我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2021年8月19日 (木)

古い写真

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母親が数年前から「押入れに雑多に仕舞い込んだままの昔の写真を整理して渡すから〜」と話していました。80歳に近づき、今よく言う終活の一環なんだと思います。私も懐かしい写真を見られるのを楽しみにしていました。

先日、コロナ禍のステイホームで兄と私のを分けて整理できたと言うので取りに行って来ました。

これらがそれです。整理ってバラバラじゃん!とビックリした人もいるんじゃないでしょうか?

私は状況をおおよそ知っていたのでビックリしていません。もともと、整理されずに箱の中へそれこそ雑多に放り込まれていた写真が大半なのです。アルバムに貼られていたものも一部あるようですが、兄と私の分を分けるために剥がしてしまったようです。

それについては何の問題もありません。整理してアルバムを新たに作ろうとすると、それがハードルになって整理が進まないこともあるでしょうから。こうして、見える形・手に取れる形で残っていることが大事と思います。

今までこのブログで何度か話題にしていますが、デジタルの時代になって写真を撮る機会が増えても、プリントせずに長年放置する人が多くなっていることが問題だと思います。写真への意識が高くて、データを複数保存したりシッカリ管理している人って、実際は少数派なんじゃないでしょうか。

すると、機械を通さないと見られない画像は、いつのまにかデータが壊れて開けなくなってしまったり、スマホごとや誤ってメモリーカードごと処分してしまったり、、なんてことが十分にあり得るんですよね。これは本当に残念なこと。二度と戻らない子供の頃の思い出写真が無くなってしまいます。

その点、フィルムの時代はプリントするのが基本ですから、失敗写真も含めて意図して捨てない限り見える形・手に取れる形で残ります。

今回、懐かしい写真からいろいろな記憶が甦りました。捨てずに保管していてくれた母親に感謝です。

 

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