我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Gallery 463

Powered by Six Apart

2015年8月17日 (月)

朝練F-1のカスタム

Dscf7073_1280x960

先日、Facebookページで紹介した朝練帰りのキヤノンNewF-1

この時、2点の簡単カスタマイズを教えていただきました。

まず一つは、NewF-1世代の純正NFDレンズ用フードの弱点克服。

この時代の純正フードのほとんどは、レンズ側先端部分に刻まれた溝にハメ合わせるバヨネット構造になっています。しかし、フード側の溝にある樹脂の劣化で、フードがカチッとハマらなくなってしまっているのがほとんどなのです。

で、その劣化した樹脂の代わりに、何か詰め物をして利用している~という人が多いと思います。

Dscf7075_1280x960

この詰め物に「ナイロン板(追記:申し訳ございません「テフロン板」の誤りです)を使うと良さげ~というお話でした。1mm厚のナイロン板テフロン板を適当な大きさに切って、劣化した樹脂があった箇所に詰めるのです。ナイロン板テフロン板の性質上、一度レンズに装着すると、適当な位置に納まり固定されるのだそうです。いつもの如く、この手の補修は自己責任でお願いします。

もう一点は裏蓋にある、前オーナーのネームプレート。

Dscf7077_960x1280

プレートの上に適当な貼り革を貼ってしまうなり~すると、カメラを構えた時に親指の押さえになるというのです。たしかに、意識せずに構えると親指とは微妙に違う位置だったりもするのですが、意識してこのプレートに親指を当てると、いい感じの押さえになるんですねぇ~不思議。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年8月16日 (日)

国産一眼レフ銅メダル

Dscf7108_960x1280

国産の35mm一眼レフカメラの歴史を振り返ると、一番最初に登場したのがミランダT(1955年)、次にアサヒペンタックスAP(1957年)、そして3番目がトプコンR(1957年)となっています。

今回、シャッター不良のジャンク品ですけども「トプコンR」が入って来たので、この話題をしています。しかし、さすがにこの金銀銅メダルの3機を並べることは不可能でした。

Dscf7109_1280x960

ただ、過去のブログ記事で他の2機も話題にしていたので、宜しければそちらもご覧ください。

他の2機と比べて、このトプコンは図体が大きめですが、レンズ絞りがシャッターボタンと連動している進化は認められます(半自動絞り)。

そのレンズとの連動に付いても分かる過去のブログ記事もありました~。そこに出ているボディは、このトプコンRの輸出版「ベセラートプコンB」。→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2010/09/topcon.html

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年8月15日 (土)

僕の夏休みカメラ

Dscf7100_1280x960

Dscf7101_1280x960

かのツァイスイコンが大衆向けに造ったカメラだそうです。

1958年に登場の「ikonette」。

まず、プラスティック製のボディはその色が特徴的。青味がかった薄いグレー。ちょっとばかしトイカメラっぽいけども、良く見ると弧を描く独特な形状のボディ。そして、レンズの横に大きく位置するレバー。

Dscf7102_1280x960

当時は多分に女性をも意識したデザインだったような記録もありますが、今となっては、フィルムカメラ自体がマニア傾向強く、40代半ばの男の私が反応してしまう時代。

少し肩の力が抜けたようなお気楽な雰囲気から、夏休みに持ち出したくなる~ってのが第一印象です。

ボディ前面の大きなレバーを下方へ1回ストロークさせると、フィルムが巻き上げられてシャッターチャージされます。そして、もう1回同じく下方へストロークさせることで、シャッターが切れます。この仕掛けも便利でお気楽でいい感じ。

そういえば、数年前のゴールデンウィークにフジペット35を持ち出した感覚に似ているような。

Dscf7103_1280x960

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年8月14日 (金)

富士 と さくら

Dscf7111_1280x960

「富士」と「桜」というと、どちらも日本らしさを代表するアイテムですよね。

つい最近、エビスビールのおまけに寝台列車のヘッドマークを象ったチャーム(小さなアクセサリー)が付いていました。全部で6種類ある中に「富士」と「さくら」がありました。

小さな頃は鉄道好きだったこともあり~つい欲しくなって、6種類の中から選んだのは、「富士」と「さくら」。

選んだ理由は、6つのうち3つは私が大きくなってから誕生した列車で馴染みなし...。残りの3つのうち「富士」と「さくら」は、カメラ写真業界でも馴染み深い名称じゃないですか!?

富士フィルムは今でも現役だし、サクラカラーといえば小西六(現コニカミノルタ)の過去のフィルムブランド名ですからね!

でも、「サクラカラー」が通じない若い世代も増えているんだろうなぁ~。

Dscf7105_1280x960

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年8月13日 (木)

100とか101とか

Dscf7078_960x1280

発売は先月だったと思います。うっかり失念していて、数日前に本屋で入手してきました。

玄光社から発売されている「CL(カメラライフ)」のVol.19(特別編集号)、「今、買いたい!フィルムカメラ101」。

早速、ザァーッと拝見しました。いわゆる名機と呼ばれるフィルムカメラが101台出ています。私もいい加減20余年この業界に居りますので、101台全部知っていたし、ほぼ全部見た触ったカメラばかりで親しみが感じられました。

ただ、名機と呼ばれるカメラのほとんどは一般的な市場性がありますので、例えばアローカメラの買取りで買わせていただいても、然るべき業者ルートに流れるのが普通。結果、我楽多屋には並ばないカメラが大多数。101台のうち、8割は我楽多屋で売る類いのカメラではありませんでしたね~。

この完全保存版、監修・執筆が飯田鉄先生でした!度々ご来店いただいているのに、すみません、買って来るまで知りませんでした。

そういえば~少し前に似たようなタイトルの本があったなぁ~と確認したら、2年半前、翔泳社から発売された「極上カメラ100 死ぬまでに絶対使ってみたいカメラ100!」でした。こちらの100台には、デジタルカメラも2割くらい含まれていました。

でもって、「100」とか「101」とかいうと、田中長徳先生にご協力いただいて、東京キララ社から12年前に出版された、「我楽多屋で買ったモノ・マガジン チョートク愛蔵コレクション100+1」というのもありました!

これはマニアックな内容ですよ。そこいらのカメラ屋さんではなかなか見つけられないモノばかりが101点載っています!

Dscf7079_960x1280

「我楽多屋で買ったモノ・マガジン チョートク愛蔵コレクション100+1」が倉庫に少しまとまってあるので、お安く特別販売してみようかなぁ~。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年8月12日 (水)

神代の森

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

また、次の土・日曜(15日16日)は夏季休業させていただきます、合わせてよろしくお願い申し上げます。

***************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、深大寺。

先週水曜は猛暑日が1週間続いた真っ只中でしたが、以前飼っていた動物の眠る深大寺動物霊園は神代の森の中にあって、木々の葉が日差しを遮ってくれるので、かなりラクではありました。

11059564_955561251152877_2180369611

2015年8月11日 (火)

WERRAの巻き上げ

Dscf7061_1280x960

Dscf7058_1280x960

東ドイツ・カールツァイスイエナ製のウェラ。

「WERRA」と書きます。ドイツ語の発音的には「ヴェラ」に近いらしいです。

距離計付、露出計付などバリエーションがあるのですが、これが最初のオリジナルバージョン。距離計も露出計も付いていません。そして、とてもシンプルなデザインです。

シンプル過ぎて、ボディ上面、底面、前面、背面のどこにも、巻上げレバーらしきものが見当たりません。1954年登場のモデルだし、まさか自動巻き上げってこともなく...。

さぁ、このカメラはどうやってフィルムを巻上げ・シャッターをチャージするのでしょうか??ご存知の方も多いでしょうが、知らないと、これは~ちょっと教えてもらわないと分からないレベル。

答えはまず動画で!


YouTube: WERRAの巻き上げ方法

いかがでしょう?ご覧になれました??

ご覧になれなかったのために簡単に説明しますと、レンズの根元部分、ボディと同じように緑色の貼り革がされている部分を正面から見て右方向に50°くらい回転させると、フィルムが巻き上がって・シャッターチャージされるんですよ。

それと特徴的なのが、ボディと同じように緑色の貼り革をされた専用のフードとキャップ。キャップはそのままではレンズの前にねじ込めず。フードを反対側にしてボディ(レンズ)側にねじ込んでから、その前面にキャップをするようなスタイルです。

Dscf7062_1280x960

Dscf7063_1280x960

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年8月10日 (月)

Demi Cの取説

Dscf7054_1280x960

キヤノンのハーフ判カメラ「デミ」。そのシリーズの中で唯一レンズ交換が可能な「デミC」。

レンズは、標準の28mmと望遠の50mmが用意されていました。

Dscf7047_1280x960

話題にしたいのは、デミCの取扱説明書。ページ内の画像にちょいちょい書き加えられるイラストがえらい大雑把で~笑えるというか、いい加減というか...なんです。

 

まずは、「フィルターの使い方」でフィルターをレンズにねじ込むイメージに書き加えられた、らせん状の印。ねじ込む方向を示しているのでしょうけども、、、

Dscf7051_1280x960

 

つづいて、「使用上の注意」で裏蓋を開けると見えるシャッターと絞り羽根に触れないようにの指と×印。普通、実際に人の手を使いませんか!?

Dscf7049_1280x960

 

もう一つも「使用上の注意」でセルフタイマーを使う時に、シャッターボタンが非常に軽く切れるように設計されておりますので~注意して欲しいイメージらしいんだけど、書き加えられたイラストだけでは意味が分からない…。

Dscf7050_1280x960

揚げ足取りみたい!とも言われそうですが、ちょっと滑稽でしょ(笑)。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年8月 9日 (日)

富岡様

Dscf7014_1280x960

「富岡」製のレンズが、神格化されているような傾向が無きにしも非ずな昨今。

そもそも「富岡」とは何?という人もいらっしゃるでしょうから、簡単にその沿革を。といっても、過去のブログ記事のコピペ。

「富岡光学とは、現ニコンの光学技術者であった富岡正重氏が退職(1924年)後、1930年ごろに立ち上げた光学機器メーカー。戦時中は光学兵器の製造をする傍ら、優秀な工業用レンズも製造。戦後は、1968年にヤシカ(現京セラ)の子会社化されるまで、各社(ヤシカ、リコー、マミヤ、コニカ他)に優秀なレンズをOEM供給していた。」

また、京セラ・コンタックス一眼レフ用のレンズは、この富岡の技術を独ツァイスが認めた~と言っても良いのでしょうから。

最近、アローカメラの買取りで続けて富岡光学製のヤシノンが入って来ました。

ヤシカペンタマチックというヤシカ最初の一眼レフ専用バヨネットマウントの3.5cm/F2.8と、ペンタマチックの後継機M42マウントのJシリーズ用の55mm/F1.2。

どちらもかなりな希少品。

55mm/F1.2の方の後ろ玉が見物です。M42マウントを大口径にしようとすると、どうしても絞り連動ピンが後ろ玉に接近して邪魔になります。そこで、このレンズはピンのソバだけレンズを削り落としてしまっているのです。

Dscf7024_1280x960

それを知らずにいると、後ろ玉が欠けている!としか見えません。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年8月 8日 (土)

猛暑日ともなると

Dscf7039a

東京は1週間連続で日中の最高気温が35℃を超える猛暑日になりました。今日8日は猛暑日にはならない予報ですが、どうでしょう??

しかし、こう暑いとお店に来られるお客さんの数も激減します。ご来店いただいたお客さんとお話をしていても、「写真を撮ろう~とかいう気持ちにならないし...。」と、ほとんどの人が言われています。

あっ!でも昨日ご来店された田中長徳先生は、「ドバイに比べれば涼しい~」と言われてました。さすが!!そして、再び大周遊に出て行かれました。

私、二代目は体温が低めで35℃ちょっとなので、猛暑日になった時点で体温より高い~ってことになるわけで、、、そんなことから、カメラの使用環境の条件ってどうなんだろ~?と思って、取扱説明書をいくつか見てみました。記されているカメラ記されていないカメラがありましたが、だいたい40~50℃までってのがほとんど。

さて、気象庁が発表している気温ってのは、百葉箱の中での測定値。地面が芝生で箱の中だからもちろん日影、地面から高さ1.2m程にある温度計の数値ですから、コンクリート地面で直射日光あたっている町中の実測値とは大きく違うはずです。

ということは、使用環境40℃まで~ってカメラの場合、それを超えてることが十分に考えらるわけです。

暑いから撮る気にならない~という撮影者側の都合だけじゃなくて、カメラにとっても撮るべき環境ではないとも言えるのですね。。。この暑さは!!

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。