我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2019年12月15日 (日)

hamaの良く出来たアクセサリー

まず始めに、

  • 12月17日(火)は二代目が健康診断で胃カメラを飲み込むため、我楽多屋は正午開店予定です。
  • 毎年恒例の田中長徳先生を囲んでの忘年会(事前予約必要)のご案内はこちらをご覧ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2019/12/post-9f56.html

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このアクセサリーがどんなものであるか?は、万力部分で机などを挟み固定したうえでカメラ等を載せられる撮影アクセサリーであろうと、上の画像だけでも推察が可能と思います。

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実物を見ていたら2つあるネジ穴に気付き「これは何だろう?」と思いながら、すぐ下にあるノブを回したら2本の鉄棒が顔を出しました。

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引っ張り出すと鉄棒の端にネジが切られていたので、これをさっきのネジ穴にネジ込むことが分かりました。

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なんと、このアクセサリーはミニ三脚的な使い方も出来るのでした。

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「hama」はご存知の方も多いと思います。ドイツのカメラ用品ブランドです。日本の「kenko」みたいな感じで、気の利いたカメラアクセサリーなどを多数製造販売しています。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年12月14日 (土)

これ何だ?

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「これ何だ?」って、今週半ばのFacebookページにこの2枚の画像をアップしました。

が、普段のアップよりも明らかに「いいね!」が少なく、反応してくださったのはお一人だけでした...。

「SONY」って記されていますけど、うちの店で取り上げるくらいだからカメラ関係なんですけどね。

まだ6年しか経っていないんですが、SONYが「レンズスタイルカメラ」と称して販売した、デザイン的にも結果的には存在も変わり種のデジタルカメラがありました。

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それ本体は一眼レフ用レンズ単体のような形をしているのに、中にレンズ、撮像素子、メモリーカード、バッテリーを内蔵していました。これをスマホとWi-Fiで接続して、スマホからコントロールするというワイヤレスカメラでした。

基本はスマホに付けて(というか当てがって)使用するのですが、Wi-Fi接続なので少しくらい離しても使えるわけです。

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その使い方のひとつとしてこのグリップを付けて、自撮りやその他の撮影をしやすくするアイテム。それが「これ何だ?」の答えでした。

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2019年12月13日 (金)

捨ててしまったら、そこでお終い

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カメラの買取りをしていると、いろいろなカメラ・レンズの買取り依頼をいただきます。市場性の高いもの低いもの、程度の良いもの悪いもの...様々です。

たとえば、画像のように何年も、いや10年20年放置されたままのカメラ・レンズをお持ち込みいただくこともあります。

画像でどこまで状態を見て取れるか不安ですが、、、あまりキッチリと見て取れると、それはそれで悲しく感じる人もいらっしゃるかもしれません。

カメラケースはボロボロに劣化してしまい、中に仕舞われていたボディ・レンズともにかなりカビに侵されていました。

カメラ好きな人からしたら「カメラが可哀想…」と思うのでしょうが、これがご自身の品物じゃなくてご家族の品物だったりすれば、そこにカメラ愛は抱かないかもしれないので仕方のないことなのかもしれません。

それよりも、この品物をお持ち込みくださった方のように「捨ててしまうのは忍びなく~」と言って、日の目を見る場所に出していただいたことに業者として感謝します。

これはカメラ好きな人の皆さんにとっても同じことだと思います。あなたが探しているもの欲しいものが捨てられずに済んだかもしれないのですから。

ちなみに、ニコンFEボディはシャッターに難アリ、50/1.4レンズはニッコールには珍しくかなりのカビ玉、トキナーズームが向こうが見えないくらいのくもり玉、あっ!ワインダーMD-12は動作品でした。

こういう状態では買取り額は微々たるものにしかなりませんが、ご依頼主さんにはご理解・ご満足いただけました。

 

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「がらくた市 忘年会」のお知らせ

【田中長徳先生を囲んでの「がらくた市 忘年会」のお知らせ】

今年も恒例の長徳先生を囲んでの忘年会を行ないます。

がらくた市でのトークショー終了後、近くの店に場所を移して開催します。

会場手配の都合上、参加ご希望の方は12月23日(月)までに「意思表示」のご連絡をお願いいたします。当日参加は定員の関係でお断りする場合もございます。

 

  • 日時:12月28日(土)16時30分より2時間
  • 会費:3,500円(食べ物7品+飲み放題)
  • 場所:目利きの銀次 四谷三丁目駅前店(トークショー終了後に我楽多屋より移動します)
  • 今年もまた会費が500円upしましたが、我楽多屋はピンハネしていません。会場の料金設定が変わってしまいました。

 

参加表明は以下宛てによろしくお願いいたします。

メール「arrow.noda@nifty.com」か、電話「03-3225-5538」へ。

下の画像は去年の忘年会の乾杯シーン🍻

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2019年12月12日 (木)

危うく文字ごと拭きとってしまう…

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フィルムのAF一眼レフカメラに多く見られる、グリップや背蓋などの表面に貼られた素材が加水分解を起こしてベトつく現象。嫌ですよね...。

先日入荷の動作品のニコンF90Xが背蓋以外は程度が良いので、問題の背蓋を何とかしようと思いました。

まず最初に考えたのは、代わりに使えるまともな背蓋が単体で我楽多屋の在庫にあるのではないか?と。しかし、F-801用はあったけどF90用は無し。

じゃあ、ベトつきを取り去ってしまおう~と思い、無水エタノールで拭き始めたのですが、この背蓋はMF-25といって世界24都市の時刻を表示できるタイプ。液晶に表示されるのは都市名じゃなくて、背蓋に記された相番なので、ベトつきを取り去ってしまうと都市名の文字まで一緒に無くなってしまいます。それでは、どこの都市の時間を表示しているのか分からなくなるから、作業を途中でやめました…。

結局、カメラを構えた時に両親指が触れそうな両サイドだけベトつきを取り去って終了。前から見たら綺麗だけど、後ろ姿は汚いまま...。

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2019年12月11日 (水)

黄色いビートル

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、曙橋です。

只今、最終!?特別販売中!!の長徳先生の写真集を出版元から受け取るために、定休日だけど店に出て来ました。

その時に店の近くの曙橋(陸橋なんです)の上から見ていると、黄色いフォルクスワーゲン・ビートルが近付いて来るのが見えたので撮った一枚です。ちょっと不思議な構図になりました。

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第242回目のテーマは「Komura135ミリF2.8 オールブラックス」です。

こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine2.html

 

*閲覧は2020年3月初旬までです。

2019年12月10日 (火)

リュックも重い!?

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半月ほど前から我楽多屋にあるこのリュック。

10年くらい前にニコンオリジナルグッズとして販売されていた「シューティングザックP-230」という製品です。

我楽多屋でこのリュックを持ったほとんどの人が「重いね...」と言います。重いニコンの機材を収納するにはリュック自体も重く作らないといけないのかもしれません…。

本来、ニコンブランドのものは早めに売れる傾向にあるのですが、この重さが理由なのか!?思ったよりも我楽多屋に長居し始めています。

昨日ご来店された長徳先生も「先日のブラパチ塾でこの重いリュックが話題になりましたよ」と。

調べたら、ヨドバシドットコムでの最終販売価格が22,680円の品。本来付属している両サイドに取付け可能なサイドポーチが欠品していることが、この記事を書いてる際に判明したので、それも加味して早く嫁ぎ先がみつかるように値を下げました。

店の中で場所も取っているので、よろしくお願い致します。

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2019年12月 9日 (月)

M型ライカ底カバー差し上げます

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10年以上前のこと、革職人さんに良い底カバーを作ってもらおう~的な企画を行なったことがありました。

試作品を作ってもらっては、我々の要望を出してやり取りすることを数回繰り返しましたが、完成に至る前に立ち消えてしまいました。思い返せば、腕の良い革職人さんだったのですがカメラは素人だったのが頓挫した一因だったような気がします。

その時の試作品が3点発掘されましたので、これらを希望者先着3名に差し上げようと思います

条件は、ご自身のM型ライカ(M5およびデジタルライカは除く)を持ってご来店いただけること、底カバーを装着した状態の画像をうちの店のウェブで使用することにご了承いただけること。そして、先着3名までです。

*試作品なので装着がきつかったりする場合があります。それゆえ、ご自身のライカをご持参のうえ現物合わせをしていただきたいのです。

 

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2019年12月 8日 (日)

自主Ai改造

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ご存知の方も多いでしょうけど、不変のニコンFマウントと言いつつも何世代か存在していて、微妙に互換性が無いパターンがあるのも事実です。

互換性が無いパターンの一つに、最初期世代のオート一コールレンズがその後のAi対応ボディでは使えないことが挙げられます。装着出来るけれども絞り値をボディへ伝えることが不可能なパターンや、
装着自体が無理なパターン、時として装着できたのに外れなくなってしまうパターンもあって、気を付けないといけません。

かつては、ニコンサービスセンターへ持ち込めばオートニッコールレンズをAi対応へ改造してくれていました。

中古市場で「Ai改」と呼ばれているのは、その改造が施されたレンズのことです。

その改造を自作してしまう人も稀にいらっしゃいます。レンズ鏡胴のボディ側の縁を一部削ることで、Ai改造に等しい細工が可能なんです。

ただ、レンズ鏡胴自体を削ってしまう改造ですから、ここで自主改造をおススメする意図はありませんので、その点は十分にご理解ください。

ここにある自主Ai改造されたZoom-NIKKOR-C Auto 43-86/3.5は我楽多屋によく来られる方で、先日はアローカメラにライカレンズの買取り依頼に来てくださった方が、後日買取職人のところへ「カメラ提供意思表示カード」の発行に来られた時に置いて行かれたレンズです。

この手の改造に異議を唱える方もいらっしゃいますが…、この自主改造はそのお客さんご自身がされたそうなので顔も見えています。だから、私の手元に置いて使うことにしようと思ってます。

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