我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年12月

2016年12月22日 (木)

u2 に f2

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ニコン一眼レフシステム最初期のレンズ、「ニッコールS 5cm/f2」、明るいf1.4よりも、こちらの方が使いやすいというマニアも多いです。

そして、ニコン一眼レフシステム最後発のボディ「u2」。普及機として登場しながらも、先発の中級機F80にも迫る性能も持っていて、それを評価するマニアも多いです。ペンタ部のデザインに以降のニコンデジタル一眼と共通性があるところに、過渡期のモデルあることも垣間見えて興味深い。

ともに、ニコンファンの命綱的な普遍の「Fマウント」。このレンズとボディは長い時の流れを超えて装着可能です。

ただ、撮影しようと思うと、シャッタースピードも絞りも完全マニュアルな操作を求められます。内蔵の露出計も利きませんが、それも考えようで、ニコンFと同じなわけです。

いや、Fに勝っている点もあります。まず一つ、フィルム巻き上げしなくていいです。そして二つめ、ピントリングは自分で回さないといけないけど、中心部分でピントが合えばランプが点灯するので、フォーカスエイドが利くのです。

さて、なんでこんな話題になったかと言いますと、ジャンクのu2と言われて持ち込まれた個体が、私が見る限りどこも不具合な点が見当たらず、いろいろといじっているうちに、こんな流れになってしまったというわけです。

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*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2016年12月21日 (水)

ポケモン広場

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、♪ 新宿西口駅の前、カメラはヨドバシカメラ。

今年の春まで、中央高速バスの発着所になっていたヨドバシカメラ西口本店横が、いつの間にか、、、といっても、ポケモンGO以降でしょうから、この数ヶ月のうちに「ポケモン広場」になっていました。どこかで見慣れたイラストが描かれたベンチがたくさん並べられたりして。

ちなみに、私 二代目はポケモンGOやってません。

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2016年12月20日 (火)

SUN DFレンズ

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バリフォーカルレンズについては、かつてコニカの「VARIFOCAL HEXANON AR 35-100mmF2.8」を紹介したことがありました。

今回は「サンレンズ」の2本。「DF 28/35mmF3.5-3.8」と「DF 85/135mmF4」。

この2本はバリフォーカルレンズの特性を活かしたコンパクトサイズになっています。

普通、ズームレンズは焦点距離を変えてもピント位置が変わらないように設計されていますが、バリフォーカルレンズの場合はズレてしまうのです。その分、重さやコスト、F値の向上面で有利と言われています。

ところが、サンのこの2本は、カチッカチッと切り替えられる広角端と望遠端については、ピントがズレないように設計されている、という優れものでした。カチッカチッの中間域でも撮影は可能だそうですが、ピントはズレるとのこと。

で、その名も「バリフォーカル」じゃなくて、「ダブルフォーカス」。品名にある「DF」はその略だと思います。

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その「カチッカチッ」の仕方が同じシリーズでありながら違うのは不思議な点。「28/35mm」の方は、ピントリング部分を前後方向にカチッカチッと6mmくらい移動させることで焦点が切り替わります。「85/135mm」の方は、絞りリングの前方寄りにある専用のリングを銀色のボタンを押しながら回すことで焦点が切り替わります。

 

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2016年12月19日 (月)

ロープでストラップ

実はずいぶん前に、どこかのカメラアクセサリーメーカー製の黒い地味なストラップを時々買って行かれるお客さんから聞いたことがありました。そのストラップの端の金具部分を利用して、好みの色のロープを買って来ては付け替えて使っていると。

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1年くらい前でしょうか、革や布など質のいいストラップを多数ラインナップしているメーカーさんから、ロープ素材の製品が出たのですが、いかんせんお値段もかなりいい。

そこへ先日、常連Kさんとの会話の中で、ある修理屋さんがオリジナルでロープ素材からストラップを作っていると聞きました。それは、前述の製品よりかなり安価で半値くらい。

こうなってくると、冒頭で触れた~金具か使えるという既製品を少し前から手元に確保していたので、私の中のロープストラップ熱が一気に上昇し始めました。

前々回の休みから適当なロープを探し求めて、いくつかのお店をチェックしていたのですが見つからず。いよいよ~ちゃんとした登山用品屋さんに足を運んで、好きな色の赤系のロープを3mほど入手。

こんな風になりました。

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あと2本ほど作れる長さが残っているので、次は既製品の金具を流用しない方法を考えてトライしてみたいと思います。

 

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2016年12月18日 (日)

MIRAGEって

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昨日、Facebookページにアップした希少系M42マウントレンズの「オートヤシノン-DX ズーム80-160㎜/F4」と「ペトリオリコール135㎜/F3.5」に続く第3弾。

「MIRAGE 50mm/F2.8」です。

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生産国表示がありませんが、日本製でしょう、たぶん。「MIRAGE」で検索しても、情報は無く。時代や販売ルートなど、まったく確定できませんでした。

それとこの個体の凄いのは!!製造番号が「00002」であること(@_@。

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こんな若い番号、ふつうは市場に出てこないような気もしますが、どうしちゃったんでしょうね。ちなみに、これら3本の出所は写真家I先生なんですけど、やはり詳細はふめいとのことでした。

 

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がらくた市忘年会

大変ご案内が遅くなりました。

毎年その年最後のがらくた市の後に行なう、田中長徳先生を囲んでの忘年会。

今回は特別に「我楽多屋」店内で行なうことにしました。

【注】よって、当日(24日)我楽多屋は16時過ぎに営業終了します。

 

★2016/12/24 クリスマスイブ、一日限りの家系立ち飲み処「がらくた家」忘年会★

  • 日 時:2016年12月24日 16時過ぎ~18時
  • 参加費:500円
  • 缶チューハイ・缶ビール・お茶は適当数を用意しますので、キャッシュオンデリバリー的に1本1本清算お願いします。
  • 飲食ともに持ち込みも可とします。
  • 田中長徳先生の写真集が当たる抽選会も予定しています。

 
ただし、「がらくた」とはいえカメラ・レンズが並んだ店内ですので、以下のルールを厳守の上でご参加お願いいたします。

  • 泥酔する・暴れるような参加のされ方。
  • 忘年会中はなるべく商品には触れないでください。
  • 飲食持ち込み可ですが、取り分けが必要になるような食べ物や散らかるような食べ物は避けてください。

 

★参加ご希望の方はメール(arrow.noda@nifty.com宛)にて、「忘年会参加希望」の旨をお名前・連絡先を添えて送信ください。

2016年12月17日 (土)

ちんちろりん

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年末年始の営業スケジュールも発表しましたし、年明けにもう一つ大切なのは~ちんちろりん。

やるとかまだ言ってないのに、あるお客さんから「楽しみにしてます!」とか、半月以上も前から聞かれてしまいましたし...。

もう、恒例を通り越して、マンネリ化も危惧するくらいの「ちんちろりんキャッシュバックサービス」(←注意:リンク先は2016年の記事です)を、今年というか来年早々もやります。

そんなことを考えている時に雑貨屋でこんなサイコロを見つけてしまったので、来年は難易度が上がりますよ!覚悟しておいてください。これを全部一緒に振ってゾロ目を出してもらいましょう!

なんて~言うのは冗談で、毎年恒例のルールで行く予定です。詳細はまた改めてご案内します。

 

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2016年12月16日 (金)

リコーフレックスにチェキ

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これは昨日のお客さんカメラです。

リコーフレックスとチェキを合体させて、リコーフレックスでチェキフィルムに写真を撮れるように改造されています。

特別な工具などは使わずに、プラモデルをちょっと凝って作れるレベルの人であれば可能な改造だそうです。

見た目がスマートに仕上げられているうえに、一番のポイントは、撮影後のフィルムの送り出し方法。

チェキではモーターでギアを回して送り出すのですが、このカメラでは元々リコーフレックスに付いていたノブを利用したクランクをクルクル回すと、フィルムが送り出されてきます。

本来はモーターのウィーンという大きな音のするこの動作が、特に音も無くスルスルスルとフィルムが出てくる様がとても印象的でした。

このお客さん、昨日はこのカメラ用にフィルターやキャップなどをお買い上げいただたのですが、一番の収穫はクローズアップレンズと言ってくださいました。

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そのクローズアップレンズを装着して撮った写真が昨日Facebookページでチラ見せした、これなんです。

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★年始の営業について★

 

年始は5日より通常営業しております。

  

 

2016年12月15日 (木)

アダプトール

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AF化で事情は変わってしまいましたが、MF時代にレンズメーカーのタムロンはマウント交換式レンズにすることで、複数メーカー持ちのカメラユーザーへの利便性を図っていました。

それがアダプトールシステム。

既にAFレンズも多数登場していた時期ですが、1993年版のカメラ総合カタログを見ると、MFレンズ群の欄に「1本のレンズがどのカメラにも使えるタムロン独自の交換マウントシステム」と題して、「カメラボディのエレクトロニクス化、機能の変化に対応してマウント部分も変化していきます。タムロンレンズは交換マウント方式により、交換マウントを取り換えるだけで、旧タイプから最新鋭までほとんどの35㎜一眼レフカメラに装着できます」と謳っています。

で、そこに載っているアダプトールのリストがこれ。揃ってますねぇ。

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キヤノンEOS用やミノルタα用も機能制限付きで製品化されていました。ただ、これらはある時点で早々に生産を終了したようですが。

今日、この話題を持ち出したのは、一番上の画像の「ローライ/ホクトレンダー用」のかなり珍しいアダプトールが出てきたからでした。

 

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