我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2008年5月16日 (金)

査定がゼロの買取り

買取り屋ですから、電話やメールなどで日々いろんな買取りの問合せがあります。ライカやニコンなど中古市場で人気のある品物から、値付けの出来ないような市場性のないカメラやコンパクトカメラまで・・・。

今まさにカメラを売ってみようか!とお考えの方は、まず、私どもの買取り案内ページをご覧いただければ幸いです。買取りの方法や流れ、買取金額についての案内を詳しくしています。

 

さて、値付けが出来そうもない品物の相談をいただいた場合の話なのですが・・・。そうはいっても、実際には現物を見てからでないと買取金額の決定は出来ません。特に、お客様がカメラに詳しくない方の場合、電話やメールの相談だけではカメラの機種を特定出来ない場合もありますから、実際には思いのほか良い品物をお持ちだったということもあったり。また、状態に問題がなければいくらかの買取価格がつけられる品物でも、どこかに問題があればほとんど買取価格を付けられなくなることもあるからです。

こういった場合、最悪の場合は査定が出来ない場合もあるわけで、品物をお持込みいただく手間や交通費、お送りいただく送料を考えると、かえってご迷惑をかけてしまうのではないか。。。という心配を我々はしてしまいます。すると中には、「捨てるのも忍びないから」とか「何か利用してくれる人がいれば」と、お金は要らない・・・という人もいらっしゃって、こちらが恐縮してしまうことも・・・。

だからといって、「そうですか!ありがとうございます!」と簡単にタダでいただくわけにもいかないのが商売。そんな風にお客様の足もとをみて買取るようなことをしていたら、長年買取りを続けることは出来ませんから。

じゃあ、実際はどのような方法を取っているかというと。ご来店いただいた場合には、査定としてはゼロでも、うちを選んでいただいたお礼として、いくらかのお気持ちを差し上げるようにしています。また、ご遠方からこの手の相談を受けた時には、品物を着払いで送っていただき、到着後の査定でどうしても値付けが出来ない場合は、そのまま引き取らせていただく方法も取らせていただいております。要は送料分で買わせていただいたという解釈ですね。しかし、上記のような内容で送られてきた品物の買取り額が数万円になり、とても喜んでいただいたようなケースが今までに何度もありました。

あと、1台では値付けが出来ないような品物でも、台数をまとめてもらうと助かります。

2008516

(上の画像は、あくまでもイメージであって、査定がゼロのカメラの例ではありません)

*余計な話かもしれませんが、同業他社には「ゼロ査定はしません」というところや、「送料はすべて着払い」というところもあります。業者として単品で査定できないカメラでも無理に数百円とか千円とかの査定をすることも出来れば、送料着払いを謳っていても、もとの買取金額自体が送料分ないしそれ以上を差し引かれていても気付くことは出来ませんしね。これは解釈見方の違いだろうなと思います。お客様にはその方が親切な業者だなぁというイメージを与えられるような気もしますね。しかし、私どもは本音で勝負したいところです。