SKETCH-LIGHT
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素材は違えど~かなり似ている形状をしているので、これで金魚すくいをしたくなりますね。これなら破けないから根こそぎすくえますよ…笑。
冗談はさておき、箱に「CAMERA SKETCH-LIGHT」と記されていた、このフラッシュガン。Googleさんでは調べ切れませんでしたが、国会図書館さんのデジタルコレクションで当時の広告を発見することが出来ました。
1935年10月号の「フォトタイムス」に載っていました。岡野製作所というところが製造販売していたようです。
本来はこの下に付ける筒状の部分(多分電池が入っていたりする)があって、ボディのアクセサリシューに装着します。シャッターと発光をシンクロさせる方法は、付属のこのケーブルレリーズありきみたいです。親指で押す赤い部分の横に飛び出ている黒い接点部分と筒状の部分を接続してシンクロさせるようです。
カメラ用(汎用?)とライカ用があって、このケーブルレリーズ式がカメラ用。ライカ用はライカのレリーズボタンの上に被せられるような形状だった模様です。
値段は拾円。キャッチコピーに「危険絶無・操作簡単・絶対優秀」と謳っています。マグネシウム発光器や閃光粉を使う発光手段より安全簡単ということでしょうね。
『フォトタイムス』12(10),フォトタイムス社,1935-10. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1898467 (参照 2024-04-27)
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