フラッシュサーフェス
私が中学生になった頃だったか、クルマに関心を持ち始めたころに、クルマのデザインで「フラッシュサーフェス」というのが、よくウリにされていました。
goo辞書によると「自動車のボディーで、空気抵抗を減らすために表面から極力段差をなくしたデザイン。車体の金属部分と窓ガラスの段差を極力小さくするのがその一例。」。
これ、今や当然のデザイン処理になってしまっていますけどね。
このカメラのボディ上面を見ていて、突然、それを思い出してしまいました。
ペンタックス「P30T」というこのモデル。巻き戻しクランク、シャッタースピードダイアル、巻上げレバーの上面が、ボディ上面とほぼツライチに近い処理されています。
これはさぞかし空気抵抗が減らせるだろう~じゃなくて、実際のところ使いやすいのだろうかぁ~??
この機種を使い込んだこともない人間が評価するのは筋違いでしょうけども、各操作部ってのは指がかりなどが重要になるわけで、、、ちょっと疑問に思ったのでした。
でも、手に取ってみると決して違和感はなく。どうして、こういうデザインのカメラが多くないのか~と思ったほど。
その理由は多分これです。このカメラ以降、カメラのオート化が進み、機械まかせで操作しない、操作してもそれはボタンで~という時代になったからでしょうね。
ただ、面白いのは最近になって、デジタルカメラに大きなダイアルのある機種が出てきていることね。。。
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