写真の日
本日6月1日は、「写真の日」です。
6月1日にちなんで、画像のカメラは「ニコンF-601」です(笑)。
何で写真の日なのか?正確に由来を記憶していませんが、制定した日自体がなんだか怪しい~なんて話も軽~く記憶してはいます。
そのあたり、このサイトに記されています。
→http://www.psj.or.jp/gekkan/about/gekkan2003.html
私自身はもう数年前から気にしていて何度かコメントしたことあるのですが、つい最近も店でお客さんとその話になったので、またまた話題にしておきます。
デジタルカメラの時代になって、撮った写真をプリントしない~ということ。
プリントせずにデータとして保存することは、その保存の仕方次第では外的要因や長期的な保存面などで、とても危うい可能性があるということを認識している人も多いはずです。
こういう話をすると、「フィルムの時代だってネガを捨ててしまえば同じことでしょ、データの方が簡単に複製出来るから安全でしょ」、という人もいます。が、そこまで意識されている人なら、多分大丈夫なんです。
そういうことさえ考えもしない、カメラや写真に対して特別な興味のない多くの一般の人たち。その人たちが、何気に撮りためた子供の写真や日常の写真、フィルムの時代であればとりあえず最初にプリントしているので、それが無意識のうちに引き出しや押し入れに残っているものなんです。
でも、デジタル時代になった今。撮るだけ撮ってプリントしていないから、忘れた頃に引き出しや押し入れから出て来ることは無い。
プリントという目に見える形になっていることの意義って、確実にあると思うのです。
こういう観点でいうと、フィルムカメラvsデジタルカメラという問題ではなくて、「プリントして残す~」ということ自体が写真文化の本質でもあるように思えてきます。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。