ボトムグリップ
カメラの底面に付けて、撮影時のホールディングを良くしようという狙いのアクセサリーです。ボディーが小さいカメラにつけた方が、その効力を実感しやすいかと思います。と言っても、必ずしもメジャーなアクセサリーじゃないので、知らない人も多いかと思って取り上げてみました。
ボトムグリップを付けたカメラを構えてみると、確かに安定した状態でカメラを構えることが出来る感じがします。また、シャッターボタンを押す時に右手の人差し指は、地面方向に力を加えるわけですが、カメラの底面付近で左手が握ったグリップが、その地面方向へブレる力を押さえてくれます。
それに、ボトムグリップを付けたカメラを持ち歩くこと自体が新鮮だし、見ため的にもちょっとオシャレな感じがしませんか!?
ところが、実際のところ、この「ボトムグリップ」自体をあんまり見かけることが出来ないんです・・・。最近まで、コシナさんのアクセサリーの中にあったのだけど、製造を中止してしまったようです。http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/acce/t-winder/index.html
昔にさかのぼれば、製品として存在していたようで、我楽多屋にも極めてというレベルになりますが、時々入荷します。運良くそのタイミングにめぐり合えれば良いけど、かなり日頃の行ないを良くしていないと・・・そういう運にも恵まれないでしょう(笑)。
となると、ここはそれぞれの頭の使いどころ!人によっては自作してしまう人もいるようですし、他のもので代用することも出来ます。例えば、一番簡単かと思われるのは、カメラケースの底のネジだけを集めてきて(それも大変だけど、、、)何個か繋げて、グリップ代わりにしてしまうなんてのもアリです。
上の画像、ペトリカラー35に付いているのは、本来は8ミリ撮影機用のグリップです。ストラップまで付いていました。
下の画像は、カメラケースの底ネジ。繋げた状態でお見せ出来なくてスミマセン。