我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年4月 4日 (月)

小M3

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ライカM3は、機械としての品質、そして中古市場における人気ともに高くて、35㎜カメラの中で最高峰の機種と呼んでも過言ではないと思います。

それゆえになのか、回顧主義で登場したと思われる~ミノックスフィルムを使うミニチュアカメラや、変わり種コンパクトデジタルに、ライカM3を模した機種が存在するんですよね。

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これは2000年発売、「シャラン」の「ライカM3モデル」。シャランはおもちゃメーカー、バンダイの子会社メガハウスから発売された、MINOXフィルムを使うフィルムカメラ。

このシリーズには、バルナックタイプのライカやコンタックスⅠ型、ニコンFやSP、オリンパスPEN-F、ペンタックスSP、ハッセルブラッド、ローライフレックスなど、他にもかなりバリエーションがありました。

 

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これは2002年発売、「MINOXデジタルクラシックカメラLEICA M3」。デジタルカメラですが、MINOXブランドから発売されたもの。画像のは初期型なので内蔵メモリーのみ記録で、撮影画像を確認出来る液晶モニターもないタイプ。後から出たモデルや、ローライフレックスの形をしたモデルは、液晶モニターもメモリーカードへの記録も可能になりました。

本物のM3を持っている人が、コレクション的にこれらのカメラを欲するのはアリでしょうけど、これだけ持っているのって、ちょっと侘しい気がするのは、私だけでしょうか・・・。なので、私はこれらのカメラをカメラ屋特権を行使して手元に置いておく気にはなりませんでした。裏を返せば、本物のM3を持ってない…ということ>_<。

 

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