我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2008年10月20日 (月)

カメラ雑誌11月号発売

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本日20日はカメラ雑誌11月号の発売日、恒例の二代目の勝手な講評を各誌していきたいと思います。

まず、「日本カメラ」。「銀塩再生計画第二弾!フィルムの魔力」という特集がされています。テーマ通り、フィルムをメインにして、その良さ、知識、カメラに触れています。これから、フィルムをはじめようという人には教科書的な内容でありますし、既にフィルム派の人には再認識出来るし、現行フィルムの一覧表は情報として使えると思います。

それから、日本カメラのフォトキナレポートでは、フジのフィルム中判カメラをちゃんと取り上げてくれています。

次に「アサヒカメラ」。こちらのフォトキナレポートでは、キヤノンEFマウント用カールツァイスレンズの記事が2ページに渡って扱われています。今まではマニュアルフォーカスのFマウント、Kマウント、M42マウントばかりでしたが、いよいよ、オートフォーカスマウントにも対応してきました!記事に記載はありませんでしたが、たぶん間違いないと思います・・・コシナさん頑張りますね。

それから、個人的には169ページからの「生き物新世紀 東京都内の野生動物たち」という記事が興味深かったです。目白の大邸宅に設置した無人カメラにアライグマやハクビシンが写っている!のです。

最後に「月刊カメラマン」。ごめんなさい、個人的にピン!っと来たものが無かったのですが、前回面白かった「クロスジャンルバトル」が今回も企画されていて、「人物写真家VS自然写真家」です。

それから、これも毎回気にして見ている連載の「女の子的写真の楽しみ方」の最後の文章が気に入りました。下の画像です。

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2008年10月19日 (日)

フジペット

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あまりにしつこいのも良くないと少々自制していましたが、またまた呼んでしまったようなので、話題はフジペットです。2週間ほど前、話題にした「フジペット」が、数日後に入荷していたのです。

以後、ブログを読んでいただいたお客さんと話すこと数回、どのお客さんも同感同感!という反応なので、改めて「フジペット復刻希望」ののろしをあげようかと!

そのスペックは前回、簡単に書き込みましたので、今回はデザインを良く見ていただきましょう。ついでに、我楽多屋の天井に吊るしてあった35ミリ判のフジペット(画像右側)も一緒に載せておきます。このトイ感覚が何とも今の時代にマッチしていると思うんですよね。

画像左側のブローニー判の撮影方法は、①のレバーを押してシャッターチャージ。次に②のレバーを押すとシャッターが切れる。というシンプルなもの。シャッタースピードは、「B」と「I」だけ、「I」はおおよそ1/50秒くらいと思われます。絞りは3段階(11・16・22)から選ぶのだけど、これも太陽のマークで快晴・晴れ・曇天というようなイメージで曖昧に選んでOK。ピント合わせは固定焦点なので不要。

このブログで私一人がほざいていても意味がないので(笑)、皆さんもあちらこちらで、「フジペット復刻希望」の話をしてみてください。フジフィルムさんが重い腰を上げてくれるかもしれません。四谷系フィルムカメラネタの草の根運動の一環です。ご協力をお願いします。

2008年10月18日 (土)

コムラ―

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昭和30年~50年くらいにかけて存在していた三協光機は、レンズメーカーとして、様々なカメラ用のレンズを製造していました。

今日は、その三協光機製レンズのかなりピンポイントなネタです。三協光機のレンズには「コムラー」という名称が付けられています。

で、上の画像を見てください。ごく稀に左側のレンズのように「KOMURA-」と刻印されているレンズがあります。私はこの「KOMURA」の後の「-」が気になって仕方ないのです。これは「コムラー」の最後の音引きの「-」なのか~!?ということ。まさか!ローマ字表記しても「-」と音引きを付けてしまってるの!そうだとしたら、おかしくない!!!!?????

しかし、自らの社名表記にもバラつきがあって、左のレンズが「Sankyo Kōki」なのに、右のレンズは「SAMKYO KOHKI」。「光機」の「光」の部分の表記方法が違ったりします。

う~ん、失礼を申し上げますが、あんまり深い意味は無く、適当に刻印を決めていたのかなぁ?

  

2008年10月17日 (金)

ボトムグリップ

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カメラの底面に付けて、撮影時のホールディングを良くしようという狙いのアクセサリーです。ボディーが小さいカメラにつけた方が、その効力を実感しやすいかと思います。と言っても、必ずしもメジャーなアクセサリーじゃないので、知らない人も多いかと思って取り上げてみました。

ボトムグリップを付けたカメラを構えてみると、確かに安定した状態でカメラを構えることが出来る感じがします。また、シャッターボタンを押す時に右手の人差し指は、地面方向に力を加えるわけですが、カメラの底面付近で左手が握ったグリップが、その地面方向へブレる力を押さえてくれます。

それに、ボトムグリップを付けたカメラを持ち歩くこと自体が新鮮だし、見ため的にもちょっとオシャレな感じがしませんか!?

ところが、実際のところ、この「ボトムグリップ」自体をあんまり見かけることが出来ないんです・・・。最近まで、コシナさんのアクセサリーの中にあったのだけど、製造を中止してしまったようです。http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/acce/t-winder/index.html

昔にさかのぼれば、製品として存在していたようで、我楽多屋にも極めてというレベルになりますが、時々入荷します。運良くそのタイミングにめぐり合えれば良いけど、かなり日頃の行ないを良くしていないと・・・そういう運にも恵まれないでしょう(笑)。

となると、ここはそれぞれの頭の使いどころ!人によっては自作してしまう人もいるようですし、他のもので代用することも出来ます。例えば、一番簡単かと思われるのは、カメラケースの底のネジだけを集めてきて(それも大変だけど、、、)何個か繋げて、グリップ代わりにしてしまうなんてのもアリです。

上の画像、ペトリカラー35に付いているのは、本来は8ミリ撮影機用のグリップです。ストラップまで付いていました。

下の画像は、カメラケースの底ネジ。繋げた状態でお見せ出来なくてスミマセン。

2008

2008年10月16日 (木)

マンション建設現場で

 

人生明るく 人に優しく 愛ふかく 共に頑張ろう

 

もう一年くらい前から気になっているメッセージです。よく日常品を買いに行くホームセンターの横に建設されているマンションの外壁に大きく貼り出されていました。工事現場などで見かける「安全第一」とか「注意一秒 怪我一生」などのメッセージの延長線上だと思うのですが。。。

すごい共感した!とか、もっともだ!とか、心に深く感じたわけではないのだけど、何故かいつも気になっていて、そのうちに暗記してしまい、一度、デジカメで撮影しておこうとまで考えていました。しかし、買い物に行くのがいつも日が暮れた後なので、なかなか撮影の機会がありませんでした。

先週、そのマンションのモデルルームオープンと分譲案内のチラシが新聞に折り込まれていて、少しイヤや予感がしました。一昨日の朝、意を決して!?朝早めに家を出て、デジカメ持参で立ち寄ってみたら、メッセージがついに外されていました。。。

なるべくデジカメはいつも持ち歩き、気になったら迷わず撮影しておくことですね。特にデジカメは、そういった記録的な使い方には長けているのだから。「後悔、先に立たず」でした。

しかし、根性で見つけました。そのメッセージを確認(かろうじてですが・・・)できる画像を~。ところで、このメッセージ、現場の人への注意喚起の言葉としては重すぎるというか、意味が広いというか、やはり不思議な感じだと思いませんか?

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2008年10月15日 (水)

ギャラリー「RING CUBE」

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リコーさんが銀座にフォトギャラリー「RING CUBE(リング キューブ)」を今月21日火曜日にオープンさせます。場所は銀座4丁目交差点、三愛ドリームセンターの8・9階だそうです。

「写真を展示する場、鑑賞する場」としてだけではなく、写真を楽しみ、写真を通じて自己表現をしたい方々が集える場所を目指すとのこと。趣旨などの詳細はリコーさんのウェブで確認してください。

この「RING CUBE」はメインの「ギャラリーゾーン」の他に、ワークショップスペースや新しい写真撮影や楽しみ方を探求する「クリエイティブゾーン」と、新製品の体験やリコーの歴代カメラを展示する「カメラゾーン」も併設されています。

その「カメラゾーン」の皮切りに「リコーフレックス」を展示する特設コーナーが設けられ、その一角にナント!!うちの買取名人が就職当時にリコーフレックスで写したスナップ写真が展示される予定です!!

「RING CUBE」の詳細は、リコーさんの下記のサイトへ。

http://www.ricoh.co.jp/release/by_field/digital_camera/2008/1002_1.html

http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/index.html

 

名人の思い出カメラ「リコーフレックス」については、以前にも話題にしたことがあります。こちらよりどうぞ。

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2008年10月14日 (火)

フィルムカッター

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またまた呼びました!!!!

LordのキャップがLord(ロード)のカメラを呼びました。買取り依頼のあった品物の中に、正直かなり状態がよろしくない個体ではありましたが、1953年登場の「Lord Ⅰ」です。

で、今日の話題にしたいのは、Lordのカメラ特有の機能である「フィルムカッター」についてです。

画像で分かりますでしょうか?裏ブタを開けるとフィルム室にカッターの刃(赤丸付けてます)が見えるのが!画像では分かりやすいように、刃を少し引き出した状態にしてあります。まぁ、そりゃそうですよね。これが普通の状態ならフィルムにドンドンとキズが付いてしまいます。

何でこんな刃があるのかというと~。フィルムの撮影済み部分だけ、先に取り出して現像してしまおう!という発想からなのです。

このカメラが出回っていた昭和30年前後、フィルムはまだ高価なものでした。フィルムに残り(未撮影部分)があるのに、フィルムを取り出して現像するという行為はとても贅沢なことだったのです。

それでも、早く現像したい、現像する必要に迫られることもあります。そんな時、ボディーの上部、巻戻しノブの横にある秘密のツマミを引き上げると、シャキーン!とフィルムを途中で裁断することが出来たのです。*Ⅰ型以降は秘密のツマミはボディーの底面に移されたようです。

まぁ、実際この機能がどれだけ使われたかは不明です。本当に必要な機能だったら、他メーカーのカメラにも採用されていたでしょうが、他のカメラでこの機能を持つカメラをほとんど知りませんから…。

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2008年10月13日 (月)

里帰りフィルター

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先週、買取りした中に、多分海外生活が長かったと思われる方がいらっしゃいました。買取りしたカメラの中に数台、輸出用ネームのものがあったことからの推測です。ミノルタの「α」じゃなくて「Dynax」、オリンパスの「L-2」じゃなくて「IS-2000」。

カメラやレンズなどは早々に点検やチェックをするのですが、一緒に入ってきたフィルターやキャップ・ケースなどは少し後から整理したりします。その時にさらに気付きました。画像のフィルターがそれです。国内生活の長い私にとっては、聞き慣れないブランド名のフィルターが3枚。

「PANTAGOR」 「Aroma」 「PHOTAX」。

おぉ、これはブログネタになる!そんな思いで頭がいっぱいで、早速、デジカメで撮影さつえいサツエイ。カメラを構えて気付きました。その聞き慣れないブランド名の刻印の4センチくらい右に「JAPAN」や「MADE IN JAPAN」の刻印。

「OH!!」(←なんで、国内生活の長い私が急にこんな反応!?)。よく見れば、どこと無く日本のKンコーさんあたりのフィルターの質感に良く似てたりする。

複雑な感覚でこのブログを書いてます。初めは「海外ブランドのフィルター見つけ!」くらいの勢いだったのが、日本製と分かって少し興ざめ・・・。でも、日本メーカーの強さを再認識。

*画像内のミニカーは、フィルターを別角度から撮影するにあたり、(別の日本製フィルターと)入れ替えたりしてませんよ~という証拠のために添えてみただけです。

2008年10月12日 (日)

Lordのキャップ

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「Lord」とは昭和30年前後、長野県にある岡谷光機というメーカーが作っていたカメラの名前です。

今日、取り上げたのはそのカメラ用と思われるレンズキャップ。画像を見てお分かりになるでしょうか?チラッと見ただけでは普通の金属製キャップなのですが、よく見れば何かとても魅力ある形、色なのです。

キャップの側面と表面は黒く塗装されています。でも、キャップの円周部はデザイン的にも少し段が付けられているうえ、表面と側面に対して少し斜めの角度があり、地の銀色が残されているのです。ネームはちゃんと彫られていて白いペイントがされています。

まぁ、それだけのことなんですが・・・私はとても魅力を感じてしまったのです。

*岡谷光機:正確には岡谷光学機械株式会社。いくつかの製糸会社が統合して設立された丸興製糸株式会社と、東京光学(現トプコン)との共同出資で1943年に出来た会社。当初は軍需製品を手掛けていたが、戦後は双眼鏡などの製造をはじめ、昭和27年には「ロード35」というカメラの生産もはじめた。質実剛健というイメージの真面目なカメラ造りをしていたものの、売れ行きは芳しくなく、昭和34年にカメラ製造は中止された。以後、業種転換をしたが、今は存続していない。

2008年10月11日 (土)

ティルトール:三脚

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今、我楽多屋に三脚が数本乱立しています。まず目に付くのは、やはり三脚の王様!?「ジッツオ」でしょうか。古いモデルで見事に使い込まれたのが2本、かなりな重量のために朝晩の出し入れに苦労していますが・・・。

そのジッツオに比べるとちょっと繊細な出で立ちではあるものの、存在感を主張している三脚が2本あります。米国製の「tiltall(ティルトール)」です。毎度お馴染みの「呼び」ネタになってしまうのですが、今週あたまに、かなり使い込まれたティルトールが1本入荷しました。その数日後に、今度は比較的程度の良いティルトールが1本入荷。この数年間、我楽多屋では見掛けたことなかったモノが、こうやって続けて入ってくるんですね。実に面白い!

ところが私、ティルトールに関する知識をほとんど持ち合わせていなかったので、ちょいと調べてみました。

米国のティルトール社はライツ社に三脚をOEM供給していた時期があり、その後、ライツ社に吸収されてしまったらしいのです。今週、うちにやって来たティルトールも、最初に来た個体にはニューヨークライツのエンブレムが付いています。でも、後からやって来た個体にはライツのエンブレムが付いていません。まさに、両社の関係を物語ってくれています。

2本目がやって来た時、飯田鉄先生が来店されていたので、話を伺うと~「一時期はかなり人気あった三脚なんだよね。特にアメリカの報道関係者を中心に。シッカリ据えて撮影する三脚では無いんだけど、軽さがあるから機動性が良いし」とご教授いただきました。

そういう話を聞くと、何だかとても魅力的に見えてきました!無駄を省いてしまった極めてシンプルなデザイン、パン棒の柄まで金属むき出しの潔さ、根拠は分からないが珍しい(自由雲台以外では)円形の雲台。

後に、コニカさんが限定数で復刻版を出したことがあるくらいの名機ならぬ、名脚なのです。