国内製造を打ち切るというニュース
昨日4月2日の朝イチ、買取職人が「ニコンが一眼レフをやめるらしいよ。今朝の新聞に書いてた。これから何を売るんだろう?」と言ってきました。
「ん?一日遅れのエイプリルフールか!?」とも思いましたが、厳しきご時世ゆえ現実味があるような気がしなくもない…。
調べてみると、実際は「一眼レフの国内生産をやめる~」というニュースでした。現在唯一のボディ製造を行なっているのが仙台にある工場で、年内をメドにボディの製造をやめてカメラ部品製造に絞るのだそう。そして、D6の製造はタイへ生産拠点を移す計画だとか。
じゃあ、現在国内で製造しているニコンのカメラボディって何なの?と考える人が多いでしょう。なんともう、デジタル一眼レフ最上位機種の「D6」だけなんですって。
その他の一眼レフやミラーレス、コンパクト機はすべて、中国かタイかインドネシアのいずれかで製造されているのだそう。
参考までに、ニコンのウェブサイトに製造国について記されているページがありましたので案内しておきます。
- デジタル一眼レフについては→https://search.nikon-image.com/faq/products/article?articleNo=000042974
- ミラーレスカメラについては→https://search.nikon-image.com/faq/products/article?articleNo=000042325
- コンパクトデジタルカメラについては→https://search.nikon-image.com/faq/products/article?articleNo=000042987
上の画像はイメージで使いましたが、2005年12月発売のデジタル一眼レフD200は「MADE IN THAILAND」でした。
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