我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年7月 3日 (日)

僅かに傾斜

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オリンパスフレックスは1950年代前半から中盤にかけて数機種が製造された二眼レフです。現存数はあまり多くなくて、資料的にもあまりありません。

で、ここにあるのはオリンパスフレックスの「A3.5 Ⅱ」型というモデルのようなんですが、私 二代目的に凄い気に入った部分があります。それはシャッターボタン。

二眼レフのそれって、ボディ前面下部の端の方にあるのが多いと思います。ボタンじゃなくて、小さなレバー式のも多いですね。

このカメラの場合、ボディ前面の中間くらいの位置にあります。そう、テイクレンズとビューレンズの間付近の横にあります。

どこが気に入ったかと言うと、ボタンが少し斜めに付いていて、自然に押せるような角度になっているのです。非常に細かい部分ですが、これは使いやすさにこだわった結果ですよね!

当時の広告にも、「レリーズボタンは僅かに傾斜し自然の押し易い状態になっています」と記されています。

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2016年7月 2日 (土)

333333

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「ゾロ目」といったって、3桁や4桁じゃなくて、6桁の製造番号で!ですよ!!「333333」。

この「ミノルタALS」、1ヶ月くらい前にFacebookページには画像をアップしていました。ただし、外観は綺麗なものの、状態はまともに動作しない完全なジャンク品で、付けた値札は800円程だったと思います。でも、程なく嫁いでゆきました。

昨日、このゾロ目をお買い上げいただいたお客さんが、「直りましたよ!」と言って現物を持ってご来店くださいました。

お話しを聞いて思い出しました。電池が腐食して電池蓋も開かない状態だったのです、この個体。分解すると、その腐食がコードを伝って、ON-OFFスイッチの方まで進んでいたそうです。レンズのカビも取り、絞りやシャッターも分解清掃、ファインダーも清掃。

その結果、メーターは少しズレがあるものの、かなり~状態の良いALSになっておりました。

もし、この状態でやって来たら、我楽多屋の現状売り価格は当初の5~7倍くらいですね!なんて冗談を言うと、「その分の作業をしたってことですね…」と。でも、お忙しいお仕事の合間合間で作業されたようでした。

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2016年7月 1日 (金)

ニッコールを名乗れない…

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先日、この組み合わせを見た時に粋だなぁ~と思いました。

昨日のブログで話題にした、フラグシップ機とそれ以外の機種の差はないとはいえ、プロのサブ機とも言われた「F100」に、ニコンの一眼レフ用レンズの長い歴史の中では唯一廉価版シリーズとして登場した「シリーズE」のレンズが組み合わされていました。

シリーズEは、リトルニコンの愛称で登場した初級者向け一眼レフ「ニコンEM」と同時にラインナップされ、28㎜・35㎜・50㎜・100㎜・135㎜の5種の単焦点レンズと、36-72㎜・70-210㎜・75-150㎜の3種のズームレンズがありました。が、どれも「ニッコール」は名乗っていません。

そして、特にこの初期型はその鏡胴に貼られた滑り止めのラバーのデザインが違うので、より「粋」さが出ている気がします。

プロのサブ機クラスに、初級向け廉価版レンズを組み合わせた、この粋な姿を見た数日後、フェイスブックでお友達になってくださっているカメラマンさんが、ニコンのデジイチにシリーズEレンズを組み合わせた画像をアップされていたので、うちのブログでも話題にさせていただきました。

 

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2016年6月30日 (木)

ニコンの切れ字

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ニコン一眼レフの機種名ですが、、、

最近のデジタル一眼では、「D4」や「D800」「D5500」などと、アルファベットの「D」と数字の組み合わせで構成されています。フィルムカメラもそのほとんどが、「F6」や「F80」などと、アルファベットの「F」と数字の組み合わせです。

その数字部分の書体が、デジタルもフィルムもフラッグシップ機とそれ以外で違うのはご存知でしたか?

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フラッグシップ機以外の機種では、数字の縦方向の中心線部分や、数字によっては横方向にも切り込みが入ってるんです、上の画像のように。ただ、フラッグシップ機ではそれがありません、下の画像のように。

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これ、フィルム時代のある頃から法則化されているようなんです。こんな部分で、フラグシップ機とそれ以外の機種に地味な差を付けるなんて、こだわりですよね。

ただ微妙に例外もあるので(FM10とか...)、細かく厳しいツッコミはお控えなすって下さいませ。

 

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2016年6月29日 (水)

バンダビル

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、麻布十番です。

歩いている時にたまたま気になったビルの階段、可愛らしく「パンダ」言うわりにスゲぇ~一直線に3階まで伸びている様を画像に残しました。

が、そこに表示されたビル名、最初は「パンダビル」だと思っていたのに、後から画像で気付いたら、「パ」じゃなくて「バ」で、「バンダビル」でした...。

だって、「ビル」の字の下あたりに、パンダの垂れ目みたいな模様があるじゃないですか!?

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2016年6月28日 (火)

Agfa Tully

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そのデザインだけで十分にネタになり得るアクセサリー発見です。

Agfaの「Tully」という、とてもコンパクトなフラッシュガン。

フラッシュガンというと、孔雀が羽根を広げたようなデザインのモノを思い浮かべる人も多いと思います(下の画像参照)。いや、最近の若い人はそれも無理なのか...!?

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発光が1回限りのフラッシュバルブを中心にセットして、そのまわりに円形の反射板を配した発光器具がフラッシュガンです。

この「Tully」はとてもコンパクトな上に、孔雀が羽根を広げるのとは違った、ある意味シンプルな広がり方をします。動画でご覧ください。


YouTube: Agfaのフラッシュガン「Tully」

ちなみ、動画内の「Tully」はバルブ装着部の部品が欠品しています...。

 

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2016年6月27日 (月)

我楽多屋と料理が似ている!?

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一昨日の「がらくた市」は、事前に不安定な空模様の予報もありましたが、雨粒が落ちて来ることもなく開催できました。皆さまのご来店と、雨雲を寄せ付けない気に感謝です。

田中長徳先生トークショーはうちの店の事情で今回は時短で開催しましたが、皆さまにお集まりいただき楽しい一時を過ごすことが出来ました。

その中で長徳先生が、「我楽多屋さんの楽しみ方は、料理を楽しむのに似ているところがある!?」と言われました。

その内容を簡単に説明しますと。今月、高知へ行かれた長徳先生のいくつかあるミッションのひとつは、美味しいカツオのたたきを食べてくることだったそうです。が、意外にも...いや、これは他の食べ物・場所でもあり得ることなのですが、産地で食べると、それなりにいいお値段もする~という法則。で、長徳先生は帰京後、地元でカツオの刺身を買って、自分でたたきにしたりして美味しく食しているらしいです。

では、その料理の楽しみのどこが、カメラ遊びや我楽多屋の楽しみに似ているのかというと。安心して使える高級な定番カメラを、そういうカメラの専門店で購入するのもアリだが、我楽多屋みたいな店で自分の判断で訳アリ品なんかを買って、使える機能でだましだまし使ってみたり、直してみたり~そんな風に自分で考えてするカメラ遊び、これもまた楽しい!ということだそうです。

このお話し、実に興味深い内容でした。

2016年6月26日 (日)

ワインダーM療法

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もう3ヶ月前になりますか、、、「カメラに嫌われたカメラ屋」というタイトルで話題にした、私物のライカM6。もともとシャッター幕の後幕の調子が悪くて、スローシャッターを切った時に閉まりきらない症状が出ていました。

先日、物々交換でやって来た「ライカワインダーM」。電池ボックスの接点が腐食気味で、どうもその付近のプラ部品にも飛び火して、接点自体がグラついていました。それでも、何とか動けば、取り敢えず使えるモノとして値を付けられるから!と思って、接点を少し磨いてから電池を装填して、例のM6に付けてみました。

そしたら、パコッ!と少々大袈裟な音を立てながら動いてます。それもシャッター切った後に、いい感じで衝撃を伴いながらパコッ!といきます。

で、「これはもしや?」、後幕の閉まりが悪いのが改善されているのではないか?と思って確認したら、見事、低速シャッターを切っても強引に閉じ切ってくれていました。

さらに、ショック療法でワインダー外しても直っちゃってたりして!?と淡い期待を込めてみたのですが、そうは問屋が卸してくれませんでした...。まぁ、その前に幕に開いた穴も直さないといけないんですけどね(>_<)

 

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2016年6月25日 (土)

EOS600番代シリーズ

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キヤノン・フィルム一眼レフ最初のAF機が「EOS650」で、そこから派生した「EOS620」と「EOS630」。さらにペリクルミラーを採用した「EOS RT」も派生機種です。

これらのカメラが現行品だった時代を知らない人の場合、シャッター幕にベトついたものが出て来てシャッターが開かなくなる、底面が斜めにカットされたEOSシリーズくらいな情報しか持ち合わせていない人も多そうなので、ごく簡単におさらいしておきます。

  • 「650」の登場が1987年3月、日本ではバブル好景気の真っ只中でした。
  • そのわずか2ヶ月後の1987年5月に「620」が登場します。650をスペックアップ(シャッターの最高速度を上げるなど)したハイアマチュアやプロ向け存在。
  • 約2年後の1989年4月登場の「630」は、620の後継機で秒間最高約5コマの給走速度は当時世界トップを達成。

この3機種の位置づけは、大雑把にこんな感じです。

改めて思ったのは、クルマの世界でもバブル期は、新型車が出て少ししてからターボ付きが出て、また少しして、ターボにインタークーラーが付いたりして~なんて時代があったなぁ~ということ。

さて、見ため的にはほぼ同じ外装なので記された型番を頼りにするのですが、その型番の数字の色を変えているのが特徴的ですね。650は「白」、620は「赤」、630は「緑」。ちなみに、RTは今ここに無いのですが、たしか「金」色っぽかったかと。

 

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2016年6月24日 (金)

SAFETY COVER

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中古市場において、舶来では「腐ってもライカ」、国産では「腐ってもニコン」、そんな言い回しがあったりします。少々程度が悪かったり、古いちっぽけなアクセサリーだったりしても、この2ブランドであれば、意外に値が付いたりすることがあるからです。

今日紹介するのは、小さな(15mm×20mm×25mm)黒いプラスティック製のモノ。

Nikon F JAPAN SAFETY COVERと記されているので、勘のいい人なら、その形状もヒントにして、あそこに付けるのでは!?と気付かれると思います。でも、そんなもの(カバー)があったんだぁ?と思う人も沢山いらっしゃるでしょう。

これ、かなりレアものです。

ニコンFは巻き戻しクランク部の周囲にストロボ接点があるので、これをクランク部に覆い被せて、接点を汚れや水分などから守ろうってアイテムと思います。

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へぇ~!と思うかもしれませんが、他のカメラだって、一般的なホットシューに付けるシューカバーがありますよね。あれと同じことです。

ちなみに、巻き戻しクランクが不用意に回転するのを防ぐため~という役割もあるとかないとか...。でも、それは二次的なものと思うんですよ。それが必要なら、他のカメラでもクランクをカバーするアクセサリーがあってもいいと思うんですが、さすがに見たことありません...。

 

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