我楽多屋で買ったモノ・マガジン更新
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。今回で124回目!!
テーマは「10万台目製造番号のペトリレンズをゲット 価格1.8カメラ円(カメラ本体つき)」です。
それでは、こちらよりどうぞ。
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。今回で124回目!!
テーマは「10万台目製造番号のペトリレンズをゲット 価格1.8カメラ円(カメラ本体つき)」です。
それでは、こちらよりどうぞ。
ソリゴールというブランド名のレンズ、輸出用ブランドなのですが、案外数多く見かけられます。逆輸入品ということになるのでしょう。
この品物、28+35ミリという焦点距離で、28-35ミリのズームレンズではありません。表記上、「+」や「-」になってますが、足し算したり引き算したり・・・しないでください。そういう問題ではありませんので~。
商品名は「SOLIGOR DUALFOCAL 1:3.5/28mm+1:3.8/35mm」というレンズ。2焦点レンズとでも言えば分かりやすいでしょうか。28ミリと35ミリの焦点距離をカチッカチッと切り替えて選んで使うわけです。その途中でも撮影は可能なようですが、通常のズームレンズよりとても不安定。まぁ、2焦点構造なのだから、無理してそんな使い方をしてはいけません(笑)。最近では、コニカがヘキサーRF用のレンズで21ミリと35ミリの2焦点レンズを造っていました。
しかし、何故、デュアルフォーカルなのか?それぞれの焦点距離で描写性能にこだわる為ならば良いのですが、このレンズ、噂では決してそこまで特化した性能でもないようです。。。
また、このレンズ、その外観からサンのOEMのようです。さらに、85+135ミリというデュアルフォーカルレンズも存在します。ちなみに、サンブランドではダブルフォーカスというネーミングで同仕様のものが存在します。
サードパーティーグルメや、珍焦点グルメの貴方にオススメの一本です。お値段はちょっと強気な!?6,800円。毎度のように、我楽多屋ご来店早い者勝ちの限定1本です。
大変お待たせしました。昨年末に応募受付しました、学研「大人の科学」のふろくカメラ「学研フレックス」のカスタマイズコンテストの結果を発表いたします。
まずは、賞品付の特賞に選ばれた作品はこちらです!パンパカパーン!!
応募作品の多くは、塗装や貼り革のカスタマイズが中心でした。その中でこの作品は、コルクを貼り付けるという、素材選びのユニークさとともに、巻上げノブにもコルクボールを使ってしまったり、フードが実はヨーグルトドリンクの容器を加工・塗装したものだったりと~。発想も豊かというのが、受賞のポイントになりました。
賞品(そんな立派なものではないのですが・・・)は、135ミリフィルムを何本か差し上げることにさせていただきました。もちろん、受賞作品のカスタマイズ・学研フレックスで最低でも1本は撮影してください。
で、他の優秀作品も少し紹介いたします。
↑ このクオリティーの高さは、もう、製品化出来ちゃいますね!そして、また、画像が素晴らしい・・・(だって実はプロカメラマンさんなんですもの、ずるい!)
↑ これは本物!?のクラシックカメラ調に仕上げた作品。貼り革部分を油絵の具の白・黒・濃緑を混ぜて擦れた汚れた感じを出し、地金が見えてる風にした金色部分もツヤを落として仕上げたとのこと。なんと高校生の作品です。
↑ これは完成させた学研フレックスがあまりにも愛想無しな姿だったので、お子さんが飾り付けてくれたらしいです。「笑ってやってください・・・」とのコメント付でしたが、このストラップ、案外お洒落でペンなどのハーフサイズカメラにも応用できるかもしれませんね。
他にも多数ご応募いただきました。ご協力ありがとうございました。
以前にもこのブログで愛機を紹介させていただいたことのあるお客さんが、こんなカメラを首から提げてご来店されました。
う~ん?このカメラは?と思って見ていたら、「こちらのブログで紹介されていたのを見て、買っちゃいました」とそのお客さん。それを聞いて私も、すぐにヤシカのデジカメと気付きました。そして、すかさず「早速塗っちゃったんですね!」と切り返してしまいました。
そう、以前はニコンFM10を濃紺に、そしてオリンパスペンを濃紺&赤に、カスタマイズされていた方だったので。
ある意味今回の塗りは、クラシックカメラ調への変身ということでは正統派!?しかし、ずいぶんと印象が変わるものですね。色味的にはオリジナル状態を維持されている突撃隊長のライカMPD(通称)の画像も載せておきます。
あんまり構えずにこういった「ゆるめな」カメラ遊びもアリですよね。
日本写真企画さんが発行している「フォトコン」という月刊の写真誌があります。
アサヒカメラや日本カメラと体裁は似ていますが、かなり写真寄りの内容で、カメラやレンズをモノとして捉えた記事などは少なめ、撮影テクニックなどを紹介・レクチャーする記事が多めです。うちの店はこの雑誌に宣伝をしてませんが。。。
この雑誌で2010年1月号から、「やるなら今だ!我ら銀塩フィルム党」という連載が始まっています。
写真・文は山縣基与志さん、マップカメラさんが協力している記事なので、うちの店とは何ら関係もないのですが、気になったので紹介しています。
四谷系銀塩情報発信基地として勝手にブログを書き続けている私としては、その「やるなら今だ!我ら銀塩フィルム党」というタイトルだけでも、「ビビビッ!」と感じずにはいられませんでした。1月号はニコンF5とフジクロームベルビア50、2月号はリコーGR1Vとフジカラープロ400を題材に語られています。
そして、「銀塩フィルム党の3つの約束」として、
以上の3点が掲げられています。同感同感!
この連載の今後が楽しみでもあります。あぁ、今月はカメラ雑誌各誌の勝手な講評をしていませんでした。発売から1週間も過ぎているので今月はお休みにします。
今月はじめごろ「運転マナー」について取り上げましたが、いよいよ「撮影マナー」です。これは鉄道写真を撮られている人からうかがった話です。
鉄道写真に限ったことではありませんが、絶好の撮影スポットというのがあります。そして、その絶好のスポットの中でも、より良い位置取りが必要になったりするものです。このような場所取りの第一条件は「早い者勝ち」。これは撮影に限ったことでなく「お決まり」とも言えます。
撮影の場合、場所取りの方法としては三脚を立てておくというのが、カメラマン同士の暗黙の了解ごと。人気スポットでは、出遅れてしまうと三脚の列が二列になることも多々あるそうです。
そして、鉄道の場合であれば、お目当ての列車がやってくるのに合わせて、撮影に備えることになるのですが、早々に場所取りをしてその場を離れていたカメラマンの中には、その陣地に戻ってくるなり、場所取りしていた三脚とは違う大型の三脚を立てたりする人もいるとか。。。その人曰く、これはルール違反だよ~と。
人気の撮影スポットでは、混み合うことを前提に周りのことも考えてもらわないと。後ろの列の人は、前に立てられた三脚を考慮して場所取りしてるんだし・・・とのこと。
撮影マナーとして、ジャンル共通のマナーもあれば、撮影分野独自のマナーもあるかもしれません。ただ、どんな場合でも、周りのことを考えていれば多くは防げるような気もします。
上の画像は、今回お話を聞かせていただいた人とは別の人からいただいた年賀状ですので、あくまでイメージ画像ですが~。きっと、この撮影場所でもそういう駆け引きがあったりしたのでしょうか・・・。
今まで意識していなかったので気付かなかっただけかもしれませんが、、、記憶にある中では、初めて見ました。「PAT. PENDING」という刻印を。
先日のこと、買取依頼の品物の中に「ペトリMF-10」がありました。このカメラはペトリが倒産後、労働組合が運営を続けていた時に生産されたカメラで、もともと作られていたMF-1のマイナーチェンジ版なのです。マイナーチェンジといっても、ホントにマイナー程度で貼り革のデザインを変えたくらいです。
高級品、人気品ではありませんが、現存する数は少数でしょうし、ペトリということもあり、何かネタがないか…とチェックしていました。すると、セットになっていたレンズ、38-70ミリズームと80-205ミリズームの2本ともに、「PAT. PENDING」と鏡胴に刻印されているのを発見!
「PAT.」とはパテント(特許)のことで、特許権を出願して認定されると発行される特許番号をカタログに印刷されたり、品物に刻印されているのはご存知かと思います。「PAT. No.333884709」みたいに。
また、「特許出願中」という日本語は案外聞き慣れているのではないでしょうか。カタログや宣伝コピーなどで、目や耳にしているはずです。「PAT. PENDING」は、「特許出願中」を英語で刻印しているということですね。
で、話は戻りますが、私の記憶の限りでは、カメラやレンズにこれが刻印されているのは初めてかと・・・。
通常、特許権は出願してから、実際に特許権として認定されるまでに2年くらいはかかってしまうそうです。そのために、特許出願中という言葉が出回ってる?わけですね。
さて、斜めな見方をしてしまうと、、、これらのペトリレンズが、どの時点で製造され特許出願したのか不明ですが、出願したものの認定された時には…。そんな悲しいことは確認したくもありませんが~。
ついでに、ペトリ観察の結果をもう数点。マイナーチェンジで変更されたという、ボディの貼り革。微妙な波線模様が入った不思議な感じのものです。それと、これまた珍しいペトリブランドのストロボ。賢いことに、バウンズしようとヘッドの角度を変えると、合わせて遮光板が出てくる仕掛けになっています。
【追記】ブログ読者からメールいただきました。ニコンFマウントの初期にも「PAT. PENDING(刻印はPAT. PEND)」がよくあるそうです。例えば「Nikkor-S Auto 5cm/F2」などに。そして、なんと、その方、我楽多屋でそのレンズをお買い上げいただいているとか・・・。
数年前から買取名人が考えていた企画に興味を示していただいた物好きな!?出版社さんと作家さんのお陰で、いよいよ実現することになりました。買取名人のすべてが盛り込まれている本が、来月半ばに発行されます。
つきましては、出版記念パーティーを下記の日程で計画しております。発起人田中長徳先生のミニトークショーも行なう予定です。このブログでも若干名参加者の募集をしたいと思いますので、ご興味のある方は、ご参加の申し込みをメールにてお願いします。
締切日前日の夕方になっての今更の追記ですが、このパーティーのイメージをお固く感じていらっしゃる方がいたので、、、当店のご常連さんや、先日のがらくた市にいらした方にも案内差し上げて、ご参加申込みもいただいているので、気軽にご参加いただけるパーティーですよ!
出ました!ペンタックスから、こんなデジカメが!その名は「ペンタックス Optio I-10」。私の第一印象は「いいじゃん!」です。
まず、このカメラを見て「ピン!」と来る人と、来ない人がいると思います。「ピン!」と来る人は、ペンタックスのオート110を知っている人でしょう。そう、1979年に発売された「ペンタックスオート110」にデザインが似ているのです。
オート110は、当時新システムとして注目された110フィルムを使うカメラで、他メーカーにはないレンズ交換が可能な一眼レフシステムとして人気がありました。昨年秋にフジフィルムが110フィルムの販売をやめてしまったことが悔やまれますが、まだ、トイカメラ系のお店でフィルムが入手出来ることもあって、若い世代を中心に注目度は維持してます。
そんなオート110の人気にあやかろう…ということかどうか、ペンデジの成功にあやかろう…ということかどうか、分かりませんが。突如、こんなカメラが出てきてビックリしました。
ペンタックスのサイトには、「ちょっとレトロで、一眼ライクなデザイン」と謳われていますが、私が見た限りペンタックスからのコメントの中に「オート110」の文字は出て来ません。しかし、外寸を比較すると、オート110が99×56×45ミリに対して、I-10は100.5×65×28ミリとほとんど同じ。
で、製品名だって「1」が「I」になってるけど、パッと見た目は「110」みたいです。どう考えても意識してないこと無いと思うのだけど。。。
必ずしも、懐古主義がいいというわけではありませんが、こんな風にいろいろなタイプの新製品が出てくることは喜ばしいことです。
ちょっと前に、オート110のジャンク品を買われた方が、このボディにデジカメを入れられないかな?とか、白く塗ってしまおうかな?などと言われていたのですが、先に全部やられちゃった~という感じです。
以下は、亡くなられたお父様の遺品についてメールでご相談をいただいた方と、数回やり取りさせていただいた中の一部分です。
お客さんの幼い頃からのカメラに対する気持ちがよく分かる、何か心温まる気持ちになったので、了承を得て紹介させていただくことにしました。
アローカメラ御中
こんばんは、○○□□です。お忙しいところお返事を頂きましてありがとうございました。
それでは遠慮無くアローカメラ様のご厚意に甘えさせていただき、カメラを持参し店舗へお伺いさせていただきます。ただ実家には、先日持ち帰れなかったカメラがまだあるのと、四十九日法要が来月の初めに控えているので2月の中旬以降という予定にさせていただきたく思いますので予定が決まり次第連絡をさしあげます。
カメラには人それぞれの思いがありますよね。私自身は小学生の頃にオヤジからリコーオートハーフを初めて渡され、それからコニカC35。確かTVで井上順が「ジャ~ニ~^^」って宣伝していたことを覚えています(笑)。中学になりペンタックスSPをたまに借りることができたけど、絶対に貸してもらえなかったニコンF2。大学生になって初めて使わせてもらえたニコンFM。これは結婚を機に譲り受け今も持っています。
しかし悲しいことに最近ではデジカメの便利さに負けオリンパスE-420とパンケーキレンズでもっぱら愛用していますが。いえいえコンパクトなFinePixF200のほうが手軽なので使用頻度は高いです(自爆)。
オヤジは退職金でライカやソビエト製のカメラなどをいろいろと購入したみたいです。お袋がときどきぼやいているので^^;ただオヤジが使っていたカメラの数々を眼にすると幼い頃の思い出などが蘇ってきます。
ネットでカメラ修理をいろいろと探しているうちにアローカメラ様のサイトを偶然発見し楽しいブログを読んでいるうちにオヤジの遺品の買い取りをこのお店に!と決めた次第です。私には使い方が解らないカメラがほとんどなのでカメラたちに新しい人生を?歩ませてもらいたく思います。
あ、そのときに僕自身憧れのカメラ。オリンパスOM-1の完動品があれば購入したく思います。もちろん即戦力として使える品を希望します。できればズイコーの50mmが付いていれば言うことありません。
それでは来月御社におじゃまさせていただく日を楽しみにしています。
上の画像は、1970年版カメラ総合カタログのコニカC35とリコーオートハーフのページを開いたところです。特にこの頃はまだ、カメラが高級品だった時代でしょうから、コンパクトカメラにだって、それぞれにいろいろな思い入れや思い出が存在したのです。
そして今、いくら、デジタルカメラが使い捨てのような感覚で買い替えされ、中古のフィルムカメラが手頃に買えるようになったとはいえ、カメラに対する思い入れや思い出が軽薄なものになってしまうのは寂しいものです。そうならないように、趣味としてのカメラ・写真の付加価値を高めていけるように努めていきたいと心引き締まる思いも、今回いただいたメールで強く感じました。