我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Gallery 463

Powered by Six Apart

2016年5月24日 (火)

素振りが出来るデジカメ

Dscf1087_1280x960

これ、ローライフレックスの形をしたデジタルカメラです。

細かな部分も再現されていて、実に良く出来ていますが、なにぶんサイズは実物よりかなりミニ。こんな小さいから仕方ないでしょうけども、ほぼプラスティック製で各部のノブなどは動作しますが、基本どこもダミー。

でも、このカメラには非常に魅力的な点があります。

Dscf1088_1280x960

ひとつは、液晶モニターが本物のローライフレックスでいうピントフードの中にあって、2眼レフ風にウエストレベルに構えて像を見られるようになっているのです。これ新鮮。

もうひとつは、先程、基本ダミーといった操作部ですが、シャッターボタンは本物と同じ位置でレンズの下の方にあり、シャッターを切るにはボディ横のクランクを回してからじゃないと切れないのです。これ新感覚。

新鮮も新感覚も、フィルムカメラである本物では当たり前のことなんですけどね。

さて、ここにある個体は、数日前に買取り依頼があったもの。ご持参いただいたのは、これ一台キリということで、買取名人は我楽多屋に話を振って来ました。話のネタにもなるし、差し当たって私 二代目が使用してもいいか~ということで、ちょっといい値を付けて買わせていただきました。

その時、簡単に動作チェックしたのですが、数日後に持ち出して使ってみようかと思ったら、うんともすんとも言わない。「機械モノは、壊れる直前までは、動いている」というのを実証してくれた感じ(>_<)。

でもでも、このデジタルカメラ、珍しく素振りが出来るんですよ!横のクランクを回して、シャッター切ると、かすかにカチッて聞こえるんです。それを繰り返し出来る。だから、ヨシとしますか...!?

素振り】:フィルムカメラにおいて、フィルムを入れずにシャッター操作をすること。撮影に持ち出さずにカメラを眠らせるなら、適度にカメラを動作させることで良い状態を保てるという目的もある。ただ、中古カメラ屋で過度に勝手に売り物のカメラで素振りをすると注意される可能性あります。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2016年5月23日 (月)

ストラップからデジタル化

Dscf1082_1280x960

金属製機械式フィルムカメラが好き~って感じで、我楽多屋に来られるお客さんでも、普段使いはデジタルカメラ!って人は沢山いらしゃいます。

ただ、中には頑なにフィルムカメラしか使っていないという人もいらっしゃって、こういうタイプの人は、かなり我楽多屋ゆえなのではないかなぁと思います。

常連Mさんがデジタルカメラを持っているのか持っていないのか、使うことがあるのか、詳細には知りませんが、うちの店に来られるのを見ている限り、デジタルの「デ」の字も感じられません。

そのMさんが先日、デジタルカメラに付属品で付いてくる系のストラップを何故か物色されていました。

で、「ストラップからデジタル化を図ろうかと思って~」とボソリ...言われました。

さらにMさんが言われるには、世の中の人はストラップにデジタルを示唆する表示がされている時点で、その先にあるカメラが黒い一眼レフであれば、何でもデジタルカメラと思い込むだろうから、不信感を与えずに済むというのです。また、うちの店に限らず、Mさんが出入りされているカメラ店では、Mさんがデジタルカメラを提げている時点で、「何事か!?」と思うだろうから、とりあえず、ストラップからデジタル化を図って...というのです。

これはMさんのジョークであって、きっとデジタルカメラを持ち歩く気はまったく無いんだと思うんですけどもね、、、

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2016年5月22日 (日)

ペトリ呼び

昨日のブログで、オリンパスペンとペトリハーフを話題にしました。ついでに、初めてじゃありませんが、私のペトリ好きも...。

で、昨日の午前中にご来店された「ペトリEBN」を肩から下げたお客さん。静かに品探しをされていらっしゃったのですが、つい「ペトリですよね?」とお声掛けをしてしまいました。

最初、ペトリをきっかけに声を掛けられることなんて滅多にないから~と、警戒!?いや、ビックリされていらっしゃたくらいなので、うちのブログをご覧いただいていたわけではなくて、偶然にいらっしゃったってことです。

これ、すんごい「呼び」ですね(笑)。

でも、ペトリつながりの輪!ってことで、ちょうどご持参だったペトリの珍品系をみせてくださいました。

Dscf7697_1280x960

ペトリカラー35ブラック、それ用のフード、ペトリのフィルムマガジン。あと、ノベルティ系の小物は私も初めて見ました。

ネクタイピンやメジャーなどの中でも、鍵の形をしたネクタイピン兼キーホルダーは、ペトリペンタが登場した時のものだそうで、「何で鍵の形なのか?」というと、当時、宣伝広告で「鍵をペトリが持っている!!」というキャッチコピーが使われていたからだとか~。

Dscf7698_1280x960

とのことなので、「広告にみる国産カメラの歴史」(朝日新聞社刊)を確認したら、ありましたよ!広告内のペトリペンタの三角リングにこの小物が付けられてます。

Dscf7701

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2016年5月21日 (土)

22.5ミリ径

Dscf1079_1280x960

私 二代目はペトリのカメラが好きです。一眼レフは持ってませんが、コンパクト系は案外といろいろと隠し持っています。

田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」の今月号は、200回記念号という事で、二代目が我楽多屋で買ったカメラ~という切り口の特別号ですが、そこには、ペトリのカメラは出て来ません。

何故って、ペトリのカメラの場合は、私のカメラ屋としての信条的には反するんですが、うちの店に迷い込んでくるのを待っている感があるんです。

でも、今回長徳先生に取り上げてもらった3台は、それこそ、我楽多屋での買い物の楽しみにある、思いもよらぬモノに惹かれて買ってしまった~的な感じのカメラなのです。

前置き長くなりましたが、今日はオリンパスペンとペトリハーフのフィルター径が同じだったことについて。

かたやオリンパス、いや、日本を代表するハーフサイズカメラの「ペン」。かたやカメラ製造の歴史は古いものの、B級メーカー!?のペトリに2~3種だけあったハーフサイズカメラの「ペトリハーフ」。この2台のレンズフィルターのサイズが、ともに22.5ミリで一緒なのです。ほかのカメラを見渡してみても、かなり珍しいフィルターサイズなんですけどね。

オリンパスペンの登場は1959年10月(下の画像は翌年発売のペンS)で、ペトリハーフは1960年3月。わずか5ヶ月ほどの差なので、フィルターサイズが偶然に一致した~と捉えるのが適当だと思うのですが、どうなんでしょうね。それとも登場順通り、いや、メーカー規模的に見ても、ペトリが真似(追従)したんですかね。

下の画像では、純正フィルターを入れ違えに付けてみましたよ!

Dscf1078_1280x960

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2016年5月20日 (金)

Daido

かの有名な写真家と同じ名前が付いてるカメラです。

Dscf1063_1280x960

軍艦部に「Daido」と誇らしげに刻印されていると思っていたら、

レンズ名も「DAIDO」!!

Dscf1064_1280x960

レンズ部分を収納したら、そのレンズカバー部にも「Daido」。恐れ入りました_(._.)_

Dscf1066_1280x960

いやいや、これは現代、見る側が勝手にそう見てしまっているだけで、このカメラの登場は1953年なので、森山大道先生がまだ10代半ばの頃ですから、写真家として世に出る前のこと。

ちなみに、Daidoは大同で、大同精光。このモデルは、「Daido 6 Model-1」のようです。

Dscf1065_960x1280

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2016年5月19日 (木)

奥様がピタリ賞!?

Dscf1067_1280x960

先週、新潟から宅配便利用でアローカメラの買取りをご利用いただいたお客さん。買取り査定後、メールにて確定金額をお知らせした後に、買取名人が電話をした時のことです。

「お知らせした〇万円。いかがですか?思いと比べて?」と聞くと、お電話の向こうでご主人がおっしゃることには、奥様はちょうど同じ金額を予想されていらしゃったそうです。ちなみに、ご主人は、その金額は無理だろうと予想されていたとか...。

奥様お見事に「ピタリ賞!」(笑)。残念ながら、この場合に金一封はありませんが、、、

今までたくさんの買取りをさせていただきましたが、いろんなご家庭パターンがありました。

奥様には一切秘密系のご主人もいらっしゃいますから、奥様が留守の時に出張買取りを依頼されたりしたこともあります。

また、売ったお金で奥様に何かプレゼントするとか、食事をしよう~系のご主人もいらしゃいます。ただ、出張買取りで査定額を提示するときに奥様もご同席されていて、「え~、お父さん、そんなにカメラ買ってたの!売り値がこれってことは、今までいくら使ったのよ!」的なこともあったような。

☆注意☆上の画像、電卓に置かれた金額と後ろに並んでいるカメラとは無関係です。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2016年5月18日 (水)

ニュー大崎店舗街

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

******************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、埼京線。

定休日に四谷方面に用事があって出て来る時、通勤時と同じ方法や経路は極力避けたいと考えています。何故って、気分的な問題です。

なので、基本自転車出勤の私ですから、定休日に自転車で店に来たことはありません。バスや電車などの公共交通機関も、雨などで自転車出勤しない時に使うルートは滅多に使いません。

で、先週は埼京線利用。

大崎駅で停車した時に目の前に見えたビルに、「ニュー大崎店舗街」の文字。とても昭和チックな響きに1枚。幸い車内空いていたし、目の前の人はスマホ中、顔も影になって問題無し。

13178936_1115116621864005_272312650

2016年5月17日 (火)

一概には言えませんけどね

「こっちだけ欲しいんだけど安くならない?」 & 「私には必要ないので置いて行っていいですか?」

時々お店であることです。

例えば、ボディとレンズのセットものをお買上げのお客さんに、「レンズだけ欲しいので安くしてくれない?」と言われることが...。大体そういうパターンって、値段のほとんどはレンズで、ボディがオマケ的みたいな時だったりします。

また、純正キャップ付きのレンズで、「キャップだけ欲しいので安く譲ってくれない?」と言われることも。このパターンは、希少なレンズに純正キャップが付いているような時に多く、キャップも希少なのは分かるんだけど、、、出来れば、レンズを買ってくれる人にキャップも付いた状態でお売りしたい。

このどっちのパターンも、どちらかというと自分中心的な発想でモノを言われていて、結局値切っていらっしゃる。

これに対して、古い元箱やケース付のカメラをお買上げのお客さんが、「私は箱は捨てちゃうので置いて行っていいですか?」とか、「ケースは持っているので他の人に回していただけませんか?」というパターン。

こういう人って、まず値切っていない。値札のままの金額で買って行こうとされている。この場合、ある意味でモノを客観的に見ているというか、モノに対する愛も感じるんです。

あえて、どちらが良い悪いは言いませんが、ここまでの文調からお察しの方もいらっしゃると思います(>_<)。

前者の場合は上から目線や言葉使いのことが多くて、後者の場合は下手とは言いませんが(全くその必要はありませんから)、対等な立場からお願いをされているのです。

人っていろいろで面白いなぁ~と思います。

Dscf7689_1280x960

さて、先日Facebookページにはアップしたのですが、こんな化粧カバーとケースの付いたミノックス35ELがありました(ボディ自体はシャッターが壊れています)。これを買って行かれた方は、「レンズに関心があるので、これは置いて行っていいですか?もしかして欲しい方もいらっしゃるかと」的にお声掛けくださいました。他にも、お買上げいただいたものもあったので、合計で少し勉強させていただきました。

大手量販店じゃないし、うちの店ってそんな感じです(笑)。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2016年5月16日 (月)

縦ズレ

Dscf1061_1280x960

カメラに内蔵されていようが、単独距離計であろうが、距離計のズレについて縦ズレは起きやすいとか、少々の縦ズレは気にしないとか、いいますよね。

で、実際のところ少々ズレていても、縦に長いものを対象にすれば二重像も合わせやすいし、そうでなくてもなんとか誤魔化せるものです。

ただ、横ズレの方は、それが起きてしまうと、二重像で合わせたはずなのにピントが合っていない~ということが起こってしまうわけで、かなり困りもの。

で、今日ここにある、ライツの単独距離計「FONOR」。見た目いい感じに味が出ています。ただ、覗いてみたら、縦ズレを起こしているのですが、そのズレが半端ない。前述の少々の縦ズレは気にしない~とは言っていられないズレよう。

あまりにもなんで、iPhoneのレンズを当てて撮ってみましたよ。我楽多屋の「屋」の字が、完全に上下にズレて重なってさえいません...。

13177925_1117680908274243_755461257

でも、これはこれで非常に面白いというか、価値あるレベルということで話題にしてみました。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2016年5月15日 (日)

二階建て

Dscf1048_1280x960

ワインダーやモータードライブが付いた状態のカメラを「二階建て」と呼ぶ、カメラマニアが一部にいらっしゃいます。

今から40年くらい前に、カメラ少年だった層に多いようです。当時、お小遣いやアルバイト代を貯めて買った一眼レフ。しかし、ワインダーやモータードライブまでは手が届かない。。。ということで、ちょっと憧れ的な意味合いもあるんだと思います。建て増しをしたような二階建てに。

さて、今日の二階建て(上の画像内左側)は、前述の世代の憧れ対象よりちょっとだけ昔になるかもしれませんが、ペンタックスSPとそのモータードライブです。

Dscf1054_1280x960

今回気付いたのは、この二階建て。後ろから見た方が絵になるんです。前面は全く無表情なんですけど、後ろには、ちょっと大きな目なAOCOマークと、PENTAXのブランド名が記されているからでしょう。

Dscf1051_1280x960

そして、おまけにもう一台の二階建て(一番上の画像内右側)。これは珍しい建築パターンで、レンジファインダー内蔵の軍艦部の上に、露出計と交換レンズ用のビューファインダーを建て増ししちゃった系の「ロードマット」です。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。