「JILLE」って?
昨朝、開店前の1階我楽多屋店内にて雑誌の撮影がありました。雑誌と言っても、お馴染みの日本カメラや月刊カメラマンなどではなくて、「JILLE」(ジル)という、なんと!10代後半から20代のカジュアルファッション好きな女性向き雑誌の撮影でした。
「また何で?」と思われる方がほとんどでしょう。担当カメラマンさんが以前、我楽多屋にお越しいただいたそうで、古いカメラが並んだこの店の雰囲気の中でモデル撮影をしよう!ということらしいです。
撮影風景をデジカメで撮影しとこう~なんて思っていたのですが、撮影時間2時間の予定が小一時間ほどで終了してしまいキッカケを逃しました。。。
ただ、撮影風景をチラ見していたところ、ポラを引いてカットを確認したり、アシスタントさんがフィルムを詰め替えている様子が見えたので、よく見ると撮影機材はニコンF3でした!なんと!フィルムカメラ!!
店内撮影の後は荒木町内路上で残りのカットを撮影していましたが、それも終了後、カメラマンさんが店内に戻って来られたので聞いてみました。機材がフィルムカメラであることを。
すると、そのカメラマンさんは100%フィルムで仕事しているそう。ファッション系の雑誌では比較的フィルム率が高いらしく、その理由は「デジタルの解像度は十分だけど、質感が出ないから」だそうです。
編集の人にもちょっとだけ聞きました。「デジタルでも同等レベルの仕上がりが見込めるようになってきたし、後工程を考えるとデジタルが便利だけど、フィルムでやってます。デジタルでやるページもありますけど。」とのこと。残念ながら時間がなくて、そのこだわりまでは詳しく聞けませんでした。
さて、正直なところ私はこの雑誌を知りませんでしたが、今回の撮影分が掲載されるのは10月10日発売号らしいです。誌面を見た若い女の子が、古いカメラかわいい~!とカメラに興味を持って、うちの店に来てくれれば幸いなことです。
- 媒体名 「JILLE」 株式会社 双葉社発行
- 発行部数 13万部
- 発売日 毎月12日発売
- ターゲット 10代後半~20代のカジュアルファッション好きな女性
- 定 価 450円(税込)