プレミアが付いたカメラ
現「買取職人」を名乗る野田康司。その前は「買取名人」、その前は「買取プロ」。そして、ずっと時代をさかのぼって昭和29年4月、神戸のカツミ堂写真機店に小僧として就職しました。
画像のリコーフレックスⅥは、その前年の昭和28年2月に発売されました。
当時かなりの人気商品となって品不足が続いたそうで、リコーのウェブサイトにも以下のような記述がされています。
「品不足でプレミアがつき、カメラ店が銀座三愛で定価8,300円で購入して、当時の相場11,000円で売る騒動になった。企業責任としてさらに設備増強を決意。」(http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/ricoh-filmcamera/cameralist/flexVI.html)
このカメラは買取職人にとって思い出のカメラだそうで、就職後最初の里帰りの時に勤務先のカメラ店から借りて初めて使ったカメラが、このリコーフレックスだったとのこと。
その時にどんな写真を撮ったのか、写真が現存しているのか、今回取材出来ておりません。
さて、この時代のリコーフレックスの特徴は上下レンズがギア噛み合わせになっているのですが、今となってはここが固着して不動になっている個体が多いのは残念なところです...。
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