クローズアップレンズ
クローズアップレンズについては、きっと面倒だからか、、、一度もこのブログで話題にしたことが無いようです。。。
1眼レフの場合は、レンズの前にクローズアップレンズを付けてファインダーを覗けば、撮影するのと同条件で被写体を見ることが出来るのだから、簡単な話。まるで、保護フィルターか何かを付けるように、レンズの前にクローズアップレンズを付けるだけです。
レンジファインダー機の場合は、レンズ前にクローズアップレンズを付けたところで、ファインダーを覗いても何も変わりませんから、付けたクローズアップレンズの度数に合わせた倍率、視野を得られるような眼鏡状のレンズが付いた専用モノ(下の画像参照)を使わないと撮影は難しくなります。
2眼レフの場合も1眼レフと同じように、撮影レンズとテイクレンズの両方に同じ倍率のクローズアップレンズを付ければ良いようにも思いますが、近接撮影ゆえに2眼の光軸差が顕著に出てしまうので、テイクレンズにはパララックスを補正するためにレンズをもう一枚併用しないといけません。
と、前置きが長くなりました。
今日話題にしたいのは、2眼レフ用のクローズアップレンズのセットケース。
革製のシッカリしたケースを開けると、まずパララックス補正用のレンズが見え、それを取り出すと、撮影レンズ用テイクレンズ用のクローズアップレンズが重なって入っておりました。
重なったクローズアップレンズを取り出すと、内張りがそれに合わせた径(パララックス補正用より一回り小さい)に作られていました。
この凝ったケースに感激~!で話題にしました!
「RO-PX」って記されているので、ローライ用のプロクサー(クローズアップ)ってことなんでしょうが、純正品ではありません。
製造国も分からないのだけど、どこ製なんでしょう?革ケースの蓋に押された星のマークが大きな手掛かりになるんでしょうけど、私の知識外...。
ちなみに、2眼レフのクローズアップレンズには前述のようなタイプ以外に、テイクレンズ用の方はクローズアップとパララックス補正が一体化したモノや、下の画像のようにすべてが一体化したモノなどもあります。
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