我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2017年2月14日 (火)

未来感覚・宇宙感覚

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「未来感覚」とか「宇宙感覚」って、最近ではあまり使わなくなった言葉でしょうか!?

でも、高度成長期や昭和の時代までは、比較的よく使われていた言葉のような気がします。

例えば、銀一色のボディを持つカメラなんて、これらの表現がピッタリだったよう気がします。

少し前に話題にした「オリンパス O-product」なんかはボディカラーのみならず、形自体も特長的ですが、上の画像のコシナCX-5や、下の画像のマミヤUあたりは、形自体はそれほど特徴的ではないのに、ボディカラーが銀一色ってだけでかなり~未来・宇宙感覚を出していました。

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でも、最近の若い世代の人が見たら、そういう捉え方はしないのかな…。

 

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2017年2月13日 (月)

VITO B + iPhone

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「ファインダーがクリアだと写欲が増す!」とかよく言います。

なので、われわれ中古カメラ屋も、ファインダーがきれいなカメラは売りやすかったりします。

その逆で、ファインダーが汚くても写りには関係ないのでその分安い方がいい~という人もいらっしゃいますし、ファインダーほとんど覗かないから関係ない!という大物もいらっしゃいます。

フォクトレンダーのVITO Bは、後期型の「大窓」と呼ばれるフレーム入り等倍ファインダーの秀逸さを語られることが多いですが、前期型のこの「小窓」もクリアさでは負けていません。というか、ほとんど素通しみたいなものですからね...。

さて、クリアなファインダーに限らず、変な表示があるファインダーなどを画像に収めようとすると、思いのほか撮影が難しかったりしますが、iPhoneのカメラレンズをカメラのファインダー窓に当てて撮ると、思いのほかいい具合に撮れたりします。

この画像は、VITO B小窓+iPhone作です。

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2017年2月12日 (日)

YODOBASHI THE30TH

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今となっては知る人も少ないでしょう。ペンタカバー部に「YODOBASHI」と記された一眼レフの存在を~。

これは、ヨドバシカメラさんが創業30年の時に販売したカメラです。ベースとなったカメラは「ヤシカ108」。オートフォーカス機のような格好していますが、マニュアルフォーカス機です。

ヨドバシさんの歴史を見ると1960年創業とのことなので、このカメラは1990年の登場でしょうか。ヤシカ108も1990年に発売されていますし。

こういうのを見ると、いつもの遊び心が。

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アローカメラは今、50周年して51年目に入っているので、こんなのを作ってみたくなりました。「50」の数字はベースのカメラの機種名を活かしたいなぁ~ということで、ニコンF50。ニコンさんごめんなさい。

 

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2017年2月11日 (土)

ニコンピカイチ

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今から24年ほど前、私 二代目が父親の営むアローカメラで働くようになったとき、店では「スピードプリントショップARROW」という看板を掲げて、自家現像機を置いてフィルムの現像およびスピードプリントもやっていました。当時、私の仕事のメインはプリントショップでした。

お客さんが撮ったフィルムを日々数多く扱う中で、2度程これは何のカメラで撮ったものなんだろう?と、気になったことがありました。

一つは、ネガがハーフサイズなのにサービス判にプリントしても、フルサイズからのプリントに匹敵する画質のフィルムがあったのです。気になったので仕上がりをお渡しするときに、「カメラは何をお使いなのか?」聞いたことがありました。答えは「京セラのサムライ」でした。

もう一つは、ご近所にお住いの奥様で度々京都へ遊びに行かれていて、お友達とのスナップショットや神社仏閣などを撮られていました。コンパクトカメラをお使いだろうに、かなり画質が良いのです。ある時に聞いてみたら「ニコンの普通のバカ〇ョンですよ...それ以上は分からない」と言われて、次回ご来店の時に見せてくださったのが、ニコンL35ADだったのです。

カメラ屋になって間もない頃ですし、特に写真の勉強したことなどない頃(いや、今でもしていない…)に、明らかに違いが感じられた2台のうちの一つが、今ここにあります。

「ニコンL35AD」、ニコンが最初に作ったコンパクトカメラです。愛称は「ピカイチ」。

その動作チェックなどしている時に気付いたのですが、このカメラのデート機能。液晶表示のデジタル式なのに、年月日の「年」は「80~09」の間でしか選択できないのです。アナログ表示のダイアル操作でもないのに、ちょっと残念な感じ。だって、この個体まだちゃんと動いてるのに。

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2017年2月10日 (金)

古い未現像フィルムを

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先日、常連さんにこう聞かれました。「買取りしたカメラにフィルムが入ったままだった場合、どうしてますか?」と。

そういうフィルムの処理方法について、なんかヤバいことを指摘されるのかぁ!?と思って、ちょっと警戒しながら(笑)、正直に「その場で気付けば、お客さんに確認しますよ。持って帰る方もいらっしゃるし、処分してくれという方もいます。後から気付いた場合には、何回かはフィルムをお返ししたこともありますけど、ほとんどはそのまま処分しちゃってます。」と答えました。

どうしてこんな質問をされたのかというと、どこかのサイトで古い未現像フィルムを集めて現像して、いいカットをアップしている人(団体?)があるというのです。

単にいい写真もあるのでしょうし、人や街など文化的歴史的な意味でも貴重な写真が出てくることもあるのでしょう。

さて、この質問をされた時点で、その前の日にがらくたを含めて買取りした中にあったコンパクトカメラにフィルムが装填されたままのが2台ありました。フィルムの銘柄からして15年~20年くらい前のものでしょうか?その2本を現像してみることにしました。

果たして、その結果は、、、1本は未露光でした...。が、もう1本には10数枚、家の窓から撮った花や部屋の中など、当時の持ち主の日常であろうカットが写っていました。

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2017年2月 9日 (木)

懐中時計型カメラ

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非常に情報が少ないうえに、製造の経緯などが複雑でイマイチ、正体のつかめていないカメラです。

もとは1900年代早々にアメリカで作られた「EXPO」というカメラらしく、そのライセンス生産でイギリスでも1905年くらいに同型の「TICKA」というカメラが作られています。

ここにあるのは、「MOMENT」と記されていますが、どうも日本製のような違うような・・・。まだ正確に特定できていません。

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17.5ミリの専用カートリッジ入りフィルムを使って25枚の撮影が可能だそう。

と、ここまで書き進めながらも引き続き、検索したり、店にある資料を探していたら、正体を見つけました。

このカメラ、やはり日本製。上田写真機店(Uyeda Camera Co.)が1910年頃に製造したもので、チッカ(TICKA)のコピー機であると。

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上田写真機は当時、ほかにも「スター」という名称の暗箱カメラや蛇腹カメラを製造していて、後にはスターフレックスという二眼レフなども製造します。ただ、戦中に廃業または撤退したと思われます。

 

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2017年2月 8日 (水)

ロマンスカー

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、町田。保険組合の健康診断で町田まで行きました。

しかし、午後(15時半~)の検診というのは不思議なもので、注意事項に「6時間以内は食事をしないこと」とある。午前中の検診の場合ふつう、「前日は21時以降の食事は控えること」とかあるのに、ずいぶんと控える時間に差があるもの。朝食をシッカリ摂って、6時間後の血液検査でイマイチな数値が出るのも嫌なので、朝は早めに軽めに摂りました。

午前中に一つ用事があって、そのあと時間が余るので佃島あたりを徘徊してから町田へ向ったのですが、空腹を我慢する代償に往路はロマンスカーの展望席最前列をキープ。

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2017年2月 7日 (火)

大宰府からの小箱

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先日、小包が届きました。九州大宰府の〇〇さんからでした。

遠く九州から時々足を運んでくださったり、数回メールなどでやり取りをさせていただいています。

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包装紙を剥ぐと、

「使って下さい
 プレゼントです」と。


箱の中身は小容量のメモリーカード他でした。同封されていたお手紙もアップしてしまいます。

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こういうお心遣い、本当に嬉しいです。中古カメラ屋冥利に尽きます。

ただねぇ、本来が商いでやってる身ですので、それがどんなに一般的な市場価値が無い・乏しいものでもタダで頂いてしまうのって、少し抵抗はあるんですよね。少しでも気心知れたお客さんなら、そこらへんの感覚は分かるので、今回のようにお言葉に甘えちゃうことも出来るんですけど。

でも、そんな杓子定規じゃない部分も、大きなお店やチェーン展開しているお店とは違う強みかもしれません。いや、強みにしていいのかとも思っています。

というわけで、どうしようもなく机の中でウロウロしている小容量のメモリーカードがあったら送ってくださいね!というお願いのブログ記事では決してありませんので、くれぐれも(笑)

 

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第209回目のテーマは「クラッシックな映画撮影用のフリクションヘッド」です。

こちらから、お楽しみください!

https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine2.html

*閲覧は2017年5月初旬までです。

 

また、長徳先生のFacebookで「我楽多屋にゅーす」の第1回目が2月5日にアップされております→https://www.facebook.com/chotoku.tanaka/videos/vb.100001146291902/1270289053019292/?type=3&theater

2017年2月 6日 (月)

谷中レトロカメラ店の謎日記

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「谷中レトロカメラ店の謎日和」という小説があります。一昨年9月に出版されて、昨秋には続編「谷中レトロカメラ店の謎日和~フィルム、時を止める魔法」が出版されました。

私 二代目にこの本を読むキッカケを与えてくれたのは、常連さんでした。物々交換の品物をいくつか持ち込まれたときに、「これ知ってる?差し上げるのでよかったら読んでみてください」と、1巻目を譲ってくださったのです。

かなり専門的なクラシックカメラのネタが書かれているのに感心したり、専門店ゆえのお店とお客さんの絡みなどに共感したり。また、うちの店ではここしばらくアルバイトさんを雇っていませんが、働いてもらっている時はこんな店ゆえ、家族的な雰囲気で働いてもらいたいと思っていたなぁ~などと懐かしく思ったりしながら、あっという間に読み終えてしまいました。

この小説の作者の柊サナカさんが、毎月の定例会を荒木町の喫茶店で開催しているコシナ研究会のメンバーさんのご縁で、一昨日、我楽多屋にご来店くださいました。

甘えて本にサインをいただいてしまいました。宛名、片方は「荒木町レトロカメラ店」と。

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1巻目は、終わり方が意外にもシンミリとしてキュンとしましたが、気分を入れ替えて続編の2巻目、正直なところ、まだ読んでいる途中です。

レトロカメラ店の利用目的が転売だったり、あまり楽しそうに振る舞えない人は別として、うちの店をご利用くださっている大半の方には楽しく読んでもらえる、カメラ愛や人付き合いが暖かく感じられる小説だと思います。おすすめです。

谷中レトロカメラ店の謎日和」、「谷中レトロカメラ店の謎日和~フィルム、時を止める魔法」ともに、宝島社文庫・定価600円+税です。

 

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