背高ノブ
ミランダの一眼レフ、最初期型「T」です。
特徴的だと思うのは、フィルム巻上げ・巻き戻しともにノブ式で、なおかつ、そのノブの背が高いこと。
回顧主義的な意味合いもあるのかもしれませんが、とても機械的な味のある雰囲気を醸し出しているようで素敵に見えませんか?
また、嵩張って取扱いの邪魔になるような気もしますが、この大きさ、実用面ではプラスに作用することもあります。例えば、手袋をしたままでも回しやすいとか、そうでなくても確実性に長けていそうです。
かつて、「LIFE」のカメラマン向けにニコンSには、通常よりも大きなノブを付けたモデルが存在したそうです。これは田中長徳先生のブログでも話題にされていました。
最近のデジタルカメラでは操作系にあえてダイアルを設ける機種もありますが、さすがに、これ系のノブがあるものはないですね。。。って、そんなにクルクル回す必要性が無いんですからね…。
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