我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年7月

2010年7月 5日 (月)

Agfa LUCIMETER

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とある露出計を取り上げますが、性能的なことは一切話題にしません。。。

だって、そのカッコ良さ!だけで十分くらいな露出計なんです。その名を「Agfa LUCIMETER」。

画像にありますように、カバーを閉じている状態では、露出計と分からないくらいのデザインです。ある人は「シェーバーのようだ!」と言いました。

銀の梨地の上蓋中心部には、銀メッキされた飾りストライプが数本入ってます。その一部分は、長方形の窓状にストライプが途切れて「Agfa」のマークが。そして、この部分も実は計算されているのです。

本体両サイドにあるボタンを押すと、上蓋が開きます。この時、先程の窓部分が、ちょうど受光部に合わさるのです。実に美しくデザインされてますよね。

よく言われるのが、こういうカッコいい露出計って、アクセサリーとして首から提げていても十分楽しめる!と。

2010年7月 4日 (日)

天地逆~!

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がらくた品の整理をしていたら、「PETRI」ネーム入りの小さなアクセサリーが出て来ました。どこかにネジ込んで固定するタイプのアクセサリーシューです。

で、結果的には、昨日の続きになってしまいます。

何のどこに付けるんだろう?と思いながら見たペトリペンタVのボディ側面上部にネジ穴がありました!ネジ込んでみると、ボディ側のポッチとアクセサリーシュー側の溝も見事に合致して装着完了。

しかし~!どうしてもカッコ悪いことが一つ。何回か外しては、ネジ込んでみましたが、ネジの頭に書かれた「PETRI」のネームが、必ず天地逆、ひっくり返しの状態で固定されるのです。その姿を見るたびに、残念な気持ちになってしまいます。

これが、ライカ製品なら多分、ネームがキッチリと読める状態で固定されるだろうに。。。

ネームをキッチリと読める状態で固定させるためには、ボディ側のネジ穴の取り付けにまで気を使わないといけないことになり、それは大変なことかもしれませんが。。。それなら、いっそのこと、こんな回転する部分にネームを入れなければいいのに・・・とも思ってしまいました。

意地悪な私は、こんなところまでにケチを付けたくなってしまうのですが、私は、決してペトリ嫌いではありませんから、反ペトリ派のケチではなく。。。親ペトリ派のケチでして、、、いや、ホントはこんなところもペトリの良さだったりするのかもしれませんけど~(笑)

ちょっと「追記」、どなたかからご指摘を受けるかもしれないので、先に。天地逆~!は一台のペトリペンタVでしか試していません。もしかしたら、この個体が一度バラされたりしていて、その時に天地逆になってしまった可能性もありますね。。。

2010年7月 3日 (土)

ペトリ ペンタⅤ

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もう何回話題にしたことでしょうか・・・、ペトリの風変わりネタを。

今回は1961年に登場した「ペトリ ペンタⅤ」です。正面から見たペンタプリズムの外装部分にある、神々しく金色に輝く「|」マークは何なんでしょう?「!」マークみたいですが、下に「・」がありません。それに、こんなところに製造番号を刻印してしまう技も珍しい。

この金色のマークの正体が何か情報をお持ちの方は、以下のアドレス宛てにお知らせください~!arrow.noda@nifty.com

2010年7月 2日 (金)

カメラを飾りに

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昨日は撮り比べを話題にしましたが、カメラ・写真趣味の楽しみ方は、実に多種多様です。

カメラ一台で撮りまくる~というのは写真寄りの楽しみと言えるでしょう、カメラ寄りの楽しみに傾向すると、ついついカメラの台数は増えていくもの。これはデジタルカメラにはあまり見られないことで、フィルムカメラが好きな人ほど、溜めこむ習性があります。

カメラを溜めこんでしまった人の悩みの一つがカメラの保管方法。日々持ち歩くこと(外気に触れさせること)がカメラの管理に良いという説がありますが、台数が増えてしまったカメラを日々持ち歩くことは不可能なこと。

そして、カメラに限ったことではありませんが、高温多湿という環境は好ましくないもの。しかし、日本という土地柄、今の時期は最悪に近い悪条件。。。

そこで、防湿庫で保管という選択肢が出てくるのでしょうが、新品で買うと案外高いモノ。それに、住宅事情を考えると置き場所が無い…など、悩みどころが多いのです。

以前、防湿庫をネタにした時のお客さんから、無事に設置しました~というお知らせメールをいただいていたので、ブログでも報告をさせていただこうかと思います。上の画像がそれです。

よーく見ると、防湿庫の中にギッシリとカメラ、レンズが詰まっています。そう!防湿庫にはコレクションを魅せるという役割もあるのです。日々、持ち歩けないカメラたちを、見て楽しむ~そんな役割です。

しかし、、、その反面、カメラの出入り(売ったり買ったり)が家族にバレてしまう…という悪影響もあるようなので、ご注意を。

さて、このお客さん、後日ご来店いただいた時に、我楽多屋で古い8ミリ映写機もお買い上げいただきました。かなり迷われていましたが、完全に飾り目的での購入ということだったので、その画像も頂戴しました。

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カメラ・写真の趣味といっても、ホントに奥深く多種多様ですね。

2010年7月 1日 (木)

ズミクロン vs ニッコール

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カメラ・写真趣味の楽しみ方にもいろいろな方法があります。そのひとつに、違うカメラ・違うレンズで、同じモノを撮影して撮り比べをする楽しみ方があります。

今、うちの店に、「ライカM6+ズミクロン35mm/F2ASPH」と、「ニコンF+ニッコールAI-S35mm/F2」とで、撮り比べをしたプリントが納められたミニアルバムがあります。お客さんからいただいたものです。

もちろん露出を同じくして、いろいろな条件で撮り比べています。フィルムはネガ、プリントは約20カット程のL判と、一部キャビネ判。

焦点距離は同じ35mm、明るさも同じF2。しかし、レンズ単体の値段比較では、新品当時の価格で「5対1」くらいの比率。ズミクロン約20万円に対して、ニッコール約4万円という大差。

しかし~、この撮り比べで見る限り、違いが分からないくらい・・・。私の見る目の無さの方が問題かもしれませんが、、、

このミニアルバムを1階我楽多屋に置いておきますので、興味のある方はお声掛けください。お見せします。

他にも、リバーサルフィルムで、「ローライコードⅤb クセナー付き」と、「ローライフレックスT テッサー付き」を撮り比べたものや、「ローライコードⅤb クセナー付き」と、「ローライフレックス3.5E プラナー付き」を撮り比べたものもあります。