約40年、放置されていたっぽい
検品を始めようとしたコニカC35の底面に電池交換のシールが貼られていました。そのシールによれば、1980年5月に交換した模様。実際のところは、それ以降に電池交換されているかどうかは不明ですが…。
続いて、背蓋を開けたら~上の画像のような状態でした。
このカメラのフィルム室に貼られたモルトプレーンは初期状態のままだと、ご覧のようにほぼ100%の確率で劣化してボロボロになっています。また、装填されたままだったフィルムがサクラカラー時代のものであることも含めて、シールに記されていた1980年の真実味が増しました。サクラカラーからコニカカラーにブランド名を変更したのが1987年ですから。
そうなると…電池蓋を開けるのが少し心配になります。1980年以来、電池交換をしていないとなると液漏れなどが…。
幸い、電池の外装が少し変色していましたが液漏れは無くて安心しました。
で、カメラの状態はどうだったのか???新しい電池を装填してみると、ファインダー内にある露出計の針もいい感じに振れているし、それに基づいて絞りも反応しているようなのだけど、シャッター速度が遅めだと羽根が閉じ切らない…症状あり。これもこのカメラに多い症状ですが。
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