我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年3月

2014年3月31日 (月)

ミノルタのエレクトロ

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電池室の場所が分からないカメラ~は、以前に話題にしたことがありました。ニコマートELの電池室の場所が事前に教えてもらわないと、まず分からない場所にあります(→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2010/03/nikomat.html)。

今回は、電池蓋を開けるのがとても厄介なカメラ~です。

電池蓋自体は、カメラ背面上部、巻上げレバー指当て部の至近にあるので、教えてもらわなくても、まず分かります。明らかに電池蓋然とした恰好をしていますし、「OPEN」なんて表記もされています。

では、開けてみようか!と思うと、巻上げレバー指当て部分と、電池蓋横の黒い部分が邪魔して蓋を回しづらい。

邪魔な巻上げレバーを回したところで、指を離すと戻ってきてしまうので、回した状態で押さえておきながら、逆の手の指で電池蓋を回さないといけません。

電池蓋を開けるのに、こんなにイライラしたのは初めてでした。

そのカメラは、「ミノルタ ELECTRO SHOT」。1965年登場、完全自動のプログラムAE専用機。最初期の電子シャッター搭載で故障も多かったらしい。なので、現存数も少ないと思われます。

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2014年3月30日 (日)

見にくい?醜い?

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お客さんが物々交換で持参されたカメラの中の1台。

「どれも全部ジャンクなんですが、、、これはちょっと凄いです。。。」と言って取り出されたのが、フジカST605Ⅱ。でも、外観はボチボチきれいです。

「1/30秒以下のスローが引っかかるのと、ファインダーが、、、」と。

で、ファインダーを覗いてみてビックリ!!何でしょう?この芸術的な模様のような腐食は!!

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一部分がモワモワにカビたようなのとか、縦に線が入ったり、水が垂れたようになったファインダーは見たことありますが、この手の意図的に描いたような腐食は初めて見た気がします。

人によっては、見ていい気持ちがしない…という人も居そうですので、その場合は申し訳ありません。

醜くて見にくいファインダーで、撮影者の気分に支障は出るかもしれませんが、ピント合わせさえ出来れば、作品には影響ありません(笑)。

あと、腐食の中央部分をよ~く見ると、頭に角が生えたキャラクター風な顔みたいなのが見えます。

 

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2014年3月29日 (土)

狼の皮を被った羊

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すみません、今日のタイトルはちょっと大袈裟でした。。。

正直なところ、素手で触るのもはばかられるような汚れたジャンクカメラの山の中に、黒い革のケースが現れました。

そのケースの「KONICA」ってネームが入ったレンズを覆う出っ張り部分から横に伸びた膨らみが、実に魅力的。

「何のカメラだろう?」、「この横に伸びた膨らみは、何を覆うための膨らみなんだ???」と、次の瞬間には引きつけられるようにしてカメラケースを持ち上げていました。

ワクワクしながらケースを開けてみたら、中から現れたカメラは「コニカ Auto S」でした。残念ながら、現在の中古市場では市場性のあるカメラではなくて、多くのカメラ店では買取り対象からも外れてしまっているかもしれません。

ケースのあの膨らみは、露出計の受光部の突起を覆うためのものでした。

不思議な突起物のある、知らないカメラが出てくるような~期待を勝手にしちゃっていたので、わたし的には、ケースを見つけた時のワクワク感とは、そうとうに落差のある結末。。。

でも、この「コニカ Auto S」の受光部には、丸くて黒い小さなキャップが付いていました。

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今までに、このキャップを探している~という人が数人いらっしゃいましたが(実は我楽多屋の天井にディスプレイ用に吊るしているAuto Sには付いています)、まず、付いたまま中古市場に出てくることはありません。こんな小さなキャップ、使ってるうちに失くしちゃうからでしょうね。

このキャップ、ごく一部の人には驚異的なレベルのレアモノかもしれません。

 

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第95回 得?or 特?

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アサヒペンタックスのM42レンズ、その多くのフィルター径は49mmですけども、初期の頃は46mmがありました。

その46mm径用のレンズフロントキャップ、ネームのデザイン違いで4種類揃いました!

「TAKUMAR」、「PENTAX」、「ASAHI PENTAX」2種。

46mm自体をあまり見かけないのに偶然にも揃っているので、これを得特企画にします。

もちろん1セットしかありませんので、我楽多屋ご来店早い者勝ちのお一人様限り。お値段は4枚セットで3,000円です。

 

2014年3月28日 (金)

隠し貫禄

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オールドレンズやカスタマイズ系の第一人者 澤村徹さんの、ソニーα7のネーム部に貼り革を貼って~という記事を見つけました(→http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/dressup/20140326_641121.html)。

わたし的には「偽貫禄」とは違う新しい試みで面白いなぁ~と思って見ておりました。いわば、「隠し貫禄!?」。

昔から、ブランド名などにパーマセルテープを貼るとか、白文字を黒く塗りつぶすとか~そういう例はプロカメラマンを中心に、その必要性からも見られた手ではありました。

澤村さんの場合は、記事のタイトルにもあるように「ロゴを隠してフォルムを見せる」という、ちょっと違った意味合いからの提案です。

さて、私もそれに影響をされて、貼り革ではなくてレンズの鏡胴に貼られていたゴムの端切れなんですが、これを持って、いろんなカメラのペンタ部やネーム部にあてがったりしてみました。しかし、我楽多屋に並んでいるカメラではどれもイマイチ。

で、手持ちのカメラにあった「オリンパスμ-Ⅱ」のレンズカバーにあてがってみたところ。このゴムの滑り止め感が抜群なので、レンズカバーの開閉及び撮影時のグリップが実に良い。

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この手のカスタマイズをしている人、既に案外といらっしゃいますが、このゴムの按配が抜群なので、思わずブログ記事にしてしまいました。

で、本来はこんな風にレンズカバー部にネームが入ってるので、結果的にネームも隠したことになってます(笑)。

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2014年3月27日 (木)

「新世代チェキ、続々登場」だそうで

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私も昨夏・今春とも気になって話題に取り上げた、新製品。「instax mini90」と、「スマホdeチェキ」。

でも気になりながら、どちらも購入には至らず見合わせております。。。

3月22日土曜日の読売新聞にこんな折込が入っていた~と、お客さんが教えてくださいました。富士フイルムさん、ずいぶんと思い切った広告費を使ったものです。

コンパクトデジカメのラインナップ減らしてるし、同じく銀塩フィルムのラインナップも整理しているので、その分、チェキ方面の広告費にあてがったのでしょうか???(笑)

スマホdeチェキについて、「デジタルとアナログの融合に新しい価値観」ってあるけど、理解力乏しくてイマイチ内容がよく分からなかった。。。

ディスプレイじゃなくて、プリントされたもので見るってことでいえば、 チェキフィルムじゃなくて、インクによるプリンター的な出力でもいいはずなんだけど。。。

「ジワジワと像が浮かんでくるワクワク感やアナログ感が~」って表記があったので、そのことを言ってるのか。。。

1枚しか撮れないっていう意味をアナログ的感覚と謳うなら、チェキのカメラはまさにそれ。でも、チェキプリンターはスマホなどで撮ったものをいくらでもプリント出来るしなぁ。

まぁ、あまり難しく考えることはやめとします。

でも、私も時々唱えている写真文化の維持には、プリントすることの大切さってのが一つの要素だと思っているので、とにもかくにも、気軽にプリント出来る~という流れは悪いことではないですね。

で、こういう流れになると~何度か紹介している、1999年に商品化されて1代限りで消滅してしまった、デジタルカメラ+チェキ出力が可能な「プリンカム」。やっぱ、このカメラは画期的だったのになぁ~。

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↑ 地味に2台持ってることを自慢しているみたいですが、1台は確実に壊れています。。。

 

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2014年3月26日 (水)

上を向いて歩こう

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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さて、二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」、場所は銀座です。

先週思ったのは、私、他の人より上を向いて歩いていることが多いかも…ってこと。

銀座の街をスナップ撮りしている人など多いと思いますが、私の場合、ついついこういう不思議なカッコした建物に目が行ってしまうのです。。。高級ブランド系のビル以外にも変わった外観のビルがたくさんありました。

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2014年3月25日 (火)

F3のネームプレートって

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ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ニコンF3のファインダーにある「Nikon」のネームプレートって、プラスティック製なんですね。

今まで私は特に意識をしたこともなかったので、画像のF3を見て「おっ!?」と思って、この事実を知りました。

まず、画像のF3。ボディ本体はノーマルのF3で、普通レベルの程度なんですが、ファインダーはF3チタン白のものが付いていて、「何?」って思うくらい酷使されてます。

故意に外装を擦りまくられたのではない証拠に、ファインダーのぞき窓の縁がグニャグニャにもなっていて、多分、かなりな悪条件で使い込まれたファインダーなのだと思います。

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このファインダーの前面をご覧ください。「Nikon」のネームプレートだけ、シャンパンゴールドっぽいチタン(風?)塗装が剥げて、白っぽい地肌が見えていて、これがどう見ても金属じゃない。プラスティックなのです。

調べたところ、チタンモデルのファインダー。チタンなのは本体部分だけで、ネームプレートはプラスティック製。まぁ、これは通常モデルのファインダーでも同じで、ネームプレートはプラスティック製。

この個体は状態がこうなので何とも言えませんが、注視すれば新品の時点でも、ファインダー本体とネームプレート部の質感の違いを感じられるとも言います。

 

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2014年3月24日 (月)

座り込みシドニー

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一昨日のがらくた市(別名:シドニー)は見事な青空に恵まれ~、第4土曜日午後の東京四谷地方は晴れの特異日!の記録をまたまた更新した感じ。

さて、今月のがらくた市での一大事件は、ここ6年程、我楽多屋店内で立ち話し立ち聞きで開催していたトークショーで起こりました。

14時半から始まったトークショーのほぼ中間地点あたりで、長徳先生から「たまには座ってみましょうか?」というご発声。

たしかに、今回は参加メンバーが気持ち少なめだったこともあり、狭い店内ですが、スペース的に体育座りするなどして床に座ることが可能な人数でした。

カメラ屋の店内に座り込んでのトークショーなんて、史上初の試みだったかもしれません。いちおう毎日床掃除しておりますので、その点は大丈夫だったかと思いますが、座布団などなくて、、、お尻痛くなかったでしょうか??

貴重な画像を参加者のT撃さんとSさんからご提供いただきました。

いつもビール箱の上で立ち話しの長徳先生、今回はビール箱に腰かけながら~。

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2014年3月23日 (日)

俺の~

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「俺のフレンチ」、「俺のイタリアン」って話題のお店。

一昨年の後半だったかな、、店名とともに斬新なスタイルで一気に話題になって、今でも、まだまだ盛況な模様です。

さらには、「俺の割烹」や「俺のやきとり」、「俺の焼肉」まで誕生していて、近日中には「俺のそば」も出来る予定だとか、、、

冒頭に画像をアップしているので言うまでもありませんが、そうでなくても、私二代目が、こんな書き出しをした時点で、勘の良い人なら、お気付きになったでしょうね(笑)。

中古カメラ屋として、「カメラ屋さんでありたい!」宣言をしている、アローカメラ&我楽多屋的には、まさかホントに改名はしませんけど、「俺のカイトリ」、「俺のガラクタ」チックにいきたいものだなぁ!と改めて思ったのです。

カメラマニアや写真愛好家の方々のお役に立ちたい!という気持ちはもちろんですが、今の時代、大手量販店とは違うスタイルを出すためにも、自店のカラーを大事にしてウリにもしないといけない。だから、「俺の~」なわけです。

今後とも俺流で行きますので、夜露死苦お願いします。

 

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