我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Gallery 463

Powered by Six Apart

2015年5月26日 (火)

ペンW(ワイド)

Dscf3680_1280x960

ハーフ判カメラというと「オリンパスペン」と言っても過言でないくらい、そのイメージが強いのですが、その中で唯一、中古市場でビックリするくらいの市場性を保っている機種があります。

それが「ペンW」。

*上の画像は右から、「ペンW」+「ペン」+「ペンS」

当時の販売期間が短く、台数もそれ程出なかったので確かに希少性も高いのですが、それ以上に森山大道先生が使い倒したカメラである~とか、ペンシリーズで唯一ブラックボディしかない~とか、広角レンズ搭載されてる~とか、そんな理由がプラスされて高値を維持しています。

しかし、冷めた目で見ると、ベースとなったオリジナルのペンの28㎜やペンSの30㎜レンズに対して、ペンWは25㎜とワイド版とはいえ、3㎜~5㎜(フルサイズ換算で4~7㎜)しか変わらないのです。

ブラックボディだったとはいえ、当時の定価ではペンSの8,800円に対して、ペンW10,000円。もともと値段はそれ程には変わらなかったのです。。。

広角~という撮影面での実質的な部分を言うのであれば、実は、リコーオートハーフやキャディなどは、ふつうにペンWと同じ25㎜レンズを搭載しているのです。これ、知ってましたか???

*下の画像は、上が「リコーキャディ」、下が「リコーオートハーフE」、右が「オリンパスペンW」。

Dscf3682_1280x960

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年5月25日 (月)

英気を養う...

Dscf6397_1280x960

一昨日のがらくた市、閉店間際にご来店されたお客さん。Facebookで友達登録もさせていただいているミュージシャンの方だったので、お顔を拝見した途端に「今夜近くでライブをされるんだ!」と思い出しました。

「リハーサル終わったので、少し英気を養いにこちらへ(笑)」とのこと。その時、開演時間まで残り40分程。

するとその方、悩ましいレンズを発見してしまいました。

かなり迷われてますが、その日のトークショーで長徳先生にも「二代目は絶対に薦めないからなぁ~」と言われたように、私は基本押し売り!?はしません。。。

うちの閉店時間が迫り、いや、それはいいんです。開演時間まで30分を切り、こんなに悩ましてしまって良いのかぁ~?とこちらが不安になりました。

だって、英気を養いに来られたのに、モヤモヤしたままお帰しして演奏に影響が出てしまっては本末転倒!?

つい私の口から、「あっ!今日はがらくた市ですから、その値札から1割引きですからね!」と、背中を押すようなことを言ってしまいました。

程なく、「いただいていきます!」とお客さん。

きっとライブでいい演奏をされたことと思います。お買上げありがとうございました!

*上の画像はイメージで、今回お買上げいただいたレンズとは関係ありません。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年5月24日 (日)

ライカのバッグ

Dscf3685_1280x960_2

このこじんまりとしたバッグ、Leicaのネーム入りです。

オリーブカラーのデジタルカメラ限定モデル「D-LUX4 サファリ」と、セット売りされていたバッグだそうです。

さすが専用バッグだけあってシッカリした仕切りがあって、ボディ以外にも専用グリップやファインダー、フラッシュユニットなども収納出来るようになっているのだそうです(バッグだけなので試しようがなかった...)。

なんと、底面にある4つのゴム足にもLeicaマークを入れる凝りよう。

Dscf3686_1280x960

でも、それより気になったのが、背面の下の方になるファスナー。「こんな所に隠しポケット?」などと思いながら、ファスナーを開けてみたら「レインカバー」でした。

Dscf3684_1280x960_2

ぐる~っとバッグに被せるとこんな状態になります。

Dscf3683_1280x960

これを見て、少し前に話題にしたオリンパスの不思議なバッグを思い出しました。あれはいまだに何なのか不明ですが、その利便性は比ではないですね(笑)。

 

そういえば、少し前にライカのこんなコンビネーションバッグも入っています。オリーブ色に染められた革製で、中は立派な仕切りが付いていてレンズ数本やフィルムなどが分けて収納が可能です。

Dscf3674_1280x960

Dscf3675_1280x960

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年5月23日 (土)

露出合わせ~

露出計が内蔵されていない完全マニュアル露出の古いカメラには、露出表などがボディに貼られているものがあります。

二眼レフなどは背面が大きいこともあるのか、こんな感じのが貼られていたりします。

Dscf3667_1280x960

 

今、店にあるカメラには、他にいいサンプルになるものが少なく申し訳ないのですが、このオリンパスワイドSの裏蓋には、ライトバリュー換算表が取り付けられています。

Dscf3666_1280x960

このカメラ、露出計は内蔵していませんけど、ライトバリューに対応しているので、裏蓋に貼られたライトバリュー換算表で読み取ったライトバリュー値に合わせれば適正露出が得られるというもの。

この換算表、以前に紹介した「セノガイド」や「関式サロン露出計」によく似ていますよね。

Dscf3663_1280x960

でも、これはあれらほど読み取りが複雑じゃなさそうなので、ちょっと読み取ってみようと努力してみました。

まずは、装填したフィルムの感度に指標を合わせます。

そして、被写体がどのようなものか、上方に描かれた8つのイラストから選択します。海/山/運動会/平地の景色/町中/日向の人物/日影の人物/外光が届いてる室内の8つの中から。*私の言い回しなので正しい表現かどうか不安…。

さらに、天候も4つの中から選択します。快晴/晴れ/薄曇り/曇り・雨の4つの中から。

円盤を回して、選択した2つの項目を合わせれば良いのです。その時、最初に感度を合わせた指標の先にある数字(6~18)が、適正なライトバリュー値です。

上の画像では、感度「100」、「町中」、「快晴」という条件として合せています。その結果、ライドバリュー「14」が示されています。

ただ、付加情報があります。円盤の円周部黒地のところに書かれている文字。3月4月9月10月の午前9時から午後3時までは「±0」と書いてあるからいいのだけど、5月~8月は「+1」とあるので、先程得られたライトバリュー値にプラス1。11月~2月は「-1」とあるので、先程得られたライトバリュー値にマイナス1することになります。

レンズ鏡胴部にある小窓から、先程得られた数値が見えるように合わせれば、適正露出が得られます。

Dscf3665_1280x960

画像では、シャッタースピード1/250、絞り8になっています。

 

そういえば、、、最近はあまり見掛けませんけど、フィルムのパッケージにこういう表が記されているのが普通でしたよね。

Fufi

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年5月22日 (金)

ハーフ・ブーム

Dscf3661_1280x719

ここ数年、テレビに出て来るタレントさんにモデル出身のハーフの人が多いのは皆さんもお気付きでしょう。ちょっとしたブームなんだと思います。

フィルムカメラにもハーフ判がブームになった時代がありました。今から50年程前の出来事。

当時、写真自体がお金のかかる系の遊び・趣味でしたから、現像代やフィルム代を節約する意味でも、倍の枚数が撮れるハーフ判のカメラがブームになった~のでしょう。

時代は変わって、デジタル全盛の今。「フィルム好きなんだけど、お金がかかる~」と不満をもらす人が多いのは事実。

以前にも触れましたが、50年前の物価と今の物価が大きく変わっているのに、フィルム現像代やプリント代は決して金額的には大きく変わっていません。ということは、相対的には安くなっているのだけども、デジタルのランニングコストが非常に低いことで「高く~」感じてしまうのですよねぇ。

さて、どういうわけか...最近の我楽多屋にはハーフ判のカメラが多数揃って来ています。

Dscf3660

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

 

明日はがらくた市

明日23日は第4土曜日ですので、我楽多屋の「がらくた市」開催日ですよ!

今月は月末30日が土曜日なので、勘違いされていらっしゃる方もいるんじゃないでしょうか!?「がらくた市」は毎月第4土曜日午後2時からです!

品数はボチボチ揃っているんじゃないかと思います。午後2時からは全品1割引きサービスです!

今月はパリへ行かれていた田中長徳先生、昨朝ご帰国されていらっしゃいます。お馴染みのトークショーは午後2時半から開始です。お土産話をたくさん聞かせていただけるんじゃないかと思います。

それでは、当日のタイムスケジュール及び注意事項を以下ご確認ください。

  • 午前10時   : 開店
  • 午後2時    : 全品1割引サービス開始
  • 午後2時半~: 田中長徳先生トークショー開始(終了予定は午後4時)
  • 午後7時     : 閉店

★トークショーは我楽多屋店内で開催します、その間は店内でのお買い物がかなりしづらくなりますのでご了承ください。また、開催中は座り聞きOKですので、各自、敷物や座布団などお持込いただいて結構です。

2015年5月21日 (木)

日本カメラ6月号

Dscf3656_1280x960

昨日20日発売された「日本カメラ」誌2015年6月号の特集に、「『得』カメラ&用品ベストセレクション」というお買い物の大特集があります。

日本カメラ誌執筆者15人と編集者5人が、予算別に各々おすすめ品をピックアップして紹介する~という内容です。

5000円・1万円・2万円・5万円・10万円・20万円・50万円・100万円超の8コースあって、そのほとんどすべてが具体的な商品をピックアップされているのですが~、「5000円コース」の飯田鉄さんは「四谷三丁目のガラクタ屋でお古レンズを2本」というピックアップをしてくださいました!!

なんと!ここだけ具体的な商品が挙げられずに、店の名が出て来て前述のような紹介のされ方でした。

「うわぁ~!我楽多屋自体が商品というかブランドみたいになっちゃって~!」と、嬉しいような恥ずかしいような\(^o^)/。

でも、実に光栄なことです。

飯田鉄さんありがとうございます。そして、日本カメラさんもちょっと例外的なピックアップを採用してくださってありがとうございます。

Nc06

https://www.nippon-camera.com/monthly.php

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年5月20日 (水)

サイクルコンピューター

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

****************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、サイクルコンピューター。

私は普段(雨の日以外)は自転車通勤をしています。自転車に付けているサイクルコンピューターは走った距離や走っている速度などを表示するのと一緒に、外気温なども知らせてくれる便利品。

ハンドルバーに付けているので、道路上で地面から1mくらいの高さの温度を表示するわけで、これは気象庁などが発表する百葉箱の中の数値よりも、実際の体感に近い数値を示していると思うのです。

これからの季節、通勤経路上では銀座四丁目交差点がほぼいつも一番高い数値を示し、それ以外の場所と2~3℃違うなんてことが多々あります。

先週木曜日の朝、早くも37℃をサイクルコンピューターが示した時の画像です。

11219128_914736015235401_2280263878

2015年5月19日 (火)

巻き戻しフェチ的な

Dscf3628_1280x960

Dscf3629_1280x960

今日紹介する2台は、ともにWalz(ワルツ)製のカメラ。古いカメラファンでないと知名度の低いメーカーです。あっ、日本のメーカーです。

特に画像の上の方の「35-S」の方がレアだとも思うのだけど、今となってはどちらも希少品。

この2台に共通する部分があって、どっちのカメラもフィルム巻き戻しの方法が一般的なカメラとちょっと違って凝ってるんですよね。それも、2台がそれぞれ違う方法で。

まず、「35-S」の方。

Dscf3625_1280x960

Dscf3626_1280x960

Dscf3627_1280x960

位置的には一般的なボディ上面端にあるのですが、ノブを横にズラしてから引き上げてクルクル回すような方法。

もう一台の「エンボイ M-35」の方は。

Dscf3630_1280x960

Dscf3631_1280x960

ボディ底面、それも巻上げ軸とは少しずれたところにあるクランクを引き上げてクルクル回します。

1950年代後半、同じメーカーで登場時期も2年しか違わないのに、こういう差異があるのも面白いし、ひねくれ自慢みたいなのが非常に興味深い2台でした(笑)。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年5月18日 (月)

バスマット調

Dscf3638_960x1280

ミノルタαセレクションのネックストラップを見た常連さんが、面白いことを言われました。

「これ、バスマットみたいな生地ですね。裏もちゃんと滑り止めになってるし~」と。

今まで、わたし的にはゴワついた生地だなぁ~くらいにしか思っていませんでしたが、言われてみればバスマットのように吸水性高そう!

で、裏地はふつうに良く出来たストラップですから、ちゃんと滑り止め加工されていますしねぇ!

Dscf3640_1280x960

しかし、モノの見方って人によって全然違ったりするし、見る角度によっても違ったりして面白いですね。

これからは、このストラップを見るたびにバスマットにしか見えなくなりそうです(笑)。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。