内蔵ストロボの仕様が
良く写るフィルムコンパクト機として人気のある、フジフイルムの「カルディアミニ・ティアラ」。
長年カメラ屋やってますので何度となく見て触ってきましたが、今回初めて気付いた機能があります。
内蔵ストロボの下にタッチセンサーがあって、ここに指が掛かっているとファインダー横の赤LEDランプが点滅表示して警告してくれる機能です。
言われてみれば、ストロボの下に他の外装とは別に四角く区切られた部分があって、そこのデザイン自体は理由を知らないまま記憶していました。
実際にやってみると、ストロボ下のセンサー部にカメラを構えた左手の人差し指が掛かると、盛大に赤い警告ランプが点滅しました。でも、そのままシャッター押せばロックが掛かるわけではなく、シャッター切れちゃいますけどね…。
で、このカメラ。それなりに明るい場所でもかなり積極的にストロボ発光させるプログラムになっているようです。ゆえに、ストロボの指掛かり警告を盛大にするのかもしれません。
ただ、スナップ系を多く撮る人にはストロボ発光を嫌う人も多く、そういう人はストロボ未発光モードを選択することになるのですが、このカメラは電源をオフにするたびに未発光モードが解除されてしまうため、それに苛立ちを感じる人も多いとか聞きました。
でも、未発光モードが解除されてしまうのはこのカメラがもともとマニア向けのカメラではないって証拠でしょうね。
最後にストロボ発光部への指掛かりについては、こんな事例があることを思い出しました。何でここに発光部を付けるんだろう??的な→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2010/12/olympus.html
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