我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年6月 5日 (日)

通称「金ピカコード」

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昨日のお客さんカメラです。

「金ピカ」といっても、保存環境や経年変化で、金というよりも銀に近くなっている個体が多いのも現状でして、それもそのはず~1933年に製造されたカメラですからね。正式名称は「ローライコードⅠ型」で、その初期モデルがこの特徴的な外装をしています。

別称「アールデコ」なんて風にも呼ばれるのは、ボディ表面に貼られた金属板に黒とニッケルメッキ(薄い金色)で幾何学的模様が描かれているから。

今回、改めて見せていただいて、ボディ側面にある巻上げノブやピントノブなどにまで、この金ピカの所以となる金属板が貼られていることに気付きました。今まで、全く意識して見ていませんでした。

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あと、背面に記された被写界深度表が背面全面に記されているのと、この個体はその表面が劣化で擦れているからでしょうか、、、お経か何かが記されているように見えてしまいました。

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しかし、今から80年程前に造られたカメラがこんなにシッカリしていて、味のある存在感を発揮していること自体が凄い。で、描写だって十分に良いのです(古いものゆえ経年劣化など個体差はありますけども)。

 

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2016年6月 4日 (土)

∞を越えて

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レフレックスニッコールC500mm/F8について、先日、お客さんに指摘されてお答えできないことがありました。

ヘリコイドを回すと、∞(無限遠)のマークを越えても、まだ少し回ってしまうのです。これについて「壊れているんじゃないですか?」とのご指摘。

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その時に店にあった、他のニッコールを試してみると、∞マークが指標に来たところでピシッと止ります。まぁ、他メーカーのレンズでも、これが普通なんですが...。

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ただ、なんの根拠も説明も出来ないのに、変な自信があったんですよね、、、このレフレックスニッコールは壊れていないと。でも、その時それ以上調べたりすることなく終わってしまいました。

次の日のこと、某常連さんが我楽多屋店内の新入荷品などをチェックしながら、そのレフレックスニッコールを手に取り、∞マークが指標を越えたところにあるのを見て、「あっ!これ、レフレックスニッコールらしいね」と、おっしゃるのです。

「何々何々何々何々何々?」と飛び付くようにして理由を伺うと、「私も光学的なことは詳しく分からないけど、温度によって収差が出るのを考慮して、∞を越えたところまで回るようにしてあるらしいですよ。昔、同じレフレックスニッコールを持っていたから、不思議に思ってニコンに電話かけて聞いたから間違えないですよ」と。

ほほう~、鏡胴内の温度変化により空気中の光の屈折率が変わるので、望遠レンズやミラーレンズではピントの位置が多少前後することがあるのだそうです。でも、一眼レフだからファインダーで合致するのを確認すればいいわけです。

 

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2016年6月 3日 (金)

ダブルネーム!?

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このフード、片方の側面にはかつてあったカメラや写真の用品メーカー「Walz」の刻印があります。それだけなら、全然珍しくないのです。よく見かけます。

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ところが、反対側の側面にアルファベットの「S」と「M」をデザインした、マミヤのマークが刻印されているのです。

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今までに何度か見たことあるのは、用品メーカーが作ったモノに「for MAMIYA」みたいな感じで入っている場合はあります。マミヤの何々用に作りました~的な感じです。

でも、これの場合は、シッカリとマミヤのロゴマーク入りですからねぇ。「ダブルネーム!?」みたいに思ってしまいます。

真相はどうなのでしょうか???マミヤが付属品として販売したフードに、製造元であるWalzの刻印を入れるのをヨシとしたものなのか???Walzが製造販売したマミヤ用のフードに、勝手にロゴを入れてしまったのか?それともそれをマミヤが認めたのか???

今の時代的に分かりやすく例えるなら、ケンコーが出しているフードにNikonのロゴが入っているようなものですからね。

 

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2016年6月 2日 (木)

貫禄ロッコール

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使い込んだ金属カメラのボディの塗装が擦れたり剥げたりして、貫禄のある見た目になるのをヨシとする人々がいます。

ただ、一般的に中古市場では綺麗な状態を保っているモノの方に市場性があるのが常で、綺麗な方がいい値がつきます。

そういう背景も気にしてか、いや、綺麗なものにあえて傷をつけたりするのは、また意味が違ってくるからでしょう。貫禄風な簡易的上塗りをして愉しむ偽貫禄クラブなんてのが、うちの店の近辺で、4年前に発足して、いまだに活動は続いています。

さて、数日前に入って来たミノルタのこのレンズ「MC ROKKOR-PF 55mm/F1.7」。その鏡胴の貫禄加減が半端なくカッコいいのです。

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本来、黒く塗装されている鏡胴部が擦れてか退色してか、、、青味がかったグレーっぽくなっていて、それ以上に色が落ちてしまった部分は、ほぼ銀色の地がかなり露出してしまっています。

これを真似た偽貫禄加工は難しいですよねぇ~会長さん!?

 

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2016年6月 1日 (水)

今日は写真の日

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」に入る前に、本日6月1日は「写真の日」です。そして、アローカメラ&我楽多屋が水曜日を定休日にしたのが、今から3年前の6月から。この企画も3年続いたわけです。我ながら天晴れだなぁ~なんて思っています。これが第1回目ですね→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2013/06/post-e514.html

で、今日の写真の日をキッカケに何か写真の別の企画というか、当面は自分でこっそりとやろうかと思っていますが、開始させたいなぁ~と思っています。

で、今回の「先週撮ったもの行ったとこ」は、麹町1丁目から皇居を望んだら見えた、ビルに反射した夕日です。いつも通っている場所でも時間が違うと、全然新鮮に見えたりします。

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2016年5月31日 (火)

「街の記憶・建物の記憶」

うちの店の程近くで、ギャラリーを運営されている写真家中藤毅彦さん

ギャラリーオープン当初から15年もの間、我楽多屋にご来店いただいておりますし、一昨年にうちの店主催で開催した写真展「vs 荒木町写真展」にもご協力くださいました。

その中藤さん参加の写真展「街の記憶・建物の記憶」が、来月早々に神保町の檜画廊さんで開催されます。この写真展に参加される飯田鉄さん、森田剛一さん、石川栄二さんは、「vs」写真展のメンバーですね。今回は、田中長徳さんと入れ替わりで、なぎら健壱さんが参加されるようです!

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先週某日、中藤さんがこの写真展のDMをご持参くださいましたが、その少し前になぎらさんも久しぶりにご来店くださいました。多分、この写真展のお打合せか何かがあったのでしょうね。

思わずダブルNさんのご来店に気持ちもあがりました(^-^)。また、偶然なのか!?お二人が同じ機種のカメラを肩から提げていたのに気付いてしまいました。

  • 写真展「街の記憶・建物の記憶」
  • 写真家/飯田鉄・なぎら健壱・中藤毅彦・森田剛一・石川栄二
  • 2016/6/2(thu)~6/11(sat) 
  • 11:30~18:30 日曜休廊/4日土曜17:00まで・最終日16:30まで
  • 檜画廊/千代田区神田神保町1-17 03-3291-9364 

 

あと、中藤さんのギャラリーニエプスでは7月初旬に、田中長徳写真展「TODAY TOKYO 1966」が予定されていますね。こちらも楽しみです。

 

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2016年5月30日 (月)

縦吊り

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ストラップをカメラに取り付けるのに、縦吊りしか選べない位置にストラップ用の通し穴があるのがライカM5の初期モデルです。ボディ前面から見て右側面の上下にあります。

それが、一部のライカ信者に不評で途中から、ボディ前面から見て左側にも追加されて、ふつうに横吊り(そう言うのかな?)も出来うようになりました。

国産カメラでは、ペンタックスのLXや67が縦吊りにも対応していました。

縦吊りの良い点は、肩から提げている時に素早く撮影態勢に入れるからだといいます。

で、このキヤノンフレックスRM。うちの店にやってきた時点で、こういう状態でストラップが装着されて、縦吊り対応になっていました。

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ボディ側面片側のアイレットと底面の三脚穴にねじ込んだアタッチメントにストラップを通して、思いのほかスマートに縦吊り化されてました。

 

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2016年5月29日 (日)

「MRN」判明しました!

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前に「悩んでます、お手上げです」と話題にした、カブセ式フードに刻印されていた「MRN」の意味。

新たに出て来たフードに元箱が付いていたので、その意味が判明しました。

そこには、トレードマークと謳われて「MIRANO」って文字のマークが記されてました。

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「MIRANO」で「MRN」って、思わず「マジっすか?」「ハンパない」って反応してしまいましたよ。

それこそ、まるでDAI語じゃないっすか!?

お手上げなので、「まったく・理解・ナッシング」で「MRN」なんて、ふざけて言っていたのと同レベル!?でした。

「MIRANO」の由来が、お名前か何かで「美良野」だったりするならいいですけど、イタリアのミラノだと「MILANO」ですからねぇ。ウィッシュ!

 

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2016年5月28日 (土)

フィルムカメラの最終兵器!?

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さて、数日前にFacebookページで軽く予告をした、中国製フィルムカメラの最終兵器!?みたいなの、いよいよお披露目します。

大きさからしてセットケースと思われるバッグ(上の画像)は、どこにでもあるような至って平静を装った体裁をしています。その中から出てくるのは、これ、「POLO SHARPSHOTS AZ-2900R AUTOMATIC」。グリップ式ストロボを装着したまま収まっていました。

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大きめなプラスティック製コンパクトカメラじゃんか!?と言われれば、そうなんですが...。そのデザインなどから、フィルム世代晩期のものと予想されます。

パワーズーム付きなんですが、32-56㎜とズーム比は2倍も無いんです...。透過式ファインダーも連動してズームするんですが周辺が湾曲していて、覗いていると少し気分悪い。

ところが、このカメラの最大の面白ポイントと言えるのが、何故か反射式ファインダーも付いている点。これが~ボディ前面にある丸い窓がかなり大きな為か、ずいぶんと明るくて見やすいのです。ただ、さすがにこちらはズームせず最広角寄りで固定だし、左右逆像。

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で、大きな図体しているのにストロボは内蔵していなくて、グリップ式の専用ストロボに頼ります。専用ならシンクロさせるのに、どこか目立たない部分で処理すればよいのに仰々しく付けられた、それもカールしたコードをボディ上面のホットシューに接続します。

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このグリップストロボ、優秀で首振り式になっていて、バウンスも左右方向にも稼働しますし、発光部のカバーが前後にスライドしてズーム対応にもなっています。が、そのズームカバー部に記された焦点距離が、ボディの焦点距離と微妙にズレているのが摩訶不思議...。

そして、この画像なら分かりやすいと思いますが、ボディ上面はメタリック調な仕上げにもなっていて、高級感!?を醸し出しています。

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で、考えても分からなそうなので、あまり深くも考えていないことがあります。レンズの鏡胴部に記された「56」と「32」の数字。「56」は多分「5.6」でF値のことを言わんとしているのではないかと思うんですが、ここには樹木が1本と2本のアイコンがあるように焦点距離のズーム部分なんですよね...。それに、中国語なので読解出来ない説明書のデータ欄を見るに、このカメラのF値は「8~11」と記されています。ただ、壊れているとも思えないんですけど、条件をいろいろ変えてシャッター切っても、絞りが変化しているように見えないんですよね。

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さて、中国語の通訳をされているお客さんにうかがった話によると、実用性が無いようなものでも装備して、多機能・豪華を謳うようなところが中国製品にはある~とのこと。反射式ファインダーにしろ、ストロボにしろ、分かりずらい表記にしろ、それ故なのかもしれません。その結果、なんか怪しげな武装をしたようなカメラに見えてしまうのです。

 

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2016年5月27日 (金)

フィルム入ってるね

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先日のこと。買取りのアローカメラから我楽多屋へやって来た、アサヒペンタックスSPのジャンク系もの。

動作チェック始めて早々、1回目の巻上げレバーの操作で「あっ、フィルム入ってるな」と思い、2回目の巻上げ時に、連動して巻き戻しクランクが回転しているのも確認しました。

そこで、チェックを中断していたところに買取名人がやって来て、「状態いいでしょ」とか言いながら、一度フィルムを巻き上げて、「あっ、フィルム入ってるね」と。

フィルムカメラ好きなら、「そのくらいの感覚は分かるよ!」という人が多いと思います。でも、デジタル世代や、カメラに詳しくない人には、「凄い!」と思われるかもしれません。

さらに突っ込んで説明すると・・・、カメラによっては、フィルムが入っている時と入っていない時の巻上げ感に、大きな差があるものと差が無いものがあるので一概には言えませんが、巻き上げただけで「フィルム入ってる感」を感じるためには、そのカメラにフィルムが入っていない時の感覚を知っていることも情報の一つ。

じゃあ、フィルムが入っている時と入っていない時の差は何なのか?というと、巻上げレバーに感じられる抵抗感や、フィルムが送られている振動などなど。

グダグダ書きましたが、そんなに難しいことではありません。「?」と思われた人は是非、試してみてください。

でももし、人のカメラを扱う時にはこの感覚がどうのこうのいう前に、フィルムが入っているか、入っていないか、事前に確認するのがマナーですからね(^-^)。

 

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