターはレンズの前に装着して、レンズを保護したり、撮影に特殊な効果を出すためのものです。カメラメーカーも各社自社ブランドのレンズフィルターを販売していますが、今も昔も、用品メーカーのレンズフィルターの方が一般的には多く使われているように思います。

現在では、「ケンコー」や「マルミ」あたりが有名なブランドかと思いますが、かつては、「東芝」や「HOYA」、「WALZ」、「マツダ」などというブランドも見かけました。

で、我楽多屋では時々珍しいブランドのフィルターを見かけます。今回、気になったのは「BICOH」(画像:上のフィルター)。はじめは「RICOH」?と思ったけど、シッカリ刻印されているもの、まさかそんなミスは無いでしょう・・・。ネットで検索したら、眼鏡パーツや関連用品を製造している会社があったので、かつて、レンズフィルターも手掛けていたのかもしれません。

もうひとつは、お日様マークのフィルター(画像:下のフィルター)。このマークは「全日本写真材料商組合」のマークなのです。調べれば分かるのでしょうが、多分、過去に販売目的か、もしくはサービス品として作られたものなのでしょう。

画像にはありませんが、ヨドバシカメラさんがかつて作っていた自社ブランドの「LION」のフィルターも時々見かけます。

2008年5月13日 (火)

ダイアル式電話

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長徳先生の5月12日付ブログにあったダイアル式電話の画像を見て、「そうそう!」と思い出しました。先生のブログでは「電話嫌い」について書かれていましたが、私が思い出したのは別の話。

最近の子供の中には、ダイアル式電話を目の前にして「電話をかけて!」と言われても、掛け方の分からない子供たちがいる。。。というのです。プッシュ式なら掛けたい番号を指で順に押していけば良いのだけど、ダイアル式の場合、掛けたい番号のところに指を入れ、そのまま時計回りに止まるところまで回さないといけないじゃないですか(分かっている人には言葉で説明する方が難しい・・・)。確かに、この動作は教えられたり、誰かがやっているのを見たことが無ければ、自発的には出来ないものかもしれません。

これと同じように、ものごころついた頃からデジタルカメラの環境で育った子供たちには、フィルムカメラという存在さえ未知な子もいれば、認識はしていてもフィルムの入れ方など分からない子たちはたくさんいるように思えます。

先日のブログで紹介した「銀塩親子さん」の時のように、今の子供たちには、撮影した結果がすぐに分からない感覚や、現像が出来上がるまでのワクワク感さえ、楽しみに変えられるくらいの新鮮さがあるのですから!まぁ、この点は我々でさえ、フィルムカメラを再認識する時に重要視するポイントではありますけどね。

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ここで、ついでにカメラネタも。。。かつて、キヤノンから「ダイアル35」というカメラが発売されていました。昭和38年に発売された、135ミリ判ハーフサイズのカメラ。スプリングモーターでフィルムの自動巻上げ・巻戻しが出来るのが特徴。レンズの回りに並んだ受光体がダイアル式電話に似ていることから命名されたのでしょう。ハーフ判であるけども、フィルムを縦送りにすることで、普通に構えた時に横位置の写真が撮影出来るようになっているのも特徴。マニュアル露出も可能なのでマニア受けもするのだけど、いかんせん、40年以上前のモデル。スプリングがダメになって巻上げが不良だったり、露出計が壊れていたり・・・と、状態の良い品物が少なくなってきているのが残念。

2008年5月12日 (月)

夫婦カメラではないけど。。。

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ただいま、我楽多屋のガラスケース内(比較的状態の良いもの、現状OKな品物を陳列)のカメラに不思議な現象が発生しています。2台ずつ並んでいる機種がいくつかあるのです。なので、夫婦カメラ・・・なんて称してみましたが~(笑)。

買取りをしていると、同じ機種を2台とか複数台持ってくる方が時々いらっしゃいます。使い良い、好きな機種を何台か手元に置いておきたい!という心情はよく分かります。しかし、今、我楽多屋にある夫婦カメラは、すべて出どころが別なのです。片方はちょっと前から在庫していたもの、そこへ新たに同じ機種が入荷して、気付けば5機種も夫婦になってます。。。

画像では分かりにくいと思いますが、中段右からオリンパス35DC・オリンパス35SP・リコーELNICA F・ミノルタHI-MATIC F・フジカDateがそれぞれ2台ずつ並んでます。フジカに至っては白黒色違いです。

だから何?ってわけではないのですが、ちょっと面白いな~と思ったので。まぁ、ご覧のようにガラスケース内、普段より少し多めにカメラが並んでおりますので、興味のある方、ご来店をお待ちしております。

2008年5月11日 (日)

売って!買って!

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昨日お昼頃、買取りでご来店のお客様から、ニコンAFレンズ2本と、マミヤC330他、レチナ、コニカを買わせていただきました。このお客様は先月のがらくた市の時に初めてご来店され、田中長徳先生の「カメラライブトーク」にも参加いただいた方でした。この春より遠く九州から単身赴任で上京されたとのこと。

ちょうど昨日はうちの店の近くで、「アル研」ことアルパ研究会、「コシ研」ことコシナ研究会の会合が行なわれる第2土曜日。今回は長徳先生も参加の予定を知っていたので、そのお客様をお誘いしてみました(私は主催者では無いので、そんな権限は無いのですが…)が、まだ開始時間まで4~5時間あるので「時間調整が出来たら~」と店を出られて行きました。

4時半くらいだったでしょうか、再びお客様が来店され「先程、十分な値段で買取ってもらったので、銀座でM2を買ってきました!」と現物を見せていただきました。後塗りですが、しっとりとキレイに塗られています、程度も良いです。名人が「これならずいぶんお金を足したんじゃないですか?」と質問しましたが、お客様も上手い買い物をされていました、「買取り額とほとんど同額でGETしました!」と笑顔。

さらに、カバンの中に入っていたもう一台も拝見させていただきました。ブラックのニコンFはお客様が新品で購入されて、ここまで見事に使い込んでこられた逸品。レンズはニッコール28ミリなのですが、コシナフォクトレンダーの「シューベース(ニコンF・F2用)」を付けた上にファインダーを載せた状態。「ミラーアップしたまま撮影できるので想像以上に静かでいいですよ」とのこと。個人的に私はこの渋く武装されたFが気に入ってしまいました。

さらにお話をうかがうと、最近はすっかりデジタル化していたらしいのですが、単身赴任で上京する際、パソコンやプリンターなどの周辺機器を持ってくることをあきらめたことから、再びフィルム化しているそう。現像もやろうかと・・・時間調整の間に有楽町のビッグカメラで現像タンクなどの下調べもして来たらしいです。

こうやって、皆様に「売って!買って!」していただくことで、中古市場が活性化してきます。欲しいもの、探しているものが出てくる可能性が高くなるわけです。そのためには、不要なものはなるべく市場に出していただくことも大事かと思います。