セコニック model 21
前々から古い露出計には洒落たデザインのものが多いと思っていました。
でも、それは今、昔の露出計を見て「懐古主義的に洒落てる~」と感じられるデザインのものが多いからのような気もします。なので、当時から「洒落てる~」と受け取られていたのかどうかは微妙です。
さて、今日の露出計は昭和30年代のセコニック製「Model 21」。
これは当時、近未来的デザインとされていたんじゃないかなぁ~と思うのです。勝手に型名の由来まで想像したんですが、「21」は21世紀からなんじゃないか!?と。きっと、違うでしょうけどね。
透明なアクリル部分が表面・側面・裏面に渡ってデザインされていて、その中に弧を描いた指標がどちらの面からも見えるようになっています。これは、反射光式で使う時と入射光式で使う時とで、指標を見る側が違ってくるのを解決する手段なんでしょうけども、そのデザインに近未来的な処理がされていますよね。
と、21世紀に生きている人間が言うのも変かもしれませんが…。
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