我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2013年2月 1日 (金)

同名カメラ

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カメラ名で「SP」というと、国産レンジファインダーの銘機「ニコンSP」か、国産一眼レフの大ヒット作「アサヒペンタックスSP」を思い浮かべる人が多いと思います。

実はここにあるトイ風カメラの名称も「ANNY SP」で、同じ「SP」を名乗っています。

このSPの面白いところは、一眼レフでもないのに軍艦部がペンタプリズム状のデザインがされていて、その部分がどうみても同じ名前のアサヒペンタックスSPにソックリなのです。

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さて、このANNY SP。使用フィルムは裏紙付きのボルタ判。1960年に豊栄産業というメーカーから出されたのですが、、、ちょっとビックリな事実。

1960年というと、アサヒペンタックスSP登場より4年も前。まさか、アサヒペンタックスが真似したの~?

推測ですが、アサヒペンタックスではSPとほぼ同型のカメラを1957年には出しているので、やはり~軍幹部のデザインはそれを模しているのは、間違いないと思うのです。ただ名称は、結果的にアサヒペンタックスが真似てしまったようになってるのでしょう。。。

この豊栄産業さん、現物はここにないのですがニコンSPを模した、同じくボルタ判カメラ「ANNY-10 Super」も作ってるんですよ。

 

アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ】では、このブログ情報以外にも小ネタをちょこちょこアップしています。よろしかったら合わせてご覧ください。http://www.facebook.com/arrowcamera

2013年1月31日 (木)

おもいっきりスローカメラ

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いま、フィルムカメラで楽しむことに「スローカメラ」なんて言葉を使ったりします。うちのウェブでも、このページの上方(ヘッダー部分)にそんなこと書いちゃったりしてます。

デジカメで撮影枚数を気にせずに、なおかつ、オートまかせでパシャリパシャリ撮るのではなくて、フィルムを装填し、巻上げ、露出を気にし、構図を考え、ピントを合わせながら、じっくり撮る~そんな楽しみ方もありだと思うのです。

そこには、カメラ自体の操作感や質感を肌で感じる楽しみもある。

さて、このニコマートFS。とてもポピュラーなニコマートFTシリーズから、内蔵露出計を省いた簡略モデル。流通量が少ないことから、今ではFTシリーズより高価だったりもします。

先日、うちの店にやって来たこの個体。見た目の程度は良いのだけど、シャッターが切れません。

ジャンクだなぁ~と諦めていたら、突然、シャッターが切れました。「おっ!」と思ったけど、2回目は切れず。ちょっと様子をみよう~と少し暖かいところに置いていたら、何時間後かにまた1度だけ切れた。

リハビリだぁ!と時々試みるのだけど、2時間や3時間おいたくらいじゃ切れない。忘れたころに試すと、1回だけ切れることを3日ほど繰り返してます。都合、3日で6回くらい切れてる。12時間に1回の計算として、36枚撮りフィルム入れたら、全部撮りきるのに18日も要します。

これもある意味でスローカメラ!?(笑)

あぁ、、、最後に気付いた。。。シャッター切れなくても、試みるたびにフィルムは1コマ分進んでいるので、無駄打ちしないように気を付けないと。。。

2013年1月30日 (水)

教えてもらわないと分からない

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検索したらもう3年近く前でした。「教えてもらわないと分からない」というタイトルで、ニコマートELの電池室の位置を話題にしたことがありました。

今日はその「教えてもらわないと分からない」シリーズの第2弾。

カメラは「ミランダSENSOMAT(センソマット)」で、1968年登場のカメラです。

このカメラ、標準装備のアイレベルファインダー以外にも、ウエストレベルファインダーなどの交換ファインダーが存在します。

なので、当然、ファインダーが取り外せるわけで~、しかし、その外し方がちょっと分かりにくいのです。

他のカメラの場合、ファインダー周辺のボディ側にボタンやレバーがあって、わざわざ「これが取り外しボタンです」なんて書いてなくても、おおよそ見当がつくもの。しかし、このスッキリデザインのセンソマットには、どこを探してもそれらしきものが無い・・・。

では、どうやって外すのかというと、、、巻き戻しクランクのまわりのダイアルを半時計まわりにちょこっと回しながら、ファインダー部を後方にスライドさせて外すのです。

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これは、まさに「教えてもらわないと分からない」です。 案内文字も無ければ、回転方向を示す矢印なども無い。

 

2013年1月29日 (火)

ちょいと見掛けないタイプ

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この革ストラップ。カメラアクセサリーを多数出していた「Minette(マイネッテ)」の製品。

ショートサイズながら革自体の厚みがあって立派な感じ。そして、カメラボディへの取付け金具もゴツい、これじゃ、カメラにガチガチ当たるので、あて革もビックサイズ。

そして、ストラップ中央にホックがあって、留められるようになってる。この仕掛けはあんまし見たこと無いですね。多分、手で持ち歩くときにここを止めて置けば、ブラブラしないで済む~ってことなんだと思います。

と、あんまし見掛けないタイプのこのストラップですが、革製だからか、なんかちょっと使ってみたく試したくなる雰囲気を醸し出してます。

で、付けてみました。

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確かに、ホック留めておくとブラブラしない。ただ、取付け部がゴツくて、巻上げレバーが右上にある普通のカメラだと、そこら辺がゴワついて使いにくいかもしれず、カメラを選びそう・・・。

2013年1月28日 (月)

不思議二つのがらくた市

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一昨日のがらくた市は、2013年最初のがらくた市を飾るにふさわしい好天に恵まれました。今年も「第4土曜日午後の東京四谷地方は晴れの特異日」は順調に幕開けです。

事前にお知らせしていた3階の特設ジャンク会場は、お集まりの皆さんにはその種明かしをしましたが、100円200円のホンマモンのジャンク品ばかりでしたので、実はブーングされるのではないかと。。。少し不安があったのです。

しかし、皆さんに盛り上げていただき、長徳先生のトークショーも急遽3階で行なうことになりました。上の画像はその光景です。

前日にプラハから戻られたばかりの長徳先生は「時差ボケ~」と仰られながらも、いつもに増してテンポ良いハイテンションだったような気がしました(笑)。

また、3階ジャンク売り場から2階の我楽多屋店舗に降りて来られた長徳先生は、「2階がティファニーのような高級ショップに見える!」と、不思議な錯覚を口にされていました。

また、「不思議」でいえば、不思議な話題を提供していただいたのが、Sさん。

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ライカの1号機「ウルライカ」を模した偽カメラ…!?を持参されました。オークションで入手されたらしいのだけど、どこのだれが何のために作ったのだろうかぁ?と話題になりました。

あと、ご遠方からご来店いただいたお客さんは他にもいらっしゃったかもしれませんが、トークショーに参加された中に、九州から来られた方が2名もいらっしゃいました。遥々ありがとうございます!!

2013年1月27日 (日)

紙製で折り畳み式で

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これ何でしょう???

「折り畳んでたら分からないだろう!」って言われてしまいそうですが、こんなにコンパクトになってしまうこと自体もメリットのひとつです。

で、よく見りゃ~紙で出来てるので軽いのもメリット。

では~組み立てると、こうなります。

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これで分かったという人も多いと思います。

答えは~

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二眼レフのピントフードに被せて、ルーペでフォーカシングスクリーンを拡大して微妙なピント合わせをし易くするためのアクセサリーです。「PLEASANT」というブランドの「Clear-Up」という商品らしい。

廉価版の二眼レフの場合、ピントフードにルーペが内蔵されていないものもありますからね。そんな機種の場合は、これを携行していれば便利!というわけです。

まぁ、実際は今どき二眼レフにこれを使ってわざわざ撮るような人は少ないと思いますが、、、珍品コレクションとしては面白いですよね。

*黙ってれば分からないことかもしれませんが、上の画像で「Clear-up」を被せられているカメラは「リコーフレックスⅦS」。このカメラにはルーペが内蔵されてるので、実際にはこれは必要ありません。。。

2013年1月26日 (土)

ライカの白・黒 持ち

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ライカの白・黒といっても、昨年登場した「ライカMモノクローム」の話ではありませんよ。

先日このブログでライカのAPSコンパクト「C11」を紹介したところ、同機種をお持ちの方からお問合せをいただきました。

正直なところ、これ1台では買取査定が非常に厳しい現状です。その方もその現状をご理解いただいたうえで、死蔵させるのも処分するのも…ということでしたので、ご相談のうえ、場合によっては私二代目のコレクションになっても宜しいでしょうか!?とお伝えしたうえで、本当にいくばくかのお気持ちを差し上げて譲り受けました。

考えてみれば、ライカの同機種の白ボディと黒ボディを2台合わせ持つなんて、これがM型ライカだったりしたら、この上なく贅沢なお話し。

しかし、私にとってはAPSとはいえ、デザイン的に関心のあるライカの白と黒。それも手放された方にご理解いただいたうえで揃ったもの。この2台はセットで置いておくことに意義がありそうです。

これも立派な「ライカの魔法」のように思います。

2013年1月25日 (金)

木のぬくもりが

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ブローニーフィルムのスプールって、今はプラスチック製ばかり。

たま~に、がらくた箱の中から金属製スプールが発掘されることがありますが、100~200円で我楽多屋に置いておくと、すぐに無くなってしまいます。

そのさらに上を行く…古いってこと…「木製スプール」を発見!!

両端部は金属ですが、軸は本物の木です。何故だかホッとします。自然派志向でしょうか~。

大判カメラなら、ボディ自体やフィルムホルダーが木製ってありますけど、それ以外のカメラ関係のもので木製って、ほとんど見かけないですよね!?

35㎜メインの人にとって、中判の描写力を語るときに「空気感」なんて表現が良く使われますが、この木製スプール付きフィルムでネイチャー系写真なんか撮ったら、ますます空気感が増長されそうな気がしません、、、ね、さすがに(笑)。

明日のがらくた市

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準備中の3階ジャンク売り場をチラ見せ

明日26日土曜の我楽多屋は、第4土曜日なので月に1度の「がらくた市」です。

今回の目玉(目玉になるのか不安ではありますが・・・)は、3階を特設の「ジャンク売り場」にすること。値段は100円~200円のモノばかりで、ホントにジャンク売り場ですのでお気を付け下さい(笑)。

2階はいつも通りに、午後2時から全品1割引サービス!で、午後2時半からは田中長徳先生のトークショーです。

*トークショーは我楽多屋店内にて午後4時までの予定。その間、2階店内でのお買い物はしづらくなりますのでご了承ください。

2013年1月24日 (木)

ブルズアイにKodak

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レンズのフロントキャップなど一般的なサイズのキャップは、他メーカーのもので代用が利くので、ニコンのレンズにキヤノンのキャップが付いていたりする光景を時々見掛けます。

しかし、古い時代のちょっと変わったサイズのモノや、フロントキャップ以外のモノの場合は代用できるモノを探すのに苦労したりします。

随分前にペンFのレンズリアキャップや、ニコンSマウントのキャップの代用例をご紹介したことがありました。

今回はツァイスイコンの貫禄級一眼レフ「ブルズアイ」ことコンタレックスⅠの特徴的な受光部に被せるのに適当なキャップです。

上の画像のように、Kodakのフィルムケースのキャップが合うようなのです。レンズ側にあたる部分をちょっとだけ切り欠かないといけないようだけど。

そもそもキャップ要らないんじゃ?という考えもありますが、セレンを長持ちさせるためにはキャップした方が良い~という考えもあるようです。

受光部のキャップつながりで思い出したこと。今からもう10年くらい前の話、我楽多屋の天井からぶら下げている「コニカAutoS」に付いていた小さな受光部(cds式)に被せるキャップを譲ってほしい~という相談を受けたことがありました。

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先程、天井を探してみたらありましたぁ!ということは、当時、お断りさせていただいた結果です。天井からぶら下げているカメラはディスプレイ用と割り切っており、譲って欲しいというご相談を時々受けるのですが、キリがなくなるのでご遠慮願っております。一人でも多くの皆さんに見て楽しんでいただくためです、ご理解の程お願いいたします。