我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2018年10月

2018年10月12日 (金)

ニッコールレンズ愛用者登録カード

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先日、アローカメラへ買取り依頼の品物の中にあった、レンジファインダー機用のSマウント・ニッコール10.5cm/f4。元箱もあって、その中にこの「ニッコールレンズ愛用者登録カード」が入っていました。

カードの周囲に孔が沢山開いた、なんかとても懐かしい感じのするカードです。どこかで見たことあるような、ないような...。

この愛用者登録カードに必要事項を書き入れて日本光学さんに郵送すると、引換えに保証書が返送されて来るのだそうです。

日本光学さんでは、このカードを保証の原簿とするそうです。

調べてみたら、この孔が沢山開いたカードは「ハンドソート・パンチカード・システム」などと呼ばれていたそうです

さらに調べてみると、「特定の孔の部分を切符に改札鋏を入れるように切り取ることで、情報を記録し孔に棒を通して引き上げると、そこが切られたカードだけが振り落とされることで事務用や調査データの処理用に以前は盛んに用いられたものである」とありました。

この「ニッコールレンズ愛用者登録カード」の孔が記録出来るものは、買上店住所・登録番号・特約店・出荷年月・買上年月・ニッコールレンズNo.・購入者住所・年令・職業のようです。

 

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2018年10月11日 (木)

1秒=1分

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我楽多屋の物々交換依頼の品物を検品中のこと。

ペトリ35のボディ背面上部に「1秒=1分」と書かれた小さなシールが貼られていました。

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多分、シャッターがネバっていて、シャッターダイアルを1秒に合わせて切っても、閉じるまでに1分掛かる~ってことなんだろうなぁと解釈しました。

そうですよね!?ふつう。

人生の格言めいたものをここに書いて、シャッターを切るたびに戒めている~なんてことはないですよね(>_<)

ちなみに、試しに1秒で切ってみたら、シャッターと閉じるまでに2分10秒くらい掛かりましたけど。

 

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2018年10月10日 (水)

墨田川大橋

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、墨田川大橋。

小伝馬町のRoonee 247 fine artsで開催されていた、飯田鉄写真展「RECORDARE」を見に行った帰り、門前仲町まで~箱崎シティエア―ターミナルや水天宮など今まで歩いて通ったことがない興味深い場所を眺めながら散策しました。

ここも歩いて初めて渡る墨田川大橋。ちょうど空が少し色付いている頃にスカイツリーを臨んで来ました。

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第228回目の今回のテーマは「秋向きのストラップ」です。

こちらより、お楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html

 

※閲覧は2019年1月初旬までです。

2018年10月 9日 (火)

似合うTAMRON ZOOM

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三連休初日の夕方のこと。

毎月第一土曜日は、コシナ研究会の例会が荒木町内の喫茶店で開催されるので、例会前に我楽多屋へお立ち寄りくださる会員さんが多いです。

会長のSさんが、「最近、コンタックスFを買いました!」と見せてくださいました。その犯行の動機はスクリューマウントのコシナレンズを付けるためで、シッカリとコシナ製20㎜/f3.8が付いていました。

その後、S会長が店内を物色中にスクリューマウントの古いタムロン望遠ズームを見つけて手に取った瞬間、居合わせた会員さんも私も、そのレンズこそ~コンタックスFに似合うでしょう!と、2人揃って後押し。

少し迷われていらっしゃいましたが、S会長は次回のお楽しみ~と言われて例会に行かれました。が、例会終了後の再来店時に、またまた会員さんや私が試しに付けてみてはいかが?などと後押しをするものだから、結果、見事に!?お買上げの運びとなりました。

 

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2018年10月 8日 (月)

マンホール撮影用!?

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フォクトレンダーの「ビトーB」です。

そのシンプルなデザインや、完全にマニュアル操作な潔さ、小さいながらも中身の詰まった感ある質感などなど、このカメラが好き!という人がかなり多いカメラです。

でも残念ながら、最近はシャッターがネバる傾向にある個体が多いのも事実です。

今回、我楽多屋にやって来た個体もネバる傾向。低速だけならまだしも、中高速でもイマイチ...なのですが、カメラを下に向けている時は案外といい確率でネバらずに切れる感じがありました。

であれば、このカメラはマンホールマニア向け仕様ということでどうでしょう!?(>_<)

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2018年10月 7日 (日)

KONICA MERMAID

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「一目会ったその日から~」、張りぼてっぽいカメラだなぁ~と思いました。

なので、一瞬はトイカメラかとも思いましたが、よく見れば「コニカ」製。イルカのイラストに、「MERMAID」という機種名、そして「WATERPROOF BIG MINI」の文字まで。

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これは失礼しました~トイカメラではないのね(^^;

ということで、検品を始めました。

まず、ウォータープルーフカメラっぽい抓んで回す大きめなノブで裏蓋を開けると、そこにはどこかで見たことのあるような、普通のコンパクトカメラっぽい背面が現れました。

これ、まさにビッグミニのどれかしらと同じですよね、多分。やはり、ベースのコンパクトカメラに張りぼてして水中仕様にしてるみたいですね。

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2018年10月 6日 (土)

ヘリアー101

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2001年、フォクトレンダーのレンズ「ヘリアー」101周年を機にコシナから販売されたレンズです。

その凝ったデザインの鏡胴がイイ感じ。

当時、ビューファインダー無しで距離計だけ搭載した異色機ベッサTの限定モデルとセットで販売されたレンズなので、出回っているのは2000本ほどと言われています。

鏡胴に、凸-凹-凸3群5枚のヘリアーの構成図が彫り込んであります。

この構成図、2年前に「Vintage Line」と名付けられて、別デザインで再生産された同ヘリアーレンズにも記されていましたね。

 

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2018年10月 5日 (金)

OLD LENS LIFE 2018-2019

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今年もこの時期がやってまいりました!

オールドレンズの仕掛人 澤村徹さんがここ最近は年1で発行しているシリーズ「OLD LENS LIFE」の新刊です。

今号の特集はメインの「中望遠オールドレンズ」の他に、復刻オールドレンズの新旧比較や、名広角レンズ十番勝負などなど興味深い特集が盛り込まれています。

また、レンズフードでドレスアップという特集では、関研究所のセノックキャップフードが登場しています。この凝ったフードは以前にこのブログ(下の画像参照)にも載せたことがありました。

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そうそう、今回のOLD LENS LIFEの編集中だったんでしょうね。澤村さんから「セノックのフードをニッコールに付けて掲載したいのだけども~」とご連絡をいただいたことがありました。

うちのブログとカブってしまうことを気にされて、わざわざご連絡くださったのでした。私が拒める理由など一つもないどころか、ほとんど思い付きで私がニッコールに付けたのと、澤村さんの美的感覚が一致したのだぁ~と嬉しいくらいでした。

 

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2018年10月 4日 (木)

代用品情報 ELCA編

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1958年発売された、マミヤのELCAというカメラ。ちょっと不思議な「ELCA(エルカ)」という名称は、「ELECTRIC CAMERA」の略なんだとか...。

連動露出計を内蔵していることが、その名の由来なんでしょう、多分。

4年ちょっと前に同じカメラを紹介した時は、ボディ上面にある2つの穴にオリジナルっぽいキャップが付いていて「これが希少かも~」なんて思ったのですが、その穴自体が何なのか?確定出来ずにいました。

それが今回、数日前のお客さんカメラで確定しました。4年前にも推測は出来ていたのですが、内蔵露出計の低輝度時用ブースターを差し込む穴であることが確定しました。

そのお客さんがおっしゃられるには、もともとカメラと一緒にあったブースターではないんだそうです。カメラと同年代のセコニック露出計のブースターが使えるんじゃないかと思って、試してみたら~サイズも一緒で、ちゃんと機能もしているというのです。

で、ボディ上面にある小さなメーター表示窓の中を覗き込むと、端っこに「SEKONIC」と記されているのにも気付かれたと。

ELCA自体があまり見かけないカメラですが、付属のブースターが揃っていることは稀なことだと思うので、この情報はとても有益かと思いました。

 

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