ずいぶんと前から、そういうものあったらいいね~とか、エイプリルフールネタになったり、実際にどこかの会社で作っちゃったりもしていたみたいだけども、普及していない~ブツ。
フィルムカメラのフィルム室に装填することで、デジタル画像の撮影を出来るようにするブツ。例えば、こんなもの。
なんかよく分からないけど、、、パトローネ部分から伸びている板状の裏面には撮像素子があって、パトローネ部分にバッテリーやメモリーを内蔵しているんです。
カメラ好きなら絶対にワクワクしますよね!?
無理矢理に命名すると、デジタルフィルムカートリッジ~とか!?
少し前にお客さんとこんな話をしました。ここでは、コストとか技術とか細かいこと(いや実際にはそれが一番大事なことなんでしょうけども...)は抜きにした話。
前述のようなブツがあったとすると、かつての名機など35㎜フィルムを使用するいろいろなカメラが再び注目を集める可能性があり、自分が所有している長年眠ったままのカメラが現役復帰させられるのです。
金属製の機械式カメラなどのその質感や操作感を味わいながら、デジタル画像が撮れるのですよ。
ここで疑問に思う人もいらっしゃるでしょう。「フィルムが無くなってしまったわけじゃないんだから、だったらフィルムで撮れんばいいんじゃないの?」って。
今でもフィルムにこだわる人はフィルムで撮ってます。そうでない人、フィルムから離れてしまった人、デジタルカメラしか知らない人~にも新しい楽しみの提案ってことです。
今さら、どこが作るの?ってのが一番の問題ですけど、これも素人の外野の勝手な言い分。ニコンさんです。
ニコンさんは各種デジタルカメラの製造販売をされているので、こういうブツを作るような技術はお持ちかと思うんです。これを作ったからって、現状のデジタルカメラの各市場である、コンパクト、ミラーレス、一眼レフのどこの分類ともバッティングしないだろうし、それらのマーケットを食ってしまうことはまずあり得ないでしょうから、心配は必要なし。
それから、いまだにフィルムカメラのラインナップも残しているニコンさんだからこそ、こういうブツを作れば、仕方なくかもしれないけど!?作り続けているフィルムカメラの拡販に繋がるんじゃないのでしょうか!?
で、ニコンさんは一眼レフのレンズマウントをずーっと変えずにこだわる、古いニコンファンを大切にするようなカラーがある会社じゃないですか。ねぇ。
最後に、勝手に好きなこと言ってしまったニコンさんにお詫び申し上げます。でも、マニアにはこういうの望んでいる人も多いと思いますよ...。
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トリガー(レバー)というと、銃の引き金が一般的ですが、それに似た形状をしたカメラのフィルム巻上げレバーのこともそう呼びます。
フィルム巻上げのための機構だから、デジタルカメラには存在し得ないし。フィルムカメラでもモーターによる自動巻き上げになってからは有り得ない~もの。それが、カメラのトリガーレバーってもの。。。
また、そもそもの存在理由のひとつに「速写」に向いているから~という点が挙げられるくらいだから、なおのこと致し方なし。
先日、リコー35デラックスの鋭利なトリガーレバーをFacebookページにアップしたら、トリガーレバーで一番ポピュラーであろうカメラ、初代キヤノネットのは鋭利さがない~というコメントをいただいたので、とりあえず、店にあるトリガーレバー式のカメラを集めてみました。
たしかに、キヤノネットは角丸処理されていますね(下の画像中央)。
ちなみに、トリガーでなくても鋭利な巻上げレバーとして、こんなのが存在しております→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2011/05/0519.html
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最近はそうでもないようだけど、以前は「はいはいはい」というのが買取名人の口癖だったような気がします。
あまり「はい」を連発するのは会話マナーのうえでは良くない~という向きもあるそうです。確認の意味での「はい」は良くても、連呼は軽薄な印象を生むのだそうです。
今日の本題は、その「はい」とは意味の違う「HI」。商品名などによく付けられている「HI」は、「高い」などを意味する「HIGH」の略です。
広告など見ていると、ハイクラスとかハイグレードとか、なんか分かったような分かんないような~高級イメージの常套句の「ハイ」と同義ですね。
車名ではトヨタの「HIACE」「HILUX」などに使われています。
カメラ関係では、ミノルタのカメラ「HI-MATIC」や、リコーのカメラ「HI-COLOR」、トプコンのレンズ「HI TOPCOR」など。
他にもあるはずですが思いつかないのと、ちょうど上の三つは店に現物がありましたので~。
ただ面白いのは、、、「HI」が付いてるからといって、どれも最高級機ではないこと。語弊があるかもしれませんが、ちょっとハッタリ的なネーミングなのかなぁ~とか。
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カメラの裏蓋とボディ本体の隙間には、遮光目的でモルトプレーンと呼ばれているウレタン系素材が貼られていることが多いです。
ただ、このモルトプレーンが劣化して、光線漏れを起こしたり、剥がれてベトついたり、ボソボソと落ちてきたり~なんてこともしばしば。
また、一眼レフのミラー受けにもモルトプレーンは使われています。これも劣化すると、スクリーンを汚したりします。
今、我楽多屋ではカメラ修理のヨコタカメラさんに協力をお願いして、モルトプレーン交換ワークショップを計画中です。
詳細決定後、改めてお知らせいたしますが、「モルトプレーン交換ワークショップ」と聞いて、何かご要望やご質問、ご提言などあればご連絡ください。よろしくお願い申し上げます。
ちなみに、我楽多屋に並んでいるジャンク品の場合、店に来た時点でベトついていたり、ボソボソになっている時は大雑把に取り除いちゃうことが多いです。何故かと言うと、そのまま置いておくと、お客さんが品定め中に裏蓋を開閉するたびに床や棚に落ちて汚くなるからです...。
劣化したモルトプレーン、案外とそのままでも光線洩れしなかったりすることもあるのですが、安心して使いたい、気持ち良く使いたいのであれば交換が必要になりますからね。ワークショップ、乞うご期待!!
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