我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年12月

2012年12月 6日 (木)

カニ爪3種

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ニコン使いの人であれば、何を今さら~と思うレベルなのかもしれません。

マニュアルフォーカスのニッコールレンズには、俗称「カニ爪」と呼ばれる金属製のツメ状のものが、レンズのマウント側の縁に現行品でも付いています。

何の為に付いているのかというと、近年のフィルムカメラやデジタルカメラには全く不要なものなんだけど、ニコンFやF2、ニコマートなどで露出計に絞り値を伝達するために必要なツメなのです。

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ボディ側のピンにツメを挟むことで絞り値を伝える

一番の上の画像にあるように、ツメには3種類あります。

ツメに穴が開いているタイプがAiレンズのツメ、残りの二つはAi以前のレンズのツメで、先が尖った方がごく初期のタイプで、先が丸みがあるのがその後のものです。

形は違っても、役目に違いがあるわけではなくて、ただのウンチクに過ぎませんけどね。

あ、Aiレンズのツメに穴が開いているのには立派な理由があります。Aiレンズには、絞り値読み取り窓があるカメラ用に絞り値表示がしてあって、その読み取りの妨げにならないよう少しでも明かりを遮蔽しないように穴が開いてるのです。また、この穴開きタイプのツメを、その見た目から「ブタ鼻」という俗称もあります。

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絞り値読み取り窓と穴開きツメの位置関係

最後に、この「カニ爪」の正式名称は「連動爪」だそうです。

真面目なニッコールコレクション

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昨日のFacebookページに載せたものですが
、見事なAi-Sニッコールコレクションの買取依頼があったので、ブログにもアップしておきます。

ボディのF3/Tブラックを含めて、美品ばかり!

ボディとレンズ8本の新品定価の合計が842,000円。

フィルム時代のカメラやレンズの市場性が厳しいとはいえ、こういう単焦点レンズのいいモノはまだ期待が出来ます。

特に、8本の中に1本、市場的に化けたニッコールがあったので、かなりいい値付けが出来ましたよ!

2012年12月 5日 (水)

YASHICA いぇ

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いえいえ、「いぇ」というのは冗談で、正確には「ヤシカ YE」です。

キーボードをローマ字変換で使っていると、「YE」と打ち込むと「いぇ」と変換されますからね(笑)。

この「ヤシカ YE」は1959年に登場していますが、前年に登場した「ニッカ 33」と同型です。

「ニッカ 33」発売後まもなく、ニッカがヤシカの子会社化された(後に吸収合併)時点で「ヤシカ Y」になり、続いてすぐに「ヤシカ YE」に名称変更された模様です。

コピーライカの中でも本物に近い質を誇っていたニッカの造りですから、普及型とされていた「ニッカ 33」でも、出来映えは良いです。巻上げは、本物のノブ式よりも使い良いレバー式になってますし。

当時の広告をみると、「オートメ化」と謳われているのだけど、はて・・・?このカメラのどこがオートメ化されてるんだろう。バリバリのマニュアルカメラなんだが~。

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あっ、もう一点ツッコミどころありました。ニッカ33の広告には確かに「普及型」とありました。ヤシカYEには「高級35㎜機」ってある。。。同じカメラなのに。。。

2012年12月 4日 (火)

カオナシ似

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この不思議な形をしたモノ。

撮影用のアクセサリーなんですが、一般の人にはあまり縁がないモノかも。でも、プロやストロボ撮影する人には、馴染みのあるモノだと思います。

これは、ストロボのスレーブユニットといって、増灯する際に使うモノです。

メインのストロボの発光を察知して、これに繋いだ増灯ストロボを発光させることが出来るのです。

さて、私は今までに何度もこのスレーブユニットを見掛けていましたが、今回あることに気付いてしまいました。スタジオジブリのアニメーション映画「千と千尋の神隠し」に出てくる『カオナシ』に似てるな~と!!

かなり似てると思いますよ! ほら~(笑)。

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2012年12月 3日 (月)

スイバルって何?

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gもう10年以上前のことになりますが、田中長徳先生がニコンの「クールピクス950」をがらくた市に持参されて、レンズ部分をクルクルと回しながら小気味よく撮影されていたのを記憶しています。

それを見て自分も欲しくなって、量販店の様子を見に行ったら、軒並み品切れだったことがありました。

ここにあるのは、「クールピクス990」(2000年)で、前述の950の翌年に発売されたモデルですが、形状はほとんど同じ。

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このように、レンズ部分と液晶画面・操作部分が分離していて、クルクル回るスタイルを「スイバル機構」というらしいです。今回、初めてその呼び名を知りました。。。

ニコンがまだ一眼レフを出す前の頃、ハイエンドモデルのデジタルカメラの多くがこのスイバル機構を採用していました。

ローアングル、ハイアングル、自分撮り・・・様々な撮影シーンに便利~というのがウリでした。

実際、自分のお腹や机の上などにボディをあててブレを防ぐような場合にも、レンズの向きと液晶画面を適当な位置に決められるので便利でした。

また、どこかで、、、左利きの人にも使い良い~と聞いたこともありますが、自分が左利きになったつもりで左で構えてみたけど、それ程、フィット感は無かったです。

スイバル機構の他のメリットは、レンズ部分を大きく利用できること。逆にデメリットとしては、カメラ自体が大きくなってしまうこと、可動部分の耐久性の問題などが挙げられます。

2002年発売の「クールピクス4500」まで継続的に製造されていた「スイバル機構」のデジカメ。一度は姿を消して、2005~2006年に復活しましたが、再びお蔵入りしてしまいました。

今、改めてこのカメラを構えてみて、確かに使い心地良いです。右手で液晶側・左手でレンズ側をそれぞれ握った状態で、手首のひねりで「スイバル機構」を操れるので、最近のデジイチに多いバリアングル機構より、操作性は上のような気がします。

あと、10年前のモノという感じがあまりせず、「さすがニコン!」って感じの質の良さですね。

2012年12月 2日 (日)

白っぽい銀と、銀っぽい銀

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ミノルタハイマチックFは、小さくてよく写るコンパクトカメラとして、おススメ出来る1台です。

ただ、使用電池が現行品ではないのでアダプターが必要になり、それも2個必要なので面倒ではあります…。まともに買うと、カメラの値段とアダプター2個の値段が同じくらいになってしまふ。。。

さて、ハイマチックFのブラックモデル~「ネオブラック塗装」については話題にしたことがありましたが、今日は普通のシルバーボディに、見落としがあったことに気付いてしまいました。

この2台のシルバーボディ、微妙に色味が違うんです。画像では分かりづらいかなぁ。。。

左手のボディは「白っぽい銀」で、右手のボディは「銀っぽい銀」。

「白っぽい銀」の方が世の中には圧倒的に多いと思います。私の記憶の中のハイマチックFは、「白っぽい銀」だし。今、店にある4台中3台は「白っぽい銀」。

製造番号を見ると、「銀っぽい銀」が後であることが分かります。

この微妙な色味以外には、とある1ヵ所を除いて、外観上の違いは皆無に近いです。その一つとは、「Minolta HI-MATIC F」のネーム。

「白っぽい銀」の方は、文字を彫ったところに黒く塗料を落としている感じですが、「銀っぽい銀」の方は、彫らずにそのまま黒くプリントされた感じです。

皆さんもお手元のハイマチックFの色味を確認してみてください。と、言っても両方並べて比べないと分からないかな・・・。

2012年12月 1日 (土)

どうやって置くのさー!

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ふつう、カメラって平らな机の上とかに立てて置けるものじゃないですか。

このカメラ、どうにも立てようがなくて、こうやって、ペタッと置くしかないんです。

下の画像のように、横にも縦にも立てて置くには、手で押さえてないと倒れてしまいます。何故って、そういう形状しているから、どうにもならないんです。店の中で、他のカメラと同じように並べられないから、ちょっとイライラしました。 

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横置きでは底のノブの大きさが左右で違うので安定しないし、縦置きでは面が無いから到底無理。

 

たとえば、蛇腹カメラなんかの場合。蛇腹を開いても、ちゃんと置けるように折り畳める脚が付いてるものです。レンジファインダーのカメラなんかでも、レンズ付けてコツンとお辞儀しないように、底面に折り畳める爪があったりします。

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すみません、レンジファインダーのサンプルが木彫りカメラしかなかった、、、木彫りでは後ろに畳まれた状態で作られてました。

立てて置きようのないカメラの案内をするのを忘れていました。理研光学工業の「New Olympic」というセミ判のカメラで、昭和12年に登場したモデルです。理研光学と言えば、後のリコー。こんなカメラも作っていたんですよ。

前橋のカメラ大中古市

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ここ何年も恒例になっている群馬県は前橋で行なわれる「カメラ大中古市」。

北関東以外からも、掘出し物を見つけに遠征する人も多いようです。実際、うちのお客さんの中にもいらっしゃって、後から結果報告などを聞かせていただいたりしてます。

今年は、12月2日(日)に開催です。

詳細はポスターの画像でご確認ください!