我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2025年9月

2025年9月 4日 (木)

FUJICA Mini

本日9月4日(木)、写真材料商業組合の研修のため開店時間を午後1時とさせていただきます。 

 

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フジカミニは以前にも話題にしていて、特に新たな情報があるわけじゃないんですが~10年以上前のことだし。改めて見て「ホントに洒落たカメラだよなぁ!」と思ったので、再び。

当時の宣伝にも書かれていた、そのウリでもある4つの宝石の輝きの画像をアップで撮ってみました。

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宝石と言っても!?人工ダイヤだそうです。

  • ピンクはルビーで、ASA25
  • ブルーはライトサファイアで、ASA50
  • レモン(オレンジに見えますが)はトパーズで、ASA100
  • グリーンはペリドットで、ASA200。

適正露出を見るために、装填したフィルム感度の色に露出計の指標を合わせる必要があるのです。

あと、適正露出を得るために回す部分がレンズフィルターも兼ねているレンズの外枠の部分なのですが、そのノブにも透明な宝石が1個輝いています。

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過去のフジカミニに関するブログ記事:https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2013/03/hujikamini.htmlhttps://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2010/01/0113.html

 

Gallery 463で開催中の「山景と生成」副島泰平 生成AI銀塩写真展は9月14日(日)までです!

 

 

2025年9月 3日 (水)

珍客来店


本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

*明日4日(木)は、写真材料商業組合の研修のために開店時間を午後1時とさせていただきます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、トンボが来店。

長年カメラ屋やってますが、トンボさんは初めて(^^)

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2025年9月 2日 (火)

信用ならない?古い電子シャッター機⁈

本日9月2日は第1火曜日なので、我楽多屋は営業する火曜日です

Gallery 463で9月14日まで開催の副島泰平 生成AI銀塩写真展「山景と生成」、9月2日と3日は展示お休みです。 

 

電子シャッター機、特に中級機以下は信用ならない…(>_<)

ま、一概には言い切れませんけどね。

何となくジャンク色の強そうな雰囲気の個体、長年放置されていたっぽい個体が特に信用ならない…と言った方がいいのかな…。

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画像のニコンEMは大丈夫そう〜ということで業者から来たものですが、電池を入れて動作確認をしたら、確かに大丈夫そうだったんですが、ファインダーを覗きながらシャッターを切ると切り終わってからしか、シャッタースピードを示さないのです。本来ならシャッター半押しで露出計が判断した適正なシャッタースピードを示すはずなのに。リハビリが必要なのかな?と思って、数時間放置して改めてチェックしたら、バッテリー残量がほぼゼロ。

テスト用のバッテリーがもともと残量が少なかったのかな?と思って、新しい電池を再装填して同様なことを繰り返したら、また早々に残量がほぼゼロに。

ダメだ、こりゃ。完全ジャンク値段。

 

もう一台のミノルタXG-E。これは私の中ではかなり要注意カメラ。

過去に何度か、動作チェック時はOKで動作品の値段を付けて並べたのに、数日とかしばらくして、お客さんが買おうとしたら、まともに動かなくなっている〜というパターンを経験しているのです。

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今回も常連さんが持ち込まれたその場でチェックした時は露出計が反応して、シャッターもそこそこに切れていたのに、僅か1時間後くらいに、店に出す値段を付けるために再度チェックしたら、まともに動かなくなってました…。

このカメラのそもそもの市場性が低いですし、買わせていただく時から、動いても動かなくても値段は〜くらいな感じで対応させていただいてるので、無問題ですが。

 

★6月発売された、田中長徳写真集「Chotoku Anthology 1964-2016」を我楽多屋でも販売(通販も可)しております。詳細はこちらへ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2025/07/chotoku-anthology-1969-2016.html

 

 

2025年9月 1日 (月)

ニコンFのコマ間

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我楽多屋の隣りに半月前、プレオープンしたGallery 463からのカメラねた。

9月14日(日)まで開催している、副島泰平 生成AI銀塩写真展「山景と生成」では、35mmフィルムを1本36コマ分そのままバックライトで照らして見せているコーナーがあります。

これについて作家の副島さんから「これはニコンFで撮ってるんですよ」と。その理由は「コマ間がシッカリしていて変化しないし、パーフォレーションの穴がコマ間に来ないので安心して使えるから」と。

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また、生成されたAI画像をフィルムで撮影する際、ファインダー視野率の点からもニコンFを選択する理由だとか。

こうして丸々一本で見せても美しいし、マウントへ入れるために1コマずつカットする時もラクだそうです。 

副島さんが普段一番使っているというニコンFEにはそこまでの正確さはないそう。

私は今までコマ間の位置を特に意識したことなかったので、他のカメラとの比較については何とも言えませんが。副島さんが言われること、作品として撮影・現像・展示されるとなると大きな意味を持つであろうことはよく分かります。

 

今回の展示や副島さんについて、とても詳しく分かりやすく紹介いただいたweb情報が有ります→『フェイクか、リアルか?生成AI銀塩写真のインパクト--副島泰平写真展「山景と生成」、四谷三丁目ギャラリー463にて開催