タナックV3の背蓋に☆彡
過去のブログを検索したら、わりと最近の3年前にも「タナックV3+タナ―50/1.9」を話題にしていました。
日本国内でも幾つかのメーカーがコピーライカを製造していましたが、このカメラを製造した田中光学もその一つでした。
田中光学が製造したコピーライカの最初の数機種はバルナックライカのようなスタイルをしていましたが、このV3は巻き戻しがノブからクランクになって、ちょっと独自なスタイルになります。あえて言うなら、角の取れたキヤノンL1的な見ため。
でも、このV3の前にごく僅かしか作られなったという~ニコンS2に似た「SD」というモデルもあったそうですが、私は現物を見た記憶がありません…。
話をV3に戻します。このボディのレンズマウントは専用バヨネットマウントなんです。後から専用レンズを製造販売する計画があったようですが、実際にはライカスクリューマウント(L39)マウントへの変換リングが付属されていました。なので、画像のタナ―もライカスクリューマウントです。
結局、この専用マウントのレンズは作られることなく、田中光学自体が倒産してしまうんですね。
ここまでは3年前の記事にも書いてあるんで、新しい!?ネタを!なんと、V3の背蓋には下の画像のように星座早見盤が付いているのです(笑)
というのは冗談で、フィルムインジケーターとストロボ用の簡易露出表?が、まるで星座早見盤のようなデザインをしているのでした。
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