ミノルタSRT101
先日、2台一緒に入って来たミノルタSRT101のブラック。
SRT101自体は特別珍しい機種ではないし、これらがもしシルバーボディなら多分気付くことなかったと思います。
ブラックボディで、どちらも大きなアタリやキズが無い状態なので、少々念入りに清掃したりしていたのです。
まず、巻上げレバーにある指当ての形状が違うのに気付きました。普通に考えて、凝った形状している方が後から作られたモデル(下の画像で右側)だよなぁ~と製造番号を見ると、やはりその通り。
で、指当ての形状の差を画像に収めておこうと、2台のSRT101を並べてコンデジのシャッターを押そうと思った瞬間に、「おっ!ここも違う~!」と発見したのは、レンズマウント部の横にあるミラーアップのノブ(銀色の円形で中央に線が1本線が入っている)。
今度はノブの形状が違うんじゃなくて、片方には無いんです。これに関しては、なんと古い方のボディにミラーアップノブが付いてて、新しい方に無いのです。
Wikipediaによると、「後期に生産されたミノルタSR-T101には、ミラーアップ機構自体が省かれているものがある」とありました。
まさに、その「省かれているもの」が、この片方でした。
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