我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2009年3月19日 (木)

カメラ雑誌4月号発売日

2009319

明日20日が祝日なので、今月は1日繰り上がって今日19日がカメラ雑誌各誌の発売日。でもって、恒例、二代目の勝手な講評です。

まずは、アサヒカメラ。ちょっとビックリな新旧機の比較記事が「50年の時空を越えたMFスナップ対決 ライカⅢg vs パナソニックルミックスDMC G1」。マイクロフォーサーズというマウントの採用でライカマウントレンズの装着も可能になったG1と、ライカの名機Ⅲgを使い方や構造面、もちろん描写も比較しています。

そして、「読者が選んだベストカメラ2009」の結果も興味深いものに。ここまで、フィルムカメラが上位を占めるなんて、作為的?なんて勘繰ってしまうくらい。いやいや、出版側にしたら、メーカーから広告をもらわないといけないから、ここまでデジタル低調な結果は出さないはず。ということは、アンケートに回答した読者577人に偏りがあったのでしょう。いやいや、四谷系銀塩組の我々の同胞ともいえる?フィルム派の見事なまでの逆襲でしょう。特集内で語られている赤城耕一先生の「フィルム撮影はアマチュアの特権」というフレーズが実に印象的でもあります。今、デジタル使用の必然性に迫られているのは、プロの人々くらいなんですから。

長くなりますが(アサヒカメラが)、巻頭に「サハリン」というタイトルで中藤毅彦さん(ご近所さんでもある)の作品が11ページに渡って載っています。中藤さんらしい、インパクトのあるモノクロ作品です。

続いて、日本カメラ。ウンウンとうなずいてしまう特集が「写真屋さんとの上手な付き合い方教えます」。ここでも、赤城耕一先生が印象的なフレーズを残しています。「写真をプリントで残す重要性」「フィルムを装填して、写して、現像、プリントをひたすら続ける」。なんか、私のブログに応援メッセージを送ってくれているのか!と思えるくらいです。

先月号でも話題にした「フジGF670プロフェッショナル」の特集が引き続き載っています。今回はネイチャーフォト中心。うちの店のお客さんで数日前にこのカメラを注文したという方がいらっしゃいましたが、納品予定は5月らしいです。

それと、日本カメラには付録が付いてますよ。「フォクトレンダーベッサの世界」、コシナ製フォクトレンダーの総集編ともいえるカタログみたいな感じです。データだけじゃなくてちゃんと記事もたくさん付いてます。

最後に、月刊カメラマン。これは良くない・・・毎度になってしまうのだけど、私が個人的に気になった・引っ掛かった記事がありませんでした・・・。