我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年9月12日 (日)

持ち歩け大会

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何人かのお客さんとお話しさせていただく中で、気になり出したこと。写真好きで写真を撮っている人は別として、カメラ好きな人の中には、写真を撮っていない人が多いのではないか!?と。

カメラが好きで、カメラを買いためたり、カメラを眺めたり、カメラをバラしたり、持ってる満足感に浸ったり、、、趣味ですから、各人が自由にすればいいことであって、第三者が強要できることでもないのですが、フィルムカメラの現状を考えると、フィルムの供給や現像環境がこれ以上悪化しないように、やはり少し意識してフィルムを使わないと(撮影しないと)いけないんじゃないだろうか、と。

その対応策として考えられる一つに、いつもカメラを持ち歩こうじゃないか、という発想。極端な話、これはいかなる時も。通勤の時も、コンビニへ買い物に行く時も、ちょっと飲みに行く時も、ゴミ出しをする時も、、、そうすることで、ちょっと気になった光景や、美しく心ひかれたものなどを、すぐにフィルムに残すことが出来るのです。

また、シャッターを押すという作業は、案外と習慣化するらしいので、撮りはじめると、ドンドンと撮りやすくなるともいいます。

地域や企業などの団体では、健康的なイベントの一つとして「歩け歩け大会」なんていうのが、よく企画開催されていますが、これからは毎日が、カメラを「持ち歩け大会」です!

ちょっと大袈裟な話の展開になってしまいましたが、皆さんも、頭の片隅に「持ち歩け大会」の発想を置いてみてはいかがでしょうか。

最後に、「持ち歩け大会」を実行する上で、カメラを肌身離さず持ち歩いたり、時にはカバンに無造作に放り込んだりと、いい意味でカメラを道具として扱っていると(語弊を恐れずに言ってしまうと、雑に扱っていると)、特に金属カメラの場合、カメラ自体に見事な風格みたいなのが出てくるはずです。

上の画像のペンタックスSPは、ボディがブラック塗装なので、よりその傾向が顕著なのですが、塗装が剥げたりすることで、モノ(道具)としての価値が増すような感覚が味わえるはずです。あぁ・・・、ただ・・・、中古カメラ市場における価格的な価値は増さないと思いますけど、、、