ストラップ考
以前一度ご紹介したことのあるサックス奏者のお客さんとのお話しで、ちょっと興味深いお話をうかがうことができました。楽器をやってる人なら「知ってるよ~」という内容かもしれませんが...。
キッカケは、その方がライツCL用のストラップを革で自作された~という話でした。
演奏する楽器が重くなるほど、使用するストラップの使用感が重要になるであろうことは、ちょっと考えれば推測できますよね。
*参考までに楽器店の管楽器ストラップのサイトを→http://www.nagae-g.co.jp/fs/inst/c/stp
スタジオでもステージでも、演奏時間って短いものではありません。細いもの、硬いもの、形状などなど、自分の身体に合わないストラップを長時間使用することによって、肩や首などに大きな負担が掛かってしまい、身体を悪くされるミュージシャンも多いのだそうです。
たとえ、自分に合ったストラップを見つけたところで、それでも演奏中は身体の同じ部分へ負担が掛かってしまいます。
その対策として、自分の身体にあったストラップで、微妙に身体への負担がかかる部分や感触の違うものを数本用意していて、適宜使い分けているというのです。
「おぉ~これぞプロ!」と思いました。
カメラのストラップも当然ヘビーユーザーやプロになれば、同様に重要な要素になりますが、今まで使い分ける~的な話は聞いたことがありませんでした。
カメラの場合、使用条件・環境など違いますし、三脚や一脚などの手段もあるので、一概に比較は出来ないんでしょうけどもね。でも、カメラ好きにはストラップにこだわる方も多いし、今回の話は興味深いのではないかと思います。
画像は私物のデジタルカメラ フジのX10に付けている革ストラップです。以前、革職人さんにサンプルで作っていただいたものなのですが、4年近く使っています。初めから好感触でしたが、さらに馴染んで来ていい具合になっています。
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