気が利かない?現場監督
ウッカリしていました。というのは…コニカの工事用カメラ「現場監督」の発売初期の2機種を覚えていなかったのです。
画像の右側が初期モデルの一つ「現場監督DD」(1989年発売)と言って、40mmと65mmの2焦点式。これと40mm単焦点の「現場監督」(1988年発売)の2種が初期モデル。
左側はその後に出た第2世代(私が勝手に見た目だけで分けてます…)の中の「現場監督28WB」で少しデザインが変わります。第2世代は微妙な仕様や焦点距離の違いで数機種存在しますが、現場監督ズーム(28-56mm)を除けば大きな差はありません。
さて、今日一番話題にしたいのは「現場監督DD」の動作チェックをしている時に、面食らったことがあった点です。
外光に反応して露出が変わっているかを大雑把に確認する為に、ストロボの発光モードをOFFにしてボディ前側からレンズの中を凝視しながら1回シャッターを切った後に、照度が違う条件でもう1回シャッターを切ったら、ストロボが思わず発光して眩しい思いをしたのです。
どうやら、シャッターを1回切る度に発光モードがリセットされてAUTOに戻る機能のよう。そういうカメラも稀に有りますけど少数派だと思います。ちなみに、「現場監督28WB」の方は電源を切るまで設定した発光モードは固定されます。
工事用カメラという位置付けのこのカメラの場合、光らせてはいけない場面や光らせたくない条件での撮影が予想されるし業務上の撮影なのだから、任意で設定した発光モードが保たれた方が気が利いていると思うのだけど…。
わたし的には、電源を切るまではモードが固定されている方が気が利いていると思うんですけど、人によってはシャッターを切る度にモードがリセットされる方が気が利いていると思う人もいるのかもしれませんね。どっちが気が利いているとは一概に言えないのかな…。
以下、記録として「歴代の現場監督」(35ミリフィルム仕様のみ)を発売時期を添えて並べてみました。日本カメラ社発行のカメラ年鑑を参考にしました。
あと、現場監督絡みでは以前に「TITLE HOLDER」なんて珍しいモノや、専用フラッシュなんてのも話題にしたことがありました。
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