我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年5月

2016年5月 2日 (月)

最後の一社になっても

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一昨日のこと、若いお客さんとお話しさせていただいた中で、「元気をもらった!」という話です。

話のキッカケは、私がお客さんのカメラの扱いについて、ちょっと注意をしたことでした...。今、思えば、お客さんなりにカメラの状態のチェックをされていたのでしたが、私が先入観を強く持ってしまったので、そのお客さんの真意を見抜けていなかった...手落ちでした。

それなのに、そのお客さんは「勉強不足で~すみません」という反応をしてくださいました。恐縮です。

そこから話が、我楽多屋の姿勢や中古カメラ遊びの手始め~的なこと、カメラはカメラとして扱いたいんです~とカメラ愛的な話にまで進んでしまい、それを受けて「感動しました」とまで言ってくださる始末。フィルムで撮るのが好きで、機械式カメラに魅力を感じる若者なのでした。

話はまだまだ広がって、そのお客さんは今就職活動中だそうで、最近、フジフイルムの説明会で聞いた話を聞かせてくださいました。

フジフイルムは、これから社会に出て働こうか!という若者に対して、「フイルム製造において、最後の一社になっても造り続ける!」という意志表明をしているのだそうです。

これは心強いですよね!!

 

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2016年5月 1日 (日)

アサヒペンタックスのケース

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よく言われる~カメラが貴重品・高級品の時代、カメラケースの存在は重要ものでした。

カメラの保護ももちろんのことでしょうが、ケースに入れる行為自体が高級品を扱うことの作法の一つだったのだと思うのです。

アサヒペンタックス、初期の一眼レフの時代。そのケースに幾つかの種類があったことからも、ケースの存在についてうかがい知れるような気がします。

初号機のAP、そして、K、S2やS3、SPあたりまでの時代、ケースに幾つかのバリエーションがあった模様です。

一番多く見るのが、下の画像のソフトタイプのケースだと思うのですが、それ以外にも、茶革のハードケースや、微妙に形状と素材の硬さに差がある、黒と濃い茶のよりソフトなタイプ(底部とカバー部とに分割されていない形状)もあったのですね。

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